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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!

メドゥーサとのお付き合い

ギラリと光る目を見ると石にされてしまうなんてギリシャ神話に登場する怪物「メドゥーサ」。未だかつて私は気になったことないけど「メデューサ」という発音もあるそうですよ!どっちでも良いですよね♪笑

髪の毛は毒蛇で、猪の歯や黄金の翼、青銅の手を持つという訳の分からない感じらしく、極め付けは海の神ポセイドンの愛人!

いや、神の愛人ってギリシャ神話はよく知らないのでこんな細かな設定が必要なのか謎ですが面白い発想ですね(^^;)

神々のバトルを描いた映画(タイトル忘れました)でも神同士の不倫や嫉妬がギリシャ神話通りに描かれていましたが、特殊能力があるだけで醜いところが人間と一緒なのは少しガッカリした覚えがあります。これが神かぁ崇められないなぁみたいな(^^;)とにかく調査対象者として依頼されたら間違いなく追跡できないことだけは確信!笑

そんな神々の1人ポセイドンの愛人だと言われるメドゥーサですが「彼女に見られると石にされてしまう」とか「彼女と目を合わせると石にされてしまう」など微妙に意味が違う情報ばかり。元々は「見たものを恐怖で硬直させる」というだけだったみたいで、長い年月の中で現在の「見たものを石に変える」と変化したみたいです。

なんでメデューサの話!?と不思議に思ってる方もいらっしゃるはずなので、そろそろ本題へ。子どもの頃にたまたまテレビで観たメデューサと人間の対決シーン。まだ何も知らない子どもの頃の私には衝撃的なシーンばかりで、全く勝てる気がしないメドゥーサとのバトルが脳に焼き付いてしまいました。小学生〜中学生くらいまで長いこと「どうやったら勝てるのか?」を考えていたというなかなかの暇人ぷりを発揮し、私なりの結論は「大口径の遠距離狙撃」が最もスムーズというところへ行き着きます。笑

ずいぶん長いこと考えたわりに結局それかいっ!と自分でツッコミたくなりましたが、どう考えても接近戦は厳しい!とにかく厳しい!一見するとメドゥーサの天敵っぽい盲目最強サムライ「座頭市」でも、毒蛇の頭と青銅の手をもつメドゥーサ相手では勝ち目が無さそう。

近距離がダメなら中距離で弓矢やライフルかな?とも考えましたが、それなりにヤバそうだし、見つかれば接近戦になることでしょう。そもそも中距離でも目を合わせる確率高いですし(;o;)

じゃあ遠距離から、メドゥーサの横顔を撃ち抜くしか無いんじゃん?と考えていた中学生頃。ちょうどスタジオジブリ「もののけ姫」でエボシ御前が神殺しをやってのけるシーンを目撃!そこでもシシ神様を狙撃(?)で仕留めていました。え、なんでシシ神様を撃っちゃうの?と色々思うところもありましたが、メドゥーサを敵に回した時のシミュレーションの参考にはなりましたねー(^^;)

とまぁ、メドゥーサとは長い付き合いなので、エアプランツの「ティランジア・カプトメドゥーサエ」に出会った時は思わず買ってしまいました!笑

対決方法ばかり考えていたくせに、出会った時には敵意じゃなく興味しか湧きませんでたくさんの種類がある中からメドゥーサに似ているからと名付けられたカプトメドゥーサエを購入。

えぇ!?まさかのエアプランツの話!?前置き長っっ!!って自分でも思いましたよ。笑

カプトメドゥーサエ1

初代カプトメドゥーサエ。

小学生の頃に毎年登山していた富士山。当時は規制前だったので、そこから溶岩石を拾ってくることができました。そんな正真正銘富士山の溶岩石を土台にして、着生植物の特徴を活かし根を張らせようと頑張ります!

