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【リアル】疑心暗鬼

相談時に状況を聞いていても対象者に怪しい気配は無いと感じる我々…もちろん無意味な調査になりかねないので、調査ではない方法(当人同士で話し合いや、何か探りを入れてみるなど)を勧めてみますが、依頼主がそれでも調査をやると言えば調査を行います。

先日もそういった案件がありましたが、依頼主が怪しいと言い切る5日間…監視、尾行を続けても何も怪しい気配は無く、パートをかけもちしながら黙々と頑張っていました。
仕事中も黙々と真面目な勤務…
仕事終わりは毎日、買い出しやリサイクル品(ペットボトルのフタ)で地道にポイントを溜めている様子…
なんだか応援したくなる対象者でした。

結局何も怪しい動きはなく、その一連の流れを映像と報告書で依頼主に確認してもらって、依頼主も納得した様子。
考えすぎだったかなぁ…なんだか悪いことしたなぁ…と映像を観ながら呟いてました。

1度疑い始めると何もかもが怪しいとしか思えなくなる心理も判ります。
そういったお客さんには一呼吸置いてもらうために何かアクションを起こして反応を見るよう促したりもしますが、不安に駆られすぎてしまっている場合は聞く耳持たずで、すぐにでも調査を開始せざるを得ないパターンもあります。
疑心暗鬼は冷静さを欠いてしまうもの。
疑い始めた時は、思い切って本人に聞いてみるのが一番かと思います!

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