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カーキ色とは?
ちょっとした言葉を発したら相手にとってはうざったかったのかバトルになること、ありますよね?我が家でもある日「カーキ色」がカーキ色ではないことについて私が意見したところ、奥さんがバトルを仕掛けてきました!
妻「うっせー!どっちでもいいんだよ!」
私「いや、混乱の元だっていう話を…」
妻「世間ではこれがカーキなの!」
私「前にちゃんとした表記もあったから、それが混乱の元…」
妻「うっせ!」
私「混乱の…」
妻「ハゲ!!」
私「………。」
妻「ハゲ!!」
私「ハゲてねーよ(ꐦ°᷄д°᷅)剃ってんだよ!」
っていう子どもみたいなバトルです!笑いながらのおふざけバトルだからガチンコ夫婦喧嘩ではありませんよ。心配なさらずm(__)m笑
所詮、男はバカもの。笑
ただ、さすがに「ハゲ!」という暴言で、私の眉間にはシワが寄っていた様子。これはマズい!と思ったのか、妻はコロッと表情を変えて「嘘だよぉ〜」とドラマの尻軽キャバ嬢みたいに腕に抱きついてきて誤魔化し始めます。
そんなんで誤魔化されるわけねーだろ。という想いに反して、ムッとした感情が鎮まっていくのを感じ「そうか、だから男はバカなのか!」と悟ったあの日。笑
旦那さんを怒らせてしまった時は腕に抱きつけば丸くおさまると思いますので、女性特有の技でうまく納めてください。奥さんを怒らせてしまった男性は家の生活費ではなく“自分のお小遣い“で外食に連れて行くかスイーツを買ってきましょうね!
ではそろそろバトルの根源で、本題の「カーキ色」に話を戻します。時代は回る、流行は戻ってくる、なんて言葉の通り近年また流行っているMA-1ジャケット。他にもミリタリーテイストなシャツやバッグなどがよく店頭に並ぶようになりました。
奥さんのMA-1ジャケット。これは何色?
お店でもネットショップでも、どこでもこの間違いを見かけるのですが、これらの色は「モスグリーン」とか「ダークグリーン」と呼ばれる系統で、決してカーキ系ではありません。
しかし、こういった暗めのグリーンを間違えた認識で「カーキ」と表記している商品がたくさんあり、はたまたカーキを「カーキ」と正しく表記している商品もあり、非常に混乱します。
ネットショップでサンプル画像が無くカラーだけを選択する場合なんかでは、ギャンブルみたいな感じになってしまってますね(^^;) カーキが欲しくてカーキを選択したらモスグリーンだったり…ちゃんとカーキ色が届いたり。
じゃあカーキってどんな色なの?ということになりますが、簡単に表現するなら「砂漠の色」で、黄色みがかったカラーが正解。砂漠や荒野、枯れ葉がたくさんある場所と同系色の“黄色みがかったベージュみたいな色“がカーキ色なのです。
カーキ色のカーハート/ワークジャケット。
そうだよね!カーキってこれだよね!と再確認になった人もいるはずですが、これがカーキ!?嘘でしょ!?となっている人もいるはず。一部のアパレルブランドが勘違いしたままカーキとして扱ってしまい、それが定着してしまったのが原因だと言われています。
勘違いの大元は米軍(アメリカ軍)からの輸入品。以前までは米軍の戦闘地域と言えば“森やジャングル“がメインだったのですが、それが突然“砂漠“がメインの地域が主流となってしまいました。
米軍は一斉にモスグリーン系からカーキ(砂漠色)系へと装備を一新。余り物のモスグリーン系の装備を仕入れる時、現地での会話で「このモスグリーンをカーキと言っているのかな」と勘違いしたのが元。なんて話も聞いたことがありました。その一部始終は誰が見てたんだよ?って思う内容だけど、こういった勘違いは輸入アルアルみたいですね(^^;)
最近はモスグリーンとカーキのコンビネーションも増え始めたそうです。日本だと森もあれば河原などの砂地もあり、春秋では緑と枯葉が混色。そのためモス&カーキは向いている国ですね。
モス×カーキのクリプテック・ハイランダー
おそらくまだカーキの色が頭に入ってこない人もいるでしょう。だってあれベージュじゃん!なんて声もよく聞くので(^^;)
たしかにベージュにかなり近い色ですが、カーキ(KHAKI)の語源を調べてみても「土埃、砂埃」を意味していて、やっぱり“砂の色“を意味していることがわかります。
対してベージュを調べてみてもベージュはベージュ。茶色と白を混ぜたようなクリーム色…ということしか出てきません。おじいちゃんの腹巻き色、おばあちゃんの下着色、と言えばわかりやすいでしょうか。濃いめのカーキがベージュと言えるでしょう。
これはベージュ、これはカーキというのはそれぞれの解釈で問題ないでしょう!カーキとモスグリーンくらい差があるのは問題ですが(^^;)
