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真夏の防災7選
今年は6月中旬から40度近くなったりと、ずいぶんと暑いですね。
植物オタクとしては喜ばしいところですが、夏になるといつも「今、被災したら…」と恐ろしく感じます。
暑い時期も寒い時期も何も起きてほしくないですが、こればかりは選べませんから、どちらにも対応できるようにしてきました。
しかし、どちらかというと暑い時期の被災のほうが避けたいと思ってます。なんせ「対策できること」が少ないし、対策してても熱中地獄は変わりません。
夏の防災対策をしてない人は、さらなる悲惨な日々となるでしょう。エアコンはもちろん、扇風機さえ使えない生活を2〜3日試してみれば、死の危険を感じるはず。
灼熱地獄。
“六道”の地獄界では、まさに灼熱地獄なんて罰が待ってるそうですが、それを生きたまま体験することになりそうな日本の気候。
連日38度が続いていた先々週、エアコンが壊れてしまい、まさに危険さを再確認させられたばかり。
扇風機を制限なしで使えたから良かったものの、これさえも利用できなかったとしたら、本当に病院送りになっていたかもしれません。
有事の際に電気も水道も止まってしまえば、対策できることは本当に限られます。準備をしていなかったまま夏に被災したら、もうどうしようもないでしょう。
そこで、7つほど夏の防災対策を紹介することにしました。
①冷感剤を作る
ホームセンターでも見かける”叩くと冷たくなる”冷感カイロ。あれと同じものを作って、暑さ対策しようということです。
これらを購入しておくのも手ですが、コストや準備数、置き場所の都合など、色々考えると賢明ではありません。
園芸品で肥料としても使われる尿素剤。これの化学反応を利用して、冷感材を作ることができるのはご存じですか?
ジップロックの袋に1対1の割合で尿素剤と水を入れ、できるだけ空気を抜きつつジップを閉じて揉み揉み。
あっというまに冷蔵庫から出した液体のような冷たさになります。およそ20分は冷たさを感じることができるため、強力な助っ人アイテムになるでしょう。
再利用、または肥料に。
使い終えた液体は、なるべく早く乾燥させることで美しく結晶化します。本来なら、エアコンの冷風にさらして結晶を作ったりしますが、それができない環境のため、干しておくしかありません(^^;)
結晶化したら、それにまた水を入れて揉み込むと、再び冷感材として機能します。おそらく永久的に繰り返すことはできませんが、1〜2回の再利用は可能。
または使い終えた水を50倍くらいに薄めて、植物の肥料として使うのも無駄がありません。
※基本的には人体に害がないものですが、濃度によっては危険ですし、飲むことはできません。また、皮膚などに付着することも避けておいたほうが無難です。
②冷感タオルやクールネック
紹介するまでもないと思いますが、水に濡らすことで冷たくなる冷感タオルは活躍すること間違いなし。
しばらく使用してタオルが暖かくなったら、ぶんぶん振り回せば10〜20秒で再びひんやりします。
病院も無ければ、洗い流すこともままならないので、念のため「尿素剤+水」の液体を使うなんてことはしないようにm(__)m
よくみる「防災アイテム◯選」に、保冷剤を用いたネックリングなどを紹介されていますが、それでは1度きりしか使えないので要注意。
給水させるだけで冷却効果を発揮するクールネック(ネックリング)はタオル同様に活用できます。
凍らせるタイプではなく、あくまでも水による冷却効果を活用したアイテムにしましょう。
③USB小型扇風機
小型でなければならない理由は「電力消費の都合」と「どこでも使えること」がメリットだから。
今やモバイルバッテリーは誰でも持ってるものだと思いますが、それを使って動かせる利点は大きいです。
ポータブル電源を備えていた場合でも、バッテリー消費を抑えられるなら、それに越したことはありません。
使う場面が自宅とは限らず、避難所かもしれないし、車上生活も考えられますから、どの場合でも使える小型がベスト。
USBと電池、どちらも使えるものが理想です。どちらか一方に絞るなら、ご自身の生活環境と照らし合わせながらベストな方を選びましょう。
※シガーソケットタイプは使用環境が限られるため、避けたほうが無難。
④霧吹きスプレー
水を入れて体に吹きかければ結構な清涼感があるのは誰でもご存知でしょう。扇風機と併用すれば効果抜群なので、オススメ。
ちなみに我が家では普段から次亜塩素酸水を使用しているので、これを吹きかけて、除菌消臭も同時にできれば…と考えてます。
次亜塩素酸水は、アルコールでは除菌できないもの(ノロウイルス等)も殺菌できる優れもの。ただでさえ衛生環境も悪くなりがちなのが被災生活ですからね。
注意すべき点は次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別物であることをしっかり認識して、間違えないようにすること。
次亜塩素酸水は口に入れても無害な殺菌剤ですが、ナトリウムのほうは有害な塩素系殺菌剤。似て非なるものですから、しっかり覚えておきましょう。
⑤バッテリーは命綱になる可能性大!
