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車のドアを便利化計画

子ども達を公園に連れていけば、大人は暇を持て余します。ついて行って面倒を見てあげなきゃいけないのは、せいぜい幼稚園児くらいまででしょう。小学生にもなれば、遠目で見守っている程度で充分。もちろん子どもの性格や、教育概念にもよって変わるでしょう。

2020年に始まったコロナウイルスのこともあって、より密集を避けるようになりました。そうして人との距離が取りやすい広場などの公園がこれまで以上に活用されるように。

元々そういう広々したところのほうが好みなので、車から子ども達を見守りつつ、夫婦でコーヒータイムなんて過ごし方をしました。基本は椅子やテーブルを出して…”なんて目立つことはしてません(^^;)

我が家の車はハッチバックのドアが横開き。なのでバックドアを目隠しにプライベート空間を確保して、荷室入口(リアバンパー)に腰掛けてお茶タイム。これが日常的です。

ここにテーブルが欲しい!

これまでは私と妻の間(リアバンパー)に飲み物を置いたりお湯を沸かしたりという感じ。だけどバッグドア自体にテーブルがあれば、もっと便利!

ちょっとコーヒーやお茶を飲む程度なので、大きなテーブルである必要はありません。お湯を沸かして、コップを2つ置ければ良いだけのスペース。テーブルも折り畳めれば、普段は邪魔にはなりません。

その程度ならネジで打ち込むだけで強度は充分。同じように「車に木材を打ち付けたい」と思ったことある人、結構いるのではありませんか?

内装に本物の木材を使いたい。初めて自分の車に乗り出した頃から、ずっと思ってました。なんせ初めて買った車も「クラシック調レトロ」なデザインだったので尚更。

好みというのは歳を取ってもなかなか変わらないものですね!というわけで、クラシックカスタムの我が家の車をさらにクラシック調にすることにしました。テーブルや小物置きを追加して、さらなるクラシックなアウトドア仕様を目指します!

まずは内張りを剥がします。

内張り剥がしという工具を使って、テコの原理で簡単にパコッとはずせます。ドア内張りやピラーなんかと全く同じ。あれ?真ん中だけグリーンじゃん。と気付いた方は鋭い!そう、グリーンだった車をカーキベージュに塗装し直した車なので、内張りを剥がすと元々の色が露出するんです。作業には全く関係ないのでスルーしてください(^^)

そして剥がした内張りに合わせて木材をカット!ここで、どんな木材を使うか迷いに迷いました。丈夫さ優先か、オシャレ度優先か。仕事しながら1週間悩み抜いて、オシャレなOSB合板に決めます。

理由はいくつかありました。失敗する可能性もあるから、最初は安い素材が良かったこと。ネジの打ち込みが楽なので、テーブルやその他の取り付けが容易であること。なにより、我が家の車体カラーに溶け込むこと。

そして根本。交換する数年後にそれまでの経験で再び納得のいく木材選びをすれば良い。つまり「2作目で完成形を目指す」ため、今回は実験的な意味合いのほうが強かったのです。

ジグソーで内張りと同じ形にカット。

ジグソーという工具を使って内張りと同じ形にカットしていきます。剥がした内張りをあてがえば簡単に型取れますから、そんなに難しい作業ではありません。

内張り固定用のリベットピンがある位置を参考にしながら、OSB合板にも穴を空けておきます。穴はネジ留めする時に必ず必要となるので必須作業。

ちなみにジグソーの背景がOSB合板。木材の破片などを接着剤と圧縮により作ったエコな板。オシャレですが、見た目通りなめらかではない表面なので、幼児のいる家庭では考えものかもしれません(^^;)

トゲも心配ですが、接着剤を使っているということで水に弱く、ホルムアルデヒド(ハウスダストの一種)も多少なりと発生しています。なのであまり大きな物を作る時や、広範囲の壁面などにはオススメできませんね(^^;) 今回は車、しかもドアの一部ということもあって利用しました。

テッテレ〜♪ハンドナッター♪

内張りを固定しているのはプラスチックのリベット。しかしこれで重量のある木材を固定することはできません。ボディー側にリベット用の穴は空いていますが、ネジを留められるわけもないし、どうしようか?穴は無視して全く別の固定方法か?

この「木材の固定」という部分が悩みの種で腰を重くして、構想から2年も取り掛かることができませんでした。今回踏み出したのは、勝算があったから!

