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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
最も恐ろしい自然災害
2020年からコロナ対策のため自粛が始まり、それと同時に大気汚染が“初の大幅減少“を見せたことは知っている方も少なくないでしょう。パンデミックが原因といえど世界中で人々の動きが激減し、車やバイクの移動が減った、ビルなど大型施設のエアコンがほとんど使われなかった、工場からの排水が減った等々、様々なことが影響した結果です。人が無駄に動き回らないように努力するだけで温暖化を食い止めることができると証明されたとも言えますね。
温暖化のことに関してよくわかっていないという大人は多く、意外と若者のほうが知識があって、昨今は学生の温暖化対策を訴える活動が目立ち始めました。私達30代から上の世代には温暖化についての情報も少なく、まして教わることなどもありませんでしたから、仕事柄それらの事情に関わる機会の多い人や自ら学ぼうとした人以外は知らないというのも当然と言えば当然。むしろ「温暖化には根拠がない。」という情報もたくさんあった時代でした。
中国から大量に飛来することでも有名なPM2.5も「あぁアレね!」となんとも思ってない風の方をちょくちょく見かけますから、どれほど危険なものなのかをよく知らないということなのでしょう。PM2.5の濃度が高い場所ほど病による死亡者数は高くなる傾向があり、コロナウイルスによる死亡者数でもそれは比例していたと明確になり発表されていたくらい危険なものです。
呼吸により体内に入ったPM2.5は血流に乗って心臓や脳などに到達し、それこそ胎盤で見つかっていることさえあったそうで、身体中が蝕まれている証拠はたくさん報告されてきました。専門機関の研究結果や論文などを調べれば誰でも閲覧できるので調べてみてください。驚くほど悪影響ばかりの調査結果に愕然とするでしょう。
恐れるのは病気そのもので、病気を引き起こす原因はどうでもいいと考える人も少なくありません。大元となっている原因そのものを防いだり回避すれば問題解決となる場合がたくさんあるのに、そこには目も暮れない人が結構いるので話が合わないことが多々あります(^^;) 実の父親もそっちですし。笑
↑たばこもその1つ。リスクが増大します。
そういう方に大気汚染どうこうのネタは一切通じませんし、それによる温暖化の話も「まぁ1人が気をつけたって何も変わらないし」と話が終わってしまいます。しかもそのセリフは正論と言えば正論。
車に乗るのを我慢したり、猛暑の中でエアコンつけるの我慢したり、個人的にめちゃくちゃに負担を引き受けたところで世界規模で見たら微々たる変化でしかなく何も変わりません。それこそ大して暑くもないのにエアコンつけてるあの人やその人に、自分が努力して削減したものをあっさりプラマイ0にされてしまうことでしょう。
正しくはどういう影響なのかを多くの人が知って、多くの人がどういう行動を取るのか…ですから、ただやみくもに我慢して熱中症のリスク隣り合わせで孤独な戦いをするのではなく、大気汚染がどういうデメリットをもつのかを知識として広めることのほうが圧倒的に効率的で重要なこと。大して影響力なんて無いから芸能人のように一気に拡散させることなんてできないけど、それでも1度はブログで紹介してみても良いのかな…と記事を作ることにしました。探偵とは無縁な内容ですが、自分の子ども達が大人になって同じくらいの年齢になった頃に深刻化しているであろう問題ですから、他人事というわけではありません。
ちなみに何も興味を感じない人でも振り向かせることのできそうなインパクトの大きい大気汚染の現実もあります。それは世界保健機関(WHO)による発表で「大気汚染による死亡者数は年間7,000,000人」というもの。WHO以外での調査ではその700万という数字を上回っている880万人という結果もありました。そしてその半数は中国とインドでまさにPM2.5の脅威を裏付けているとも言えます。※日本国内関東圏のPM2.5は6割が国内発生のもの。
