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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!

証拠1つは本当に不十分?

今回は探偵らしいお話をしたいと思います。

相談に来る方々が最も気にすることの1つは「証拠はいくつ必要なのか?」というところ。

これはネット上でも、他探偵社のホームページでも記載されていることですが、「3回以上」という回答が圧倒的に多いと思います。

しかし実際に弁護士に聞いてみたら「1回でも大丈夫」と言われた…と話していた人もいました。

これについて、今回は洗いざらい本当のところを話してしまいます。

判断するのは弁護士さん。

まず初めに、探偵に法律的な判断はできません。証拠を集めるのが仕事であって、それを使って法廷で戦うのは弁護士さんの仕事です。

もちろん探偵も最低限の知識は持ち合わせていますが、「法律的にこうです!」と言い切ることはできないのです。発言して良いのは、あくまで弁護士さんなどの法律家のみ。

探偵が「最低でも3つの証拠が必要です。」と、あまりにも推してくるようなら、それは”営業目的の言葉”と思って差し支えないでしょう。

正しくは「そう知られている」とか「そういう例が多い」といった言い方になります。ここは誠実さがチラつくところでもありますから、まともな探偵か否かを見極める手段の1つとも言えるでしょう。

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証拠を集める理由

そもそも証拠を集める理由を理解していなければなりません。

「浮気の証拠が無ければ離婚できない」という言葉が一人歩きしているように思わされることもありますが、実際はそうとは限りません。

“別れたい”と伝えてスムーズに別れることもできる場合だってあるでしょう。慰謝料はいらないから早く別れたいということであれば、証拠云々なんて関係ありません。

あくまで「慰謝料を請求して離婚したい」という場合に”浮気の証拠”が必要になるということです。

また、浮気を問い詰めただけで白状させることができたなら、それで慰謝料を請求することも可能といいます。

ただし、探偵も弁護士も使わずに、浮気を理由とした離婚をするのはリスキーとも言えるでしょう。

調査は”しらばっくれる相手”への対策。

浮気を問い詰めたところで、相手が口を割ってくれなければ、浮気をされたことにはなりません。

あるいは口を割らせただけでは、後々「無理矢理言わされた」と手のひらを返す可能性もあります。

これは警察の取り調べ等でも起きかねない事象だからこそ、警察も”証拠”を確保するわけですね。

つまり、調査によって得る”証拠”は隠し武器で、相手が「やってない」など抵抗してきた時に初めて振りかざします。

これを出すタイミングや追い詰め方によって、慰謝料や養育費云々などの条件も変わってくるから、弁護士さんに依頼するのです。

探偵である必要は?

調査費用を少しでも浮かせようと、探偵への依頼をせずに、友人や家族に手伝ってもらって調べようとする人達も少なくありません。

しかし、その場合は証拠不十分となることも多々あるそうです。

例えば「ホテルの出入り」を撮影してきたものの、ホテルの場所や名前がわかる映像がない。相手の車の映像情報がない。顔が鮮明ではない。他、いくらでもあります。

プロではありませんから、怪しまれたり警戒されたりすることで、その後の調査は難易度が上がっていく例も非常に多いです。

友人や家族が反対に訴えられるケースもありますから、セルフ調査にはなんのメリットもありません。

理想は、最初から最後まで何も勘付かれず、その上で”必要な証拠映像全て”を揃えること。

ちなみに正規探偵社に依頼した場合なら、慰謝料とは別で調査費用も請求することが可能と言われています。

証拠の数について。

証拠1つでも「やりました」と自白してくれるのであれば、何も問題はないということが、おおよそ想像つくと思います。

しかし裁判では、相手方にも弁護士さんがついて、ダメージを最小限にすべく抵抗してくるのは当然でしょう。

相手もプロです。1つの証拠を突き出してみたところで「一時の気の迷いです。」とワンナイトであったと言い訳してくるかもしれません。

あるいは「金銭のやり取りがあったため」と風俗である、といった逸らし方をしてくることも考えられます。

証拠は1つでも戦えますが、相手の意向次第ではどうとでも抵抗できるので「証拠不十分」とされ、不貞として問えない可能性が出てきてしまうんですね。

1つで充分な場合とは?

とはいえ、証拠が1つあれば充分な場合もあるでしょう。

例えば「今すぐ不倫関係を解消して」と話し合い、離婚はせずに再構築を目指す場合などでは、2つ3つも必要ありません。

あるいは(オススメはしませんが)裁判なしで自ら相手方と話し合い、慰謝料云々の話まで進めてしまうチャレンジャーな方もいました。

メリットとしては、弁護士さんを通さないぶん費用が浮く点や、時間も節約になることでしょう。

しかし、当然ながら”慰謝料の踏み倒し”などのリスクもありますし、最初から話し合いにすらならない可能性もあり、利口な手段とは言えません。

なんであれ、ご自身が何を求めて、どこを目指しているのか?によっては証拠1つでも充分な場合があります。

意見は人によって違う?

最初にあった通り「1回でも大丈夫」と言われるケースもありますし、人により「調査費用の請求は無理」と言う弁護士もいます。

人それぞれ考え方があるので、意見が別れるところでしょうし、そういう発言があっても不思議ではありません。

とある弁護士さんは「面倒臭いからだよ」と本音を仰ってました。つまり、離婚裁判は労力のわりに儲けが少ないから…という意見でしたが、それも人間次第です。

確実に言えることは「慰謝料も調査費用も養育費云々も全て請求してくれる弁護士さん」は実在している、ということ。

誰々です!と紹介することはできませんが、そういう事例がたくさんある以上、「できる」と思って差し支えないでしょう。

痛い目みないための3回

世間一般的に「3回以上」の撮影が必要と言われるのは、それが最もオーソドックスだからです。

1〜2回では反撃される可能性があるけど、3回なら大丈夫だろう…という丁度いい着地点だから、どこの探偵/弁護士でも「証拠3つ」と落ち着きました。

3つ”以上”と言われるのは、多ければ多いほど勝率が高まるから。中には5〜6回の撮影をしてから確実勝利を狙っていく依頼者さんもいます。

反対に1〜2回とケチってしまったが故に、反撃された際に追撃できる追加証拠が無く、慰謝料がかなり少なくなってしまった…なんて例も聞きました。とはいえ、うまくいくケースもあります。

また、これらは”ラブホテルの出入り回数”の話であって、相手宅だったり別居先だったりとなれば、また条件が変わってしまうことを忘れずに。

丁寧なところを探しましょう。

探偵も弁護士も、どこに依頼するのか?によって結果が大きく変わることが少し判って頂けたことかと思います。

やることは同じなんだから、どこに頼んでも一緒でしょ?と思っているのなら、大間違い。プロである以上、腕前は大きくは違ったりしないでしょうけど、モチベーションの差は大きいです。

どんなに腕がよくても、面倒臭がったり、適当に仕事をこなすだけのところでは、結果もその程度。

いい探偵や弁護士を見極める一番の方法は、真剣に考えてくれるかどうか?や、丁寧に説明してくれるかどうか?でしょう。

 

 

 

次回更新日:7月4日

 

 

 

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