数年経っても根は張りませんでしたし、後から家族に仲間入りしたキジトラ猫のにこ会長のいたずらによって傷だらけとなり、やがて枯れてしまった初代。

ちなみに数年間は植物ライトによる育成。太陽光に当てる場所に悩み、結果的に植物ライトに頼ってオブジェ化してましたが、大きくなることはなく同じサイズ感のまま月日が経ち、変化と言えば葉先がくるりんちょとカールしたりトリコーム(銀色の毛)が増えたり。

トリコームの濃さはある程度、水やり具合で調整できます。他のエアプランツで実験済みですが、霧吹きによる水やりを週1〜2くらいにするとトリコームは濃くなって銀色っぽいエアプランツになりました。空気中から水分を取り込もうとするため、そうなるようです。

寺島家のエアプランツは基本、銀色仕様() 毎日霧吹きしてもらわなきゃ生きていけない〜ってなるより、ある程度自分で、そして生命力強く生きてもらいたいのでちょっと厳しめに育ててるんです。見た目的にもトリコーム濃いめの銀色ボディが好み。触り心地はサラサラした感じになりますよ(^^)

二代目カプトメドゥーサエは、にこ会長の手が届かない窓際に置いておいたらグングン大きくなっていきましたが、ある日、なんだか得体の知れない物体をニョキっと生やしていて「∑(Д)」と驚きつつ、恐々近寄って観察。

触手じゃないよね?これ、実は宇宙人でニョキニョキ触手伸ばして何か企んでるとかそういうのだったらどうしようマジで怖いんですけど(゚дlllなんて大の大人、それもハゲおやじがビビりながら窓際のカプトメドゥーサエをじーっと観察。とりあえずにこ会長の食事台に置いて証拠写真をパチリ。

カプトメドゥーサエ2

↑ What is this?

植物男子のくせに知らないの?と笑われそうな話ですが、お目にかかるのは初だったので本当にナニコレ珍百景を見るように、上から下から横から、舐めまわして見てました!笑

そうです。穂状花序(スイジョウカジョ)というエアプランツの花芽のようなもので、隙間からパッカァ〜ンと小さな花がいくつも出てくるんですね。花が出る前の準備段階、いわば発射台の製作中だったようです。

面白いやら怖いやらの神秘的な姿にひたすら見入ってしまって、妻から「何してんの?」と突っ込まれるまでメドゥーサとイチャイチャ。花を咲かせるってことはきっと体力の消耗も激しいだろうし、これまで以上に気を使って霧吹きを増やします。2月中旬の話。

しかしカプトメドゥーサエとの付き合いは初代も合わせてもう4〜5年くらい。花が咲きそうな気配は未経験だったけど、今までと何が違うんだろう?命の危機を感じて慌てて子孫を残さなきゃと花を咲かせるのか、あるいは環境がマッチして健康で体力的に「なんだかいけそうな気がする〜♪」から花を咲かせようとしてるのか

初代と扱いが違うのは窓際の明るい場所という点と霧吹きの回数が多かったくらいでしょうか。霧吹きの回数は常に週1〜2回だったのを週2〜3くらいをベースにしてましたし、エアプランツには必須の水泳訓練もまぁまぁ頻度を多くしてました。なんならメネデール希釈液の中で水泳させてたことも。

水泳訓練とはソーキングという「水の中にプカプカさせる」エアプランツ特有のあれのことです。月に1回は水の中につけてあげる必要があるそうで、沈めてあげるべき!なんて情報もありますが、私はジョウロやコップにポイッチョしてぷかぷかさせてます。のんきに泳いでるみたいに見えたから「水泳」というイメージがついてしまって、私の中ではソーキングはエアプランツの水泳訓練てことになってます(^^;)

カプトメドゥーサエ3

半月後の様子。3月。

楽しみに観察していると毎日チェックしてしまうから気付きにくいけど、こうやって写真で見ると明らかに伸びてますね!どう見ても触手に見えるけど、これ本当に宇宙人じゃないやろな?

もし自分が宇宙人なら必ず擬態化して、人々の見慣れたものになりすまします。フィクションとして映画などでも人になりすます宇宙人とかいるけど、これ本当にあっても不思議じゃないじゃんっていつも感じてました。細菌やウイルスの問題があってそう簡単に過ごせないかもしれないけど、何十年も前から、何百年も前からなりすまして共存していたのなら抗体はできているだろうしバレなければ「いないもの」として認知されて、ますますバレないで過ごせるし考え始めたらキリがない!やっぱりコイツは宇宙人か!?