6人に1人は大気汚染で死亡するとまでわかってきてるのに未だにその危機感は薄め。日本国内でも年間37,000人の死亡者数を抱えているというのに、視聴者の食いつきが悪いからとメディアでは取り上げることもありません。それゆえに知識は一向に広まらないままで“知らない人“がたくさんいるのが現実。
↑国立環境研究所より。誰でも閲覧可能。
環境庁による1984年(昭和59年)からの追跡調査でも宮城県、大阪府、愛知県をベースにした結果報告書を閲覧しましたが、世界中の報告と同じく「首都圏ほど被害が大きく、地方ほどリスクは低い」と出ていました。また他の調査では、関東の子ども達と地方の子ども達の肺機能の差は実に40%も開いているという結果もあり、運動機能と照らし合わせてみても“大気汚染による影響“が大きいだろうと示唆されています。これだけでもかなりの危険物質、危機的状況とわかる内容。
温暖化対策について「温暖化が始まったら考える」というコメントをいくつか見かけたことがありましたが、それも知らないがゆえの考え方と言えるでしょう。温暖化が進んで一定ラインを超えると歯止めがきかなくなり、人の手ではもうどうにもならないとさえ言われていますから、メディアの拡散力で少しでも知っていたらこんなコメント残さなかったんだろうなと簡単に予測できるからです。
歯止めがきかない一例をあげると、温暖化により北極の氷が溶けることで太陽光線が反射されずに吸収されていきます。氷が融ければ融けるほどそれは加速しますし、そのせいで海水温が上がれば海水の二酸化炭素吸収量が減って、またさらに温暖化は加速します。そして北極圏の永久凍土は融けてしまい、その内部に閉じ込められていた二酸化炭素が一気に放出されることになるのですが、この二酸化炭素の量は現在の大気中に存在する二酸化炭素の2倍以上(1兆8,000億トン)にものぼる莫大な量。
二酸化炭素を吸って酸素を放出するという役割の植物は暑さによって大半が枯れてしまいさらに温暖化が進むことになりますし、暑くなればなるほど海や川の水は蒸発し水蒸気となりますが、この水蒸気も温室効果ガスの1つ…あぁ、もう悪循環が止まらないじゃん(゚д゚lll)って察しがついてしまいますよね。よく見る氷の壁が海へと崩れ落ちていくアレがまさにこの序章ということですから、始まったら…ではなく始まっているんですね(´Д` )
↑酸素を生み出す自然界。命の恩人達!
みんなが生きていけるだけの酸素を供給してくれているのは陸の見慣れた植物だけではなく、半数以上が海や湖、川の中の植物プランクトン。陸の植物達より酸素を吐き出してくれてる量が多いのは水のほうが面積が広いから当然です。しかしそれが初期段階で妨げられて、続いて陸の植物も成長が妨げられ、いよいよ切迫してるなと気付いた時には死のカウントダウン。もはや手遅れ。
海や川を汚す行為も自然のサイクルで浄化されるはずだから気にしない!と言っている人を見かけたことがありましたが、水を汚すことによって当然ながら植物プランクトンは減りますし、そうなれば酸素放出量は減りますから、ただただ自分の首を締めているだけなのです。水生植物を育てる時に水に洗剤を少し流し込んでみたりする実験をやってみれば簡単に実感できること。実は水をきれいに保つことも温暖化対策にはとても大切なことなんですよ(^^)
↑人類より先輩の水生植物「蓮」。
この温暖化の問題はずっと先のことだと思ってた…という人も少なくありません。しかし私達の子どもが大人になって自立していった頃には大きな問題となっているだろうと言われ、20〜30年後のとても近い未来にはひどい有り様になっているかもしれない恐ろしい話なんです。孫の世代には人類が存続できないかもしれないとさえシミュレーションされているくらい切迫していて、それを題材にしつつブラックホール説やスーパーアース説など“様々な説“を盛り込んだ「インターステラー」という映画もありました。少し先の未来を的確に描いている映画でとても考えさせられるけど、ハッピーエンドで終えてくれるので暗い気持ちにはならずオススメですよ(^^)