それがハンドナッターという工具。これはネジ穴のない場所に、ネジ穴を作る道具。特に鉄板など、受け側がネジの長さより厚みのない場所に有効。1cmの鉄板に8cmのネジを打ち込んだって、不安だらけで意味ありませんよね?そういった場面で活用します。

必要サイズの穴を空けて、そこにナッターを使ってネジ穴のパーツを固定してしまう画期的なアイテム。まさにドラえもん的「テッテレ〜♪」というサウンドがピッタリ!笑

ナッターでM5ネジ穴を作成。

元々は内張り用リベットのための穴ですが、ここにM5サイズのナットネジ穴を埋め込んでいきます。サイズは車によって違うと思いますから、ご自身の車のリベット径を要確認。

リベット径は大体同じサイズだと思うので、大抵の場合はM5〜M6でしょう。M4は強度不足が囁かれるのでオススメしません。

あとはOSB合板にあらかじめ空けておいた穴を利用して、M5ネジにて固定。食い込み防止に念のため、大きめのワッシャーを使ったほうが良いかもしれません。

ネジの「M」とはネジの外径を示しています。M5であれば太さ5mm、M8なら太さ8mmのネジということ。

とりあえず板のみ取り付け完了。

ベースとなる板は左右と下はピッタリに採寸しても、上(窓の方)は微調整が必要かもしれないと思ったので少し大きめにカットしていました。案の定、実際に組み上げてみないと気付かないような内張りとの干渉が見つかります。あてがって線を引いて、板を取り外してからカット、研磨。そして再度組み上げて確認。

面倒くさいけど失敗して材料を無駄にしたり、1から作り直す羽目になるよりはマシです。完成に近ければ近いほど、横着せずに確認を重ねたほうが安全に進められますよ(^^)

テーブルやその他を取り付け。

板を固定できたら、あとは目的のテーブルを取り付けたり、好き勝手にアレンジ。取り付ける物や位置など、かなりセンスを問われるので、慎重に進めていきたいところ(^^;)

折り畳み式の棚受けは探し回り、 2,000円程度で買えました。ブラックで統一したかったのですが、ホワイトしか無くここは妥協。いずれ黒塗りするか、ブラックを探し出します。

アイアンフックはアウトドアで小物を引っ掛けておくために。右下の扉用取手は、アイデア次第で使い道を広げられるようにと選びました。カラビナを使ってゴミ袋を設置したり、にこ会長ぎん専務のリードの留め具にしたり、その時々です。

もう馴染んでます。

左側はこれから追加で何か取り付ける予定ですが、スケジュールの都合で一旦後回し。今の状態でも、テーブルなど便利に活用できていますし、もはや無かったことが信じられないくらい、当たり前に活躍中。え?これ、ずっと前からあったけど?みたいな感覚です。笑

窓(リアウィンドウ)の所にも実験的にパネルを取り付けていましたが、安全かつ便利とわかったので、今回一緒に更新しました。ドアを閉めても干渉しないことを確認しながら、内張りに合わせて木材カット。内張りの内側(中側)からビス留めしています。

コーヒーやお茶の入ったボックスや、フロスケアなどの小物を収納できていて、これまた便利!あまり重量のある物は置けませんが、普通の生活用品程度ではびくともしない安定感。

普段の光景。

普段、こんな感じでリアバンパーに腰掛け、子ども達を見守りつつ夫婦でティータイム。あまり人から見られたくないから、バックドアが目隠しになるように駐車位置は選んでます。

強風時は風避けとしても利用できるし、横開きのバックドアってアウトドアではメリット多いんですよ(^^) イタリア軍やフランス軍、インド軍が採用しているスズキのジムニーも同じアウトドア仕様車。横開きで似たようなDIYができるはずです!

面倒くさいから普段はサクサクッと作れるDIYばかりですが、今回はわりと真面目に挑みました。笑

これ、いいじゃん♪ と参考にもらえることがあれば記事にした甲斐があります。もちろんバックドア以外でも活用できるやり方ですので、アイデア次第で幅は広がりますよ!

車を乗り潰す(下取り売却は考えてない)前提のDIYになります。いずれ車の売却をしたいと考えている場合は、ナッターによるネジ穴取り付けはしない方が賢明でしょう。とはいえ、このカスタムを欲しがる人も多いので、むしろ価値が高まる可能性も。

今回使った工具。

①ジグソー

②ハンドナッター

③電動ドライバー(穴あけドリル)

④マルノコ(大きくカットする時)

⑤オービルサンダー(研磨器)

⑥レンチ

⑦ドライバー

必須アイテムは②のハンドナッター。

工具を新調する人はナッター以外は手作業にして経費を浮かせることも可能です。ですが大変なので、今後も使えるよう工具を揃えてしまうのも一興でしょう。もし一度に全て揃えるとしたら4〜5万円程かかってしまいますが、それでも業者依頼よりは安い!!一部だけ揃えるのも手でしょう。

さらに材料費は下記の通り。

OSB合板 2,500

・ハンドナッター用ナット 980

M5ナットやワッシャー 500

あとは何を取り付けるかによって変わってきますが、専門業者の見積もりは1520万円。取り付ける物や材料の種類によってさらに上がります。木板取り付けだけでも10万円程でしたから、やはり全て新調してもDIYが最も安上がり!

同じく、クラシック調。レトロ調。車に木材を使った「ホッとする空間」「便利な空間」を目指す方の参考になれば幸いです(^^)

 

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次回更新日:12月30日

 

 

 

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