夏に限っては、もはや電力の蓄えなしで暑さを乗り切るのは厳しいもの。消費電力を考慮して、我が家は小型エアコンまでは備えてませんが、扇風機はかなり助かると思ってます。
ゆえにポータブル電源は重要になってくるでしょう。複数備えてはいますが、同時にソーラーパネルも準備しないと厳しいため、コストはかかります。
こればかりは仕方ないところなので、意を決してポータブル電源は準備しておくことを強く推奨します!
スマホ充電と小型扇風機で1〜2日しか持たないであろうバッテリー容量で良いのなら1〜2万円で購入できますが、中型になれば10〜30万円と高額。
気温40度オーバーが当たり前になっている現代では、生死の別れ道となるほど重要なアイテムといっても過言ではありません。
太陽光パネルも一緒に揃える。
太陽光パネルは最低でも200W以上の発電は無いと話にならないため、3〜5万円は覚悟しなければなりません。
しかし、これが無ければ「バッテリーを使い切ったら終わり」で、ポータブル電源を備えた理由自体がなくなります。
普段使いなら自宅のコンセントを使えば良いだけの話ですが、有事の際にはおそらくそうもいきません。
ただしオール電化の家であれば、発電中にパワーコンディショナーにコンセントをさして充電可能。蓄電池を備えていなくとも、ポータブル電源が代替え品として機能してくれるでしょう。
そういった意味では、ポータブル電源のみでも調達しておけば安心と言えますが、自宅屋根に太陽光パネルを乗せていないのであれば、必須アイテムです。
⑥廃バッテリーのリサイクル
車のバッテリー交換の際、あえて古いバッテリーを残しておき、それをポータブル電源の代わりに使うこともできます。
これならコストは大してかからないのですが、充電するにはコンセントを用いたバッテリー充電器か、車の発電を利用するしかありません。
車の発電を利用したければエンジンをかけなきゃならず、そうすればガソリンも消費します。つまり利口な方法とは言えないため、今回は「使い切り用」として紹介しました。
もちろん色々と道具を揃えれば、ポータブル電源同様に、有事の際でも充電する方法はいくらでもあります。
⑦空間を狭めて効率化
例えば、窓付けエアコンやポータブルエアコンなどを利用できるのなら、家の中にテントを張りましょう。
空間の限られたテント内に冷風を送り込むように工夫するだけで、パワー不足でも効率的に冷やすことができます。
ちなみに除湿機の場合は、除湿機本体が熱を発することが多々あるので、工夫必須。うまくやればテント内だけでも冷却できます。
機械を中に置いて稼動させても、湿度は下ががれど気温はプラマイゼロ、または気温のみ少し上がりかねません。
空間を狭めて冷却効果を活かす方法は覚えておいて損はないと思います。
ドレン水も利用する。
もしも電力のみ普及している状況だったり、あるいはポータブル電源や蓄電池を使ってエアコンや除湿機を使えたらなら…の話です。
その場合、空気中の水分をエアコンがホースから排出していますよね。それをドレン水といいますが、これはバケツ等に回収して再利用しましょう。
ちなみに無色透明で澄んでいるからきれいに見えますが、機械内を通ってきているため、飲んだら危険なもの。飲食以外で活用してください。
あまり、あれもこれもと紹介するのも良くないので、最低限の紹介となりましたがいかがでしたか?
ポータブル電源は高額ではあるものの、いざという時に必ず救いになるものです。小さくても無いよりは良いので、最低限”充電しながらでも利用できる”ものを選びましょう。
また、水分も通常の倍は必要になりますから、最低でも水は保管しておいてください。無駄になるものではないので、買わない理由なんてないはずです。
今回は夏らしく、夏の防災にスポットしました。
関連記事は下記よりご覧くださいm(__)m
ペットボトルの期限の話や廃バッテリーの活用法、アウトドアでも使える道具の紹介まで様々な話をリスト化しました。
次回更新日:7月11日
【アイビー探偵】
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