カーキベージュ(中間色)のヘリンボーンパンツ
正直言って私的にも、カーキでもモスグリーンでも呼び方はどっちでも良いです。カラー事情に対してはそんなに気にしていません。
しかし、名前とイメージしてるカラーが違って会話が成り立たないことを何度か経験しました。商品としてもカーキと書いておきながらカーキじゃないじゃん!と勘違いさせるような曖昧な表記は困るんです(^^;)笑
もし「日本ではモスグリーンをカーキ色って表記します!」と全ての商品でまとまって統一してあるのなら不満はありません。だけどカーキを注文したらモスグリーンが届いたり、時にはちゃんとカーキが届いたり。非常に困ります。
幸いモスグリーンも好きだから「まぁ、これはこれで使えるか。」と間違いを飲み込めてますが、時々「このアイテムでモスグリーンって…」なんて困ることも。黄色を注文したのに緑が届くようなものですよ(-.-;)笑
再び奥さんのMA-1
ところでMA-1ってミリタリー系なの!?という人も時々見かけますので、こちらもついでに少しだけ紹介しておきます。
これは元々、米軍の戦闘機パイロット用の防寒ジャケットとして開発されたもの。過酷なメーカー競争のすえ、アルファインダストリーズというメーカーが実物のMA-1ジャケットの製造を担当したことで知られています。
戦闘機パイロットが着るジャケットだからフライトジャケットとも呼ばれ、氷点下になる上空で凍えないようにと防寒性はかなり高いもの。狭いコックピットの中でも動きやすいように設計されている優秀なジャケット。
※一般的なアパレルブランドから販売されているものは、あくまでレプリカです。
軽量化されたMA-1ジャケットの前は、革製のG–1というフライトジャケットが長年使われていました。トップガンという映画でトム・クルーズさんが着ていたことや、歴代アメリカ大統領が着ている写真が必ず出てくることでもよく知られています。
実物G–1フライトジャケット
上の写真は実際のG–1で「革ジャンは好きだけど着ないから…」と譲ってもらったもの。レプリカでさえ高額なのに入手困難な実物を譲ってもらえたのには頭が上がりません。実物ということはこれを着て上空を飛んでいたパイロットがいたということで、それを考えると少し不思議な感情になります。
シリアルナンバーから詳しく調べてみたら1975年製造の個体だったので実に45年も前のジャケットだと判明しました。柔らかく丈夫なことで知られるゴートスキン(山羊皮)を使っていて、脇にはベンチレーション(通気口)があるので空気を逃してくれて蒸れにくいのも特徴。
首元が寒い時に立てると防寒性抜群のエリ部分はアクリルボア(もっと古いモデルは天然ボア)、だいたいの物はすっぽり入ってしまう大型ポケットなど充実装備。こちらもコックピット内で動きやすいように設計されているだけあり、革ジャケットの中ではこれほど窮屈さの感じないものは他に無いと思います!
ライダースは窮屈だけど、これはこれでイイ!
ライダースは密着し、風が吹き込まないように作られていることで、暖かさを保ちます。G1とは根本的に違うので比べるものではありませんが、やはり窮屈さは否めません。でも個人的には革ジャケットが好きなので、どちらもよく着てます(^^)
友人夫婦は、奥さんがMA-1、旦那さんがM-65というジャケットの組み合わせで、夫婦でミリタリーコーデにしていました。全く同じ服を来たゴリゴリのペアルックは好みではありませんが、背景が見え隠れする“実はペアコーデ“はスマートでオシャレだなと感じさせられた一幕(^^)
うちの奥さんは低身長でバストがあるため、どうしても太って見えがち。MA-1のようなジャケットを着ると尚更そう見えるから嫌なんだそう。たしかに6パックだった時でさえ、着太りしていました。そんなわけでMA-1をあまり着ないので、なかなか同じようなペアコーデにはなりませんね。笑
カッチリした男らしさを感じさせるM65。
M65の前モデルが、踊る大捜査線で青島くんが着ているM51です。あれもモスグリーンが印象的ですが、やはり「カーキ」と呼んでいた人がいましたねー。笑
M65もモスグリーン色が基本ですが、写真はアパレルブランドのレプリカなので、軍隊臭さを感じないもの。青島くんのとはずいぶん違って見えるでしょう。
モスグリーンとカーキも本来、印象が全く違うものです。同じアースアラーと言えど、やはり緑と黄色では別物。この間違いをどこかで正す、あるいは統一してほしいと密かに願っているアイビー探偵でした。笑
次回更新日:1月22日
【アイビー探偵】
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