↑地球はこうなると専門家は提唱済み。
これを招いたのは神ではなく人間。科学の進化が招いた結果なのは言うまでもありません。ですが悲観的になるのはまだ早いです!ここ数十年で人類はとてつもないスピードの科学的進化を遂げてきたわけで、これから先10年でどれだけの進化をするのかも予想できませんから、温暖化を食い止める技術が開発される可能性だって充分にありえます。
現状ではエアコンが排出するCO2を減少させる研究にて“CO2を吸ってエアコンを稼動させることが可能“という論文が一部で話題となっていますし、電気自動車化を進めるのではなくガソリン車をカスタマイズしてガソリン不使用かつCO2ゼロにできるかもしれない研究なども進行中。そのどれもが実現するには課題が山積み状態のようですが、少なくとも不可能ではないことがわかってきました。
iPhoneの開発者スティーブ・ジョブズも最初こそ頭おかしい奴と誰からも相手にされなかったのに「面白い人だな」とたまたま拾われ、好きにやってみると良いと託された途端に超新星爆発のように異形を成し遂げて、革命的なアイテムを生み出してきました。それも短期間の間に次々と!消費者側にしてみれば突然進化して小さな画面だけのPC電話になった…みたいな感じです。
同じように「こんな急激な進化!?」という温暖化対策品が登場する可能性も充分にあり得るわけで、ぼのぼのみたいに「もうダメだぁ〜」と悲観的になる必要はないでしょう。あるいは温暖化対策が完了するまで“しまっちゃうおじさん“に人類がしまわれてしまうのも1つの手かもしれません。笑
↑中学時代から私が愛してやまないぼのぼのくん。
ですが、温暖化を早めるも遅らせるも人間次第ということは変わりません。悲観的になる必要はないけど、楽観的に「大丈夫っしょ!」と無責任な行動が増えれば危機は早まり、救世主の登場より先に人類は絶滅するかもしれません。
過去に大量絶滅を繰り返してきているここ地球では、その原因はウイルスとも気候変動とも言われていて、2021年の今現在そのどちらの危機も直面している状況にあります。コロナウイルスによる絶滅は無さそうだと思えますが、未完成とも言えるワクチンを打って数年後にどんなしっぺ返しが来るのかもわかりません。映画「アイアムレジェンド」ではガンの治療薬のしっぺ返しを受け人類は滅びかけていましたが、ダークシーカーはともかく、あの内容がフィクションじゃなくなる可能性だってあり得なくはないですよね?
↑癌の特効薬によって未知の病気が発症することを題材にした映画。
コロナウイルス感染拡大を回避できていたのは多くの人が自粛して協力し合ったからで、類を見ないくらい感染拡大している今(2021/8)は多くの人が自粛をやめてしまったから。温暖化対策に関しても全く同じことが言えるという根本を忘れてはいけません。大勢でまとまって対策できることを少しでもやっていくことが最大の対策で、1人1人のほんの少しの努力が国や世界全体ではとてつもない効果を発揮できます。
多くの自然災害は局所的かつ短期間ですし、対応策を講じたり備えることで生き残ることができるものかもしれませんが、気候変動においては事が起きてからの対策は皆無。一瞬にして絶滅させられてしまう最も恐ろしい自然災害でしょう。大気汚染、温暖化なんてどうでもいいと考えていた、あるいは知らなかったという方に少しでも「あれ…自然破壊やべーんじゃない?」と変化を与えることができたら記事を書いてみた甲斐があり嬉しいです(^^)
ちなみに植物好きだから推進するわけでもなければ、エコ活動家でもありませんし、仕事柄で車は一般家庭の3〜5倍(3〜5万キロ/年)は乗っています。エアコンは首こり痛になりやすいので苦手ですが、それなりに使います。めちゃくちゃエコ活動を推している!というタイプではありませんから、気をつけてくださいとか偉そうなことを言うつもりはないんです。あくまで「子ども達のことを考えたら…」と身近なところで危機感を覚えている1人に過ぎません(^^;)
次回更新日:9月3日
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