正常なティランジアです。

カプトメドゥーサエ4

4月になると紅っぽくなった。

まさかの2ヶ月後です。まだ触手(穂状花序)を発育中。長いまさかこんなに長いなんて!花はいつ咲くんだ!?これだけ焦らすんだから、よっぽどきれいな花を咲かせるんでしょうね(^^)

今までは花が咲く気配がすれば早ければ翌日、遅くても1〜2週間後には咲くみたいな一般的な花ばかり育ててきましたから、2ヶ月も経過してくると「大丈夫なのか!?」と不安になります。ですが、この2ヶ月という期間はティランジア(エアプランツ)にとっては極普通の時間のようですね。

そんな慎重に発射台(穂状花序)を製作するなんて、やっぱり発射するのは強力な武器ななか!攻撃してくるのか!?ティランジア・カプトメドゥーサエに擬態化してる別者なのか!

正常なティランジアです。

カプトメドゥーサエの花1

5月になってようやく!

春らしく、夜も少し暑くなってきたかな?という頃。昼間も夜も半袖とまではいきませんが、昼間に半袖、夜に長袖というくらいの5月中旬になって植物達は元気になり始め、ちょうどそのタイミングで念願の花を咲かせました!

だけどタイミング悪く、花が開くところを見れず調査現場に行ったり、お客さんからの呼び出しで面談に行ったり花が出始めたけど開いてない見たいっ!!というところで何度もその繰り返しで、次に見れた時にはクタ〜ッとしおれてる花芽。穂状花序の段の分だけそれを繰り返し、最後の2つの花はなんとしても見逃したくない!!と頻繁にチェック!!そして気付きます。出始めしか見れてないと思っていたけど「開いてないコレが花なのか!」と。笑

カプトメドゥーサエの花2

ティランジア・カプトメドゥーサエの花。

これ以上の変化がないままにしおれていきますし、咲いてきた全てが同じようになっていました。植物の情報を詳しく見たい時用に登録してる「Green Snap」でエアプランツばかりを育てているという植物男子(沖縄のおじさんらしい)の投稿を確認してみたら、やっぱりカプトメドゥーサエの花はこんなもんみたいです(^^;) 穂状花序の下から順に花芽を出してはしおれ、次を出してはしおれ、と繰り返すことちょうど1ヶ月、5月の終わりに最後の花を咲かせました。

自分が育てて花を咲かせて、自分の目で生で見るまでは絶対にネットでは検索しない!というマイルールがあったが故に、何度も見ていた花を花と認識しなかったんです。てっきりこれが開くものだと思ってたけど、これが完成形なんですね!

触れると判りますが先端の黄色い部分は花粉。これを受粉させると何がどうなるのかまた次の興味が湧いてきたので、気付くのが遅すぎた今回は見送り、また次回にでも受粉実験してみようかと画策中。

ちなみにカプトメドゥーサエの花を確認する際に様々なエアプランツの花の写真がざっくりと目に入ってしまったので知ることになりましたが、ティランジアは種類によって咲かせる花が全然違うみたいですね!この筒状の花はカプトメドゥーサエ固有の花であって、他のティランジアの中には(パッと見でしたが)鮮やかな花がいくつもあるようです。

穂状花序は花後、切り落とすべきという話も聞きます。これは大きなエネルギーの無駄遣いをさせてしまうから体力消耗をさせないためや、風通しを良くして蒸れを防ぐため。受粉するわけでもないのにそのままにしておいても、ただ体力を削るだけだから効率が悪いということですね!一生懸命伸ばしてきた穂状花序だし少し可愛そうな気持ちにもなるけど、元気に長生きしてもらうためだから仕方ないと前向きに考えて切り落とします。

メドゥーサの検索

↑Google検索よりメドゥーサ

結論は「大口径による狙撃」しかないと辿り着いたものの、そんなありきたりの戦術ではなくそれ以外の方法でフェアに戦いたいと考えて納得はできていないのが本音。そこで「これなら勝てるぜ!」みたいな案があれば是非アイビー探偵までご一報ください!ルールはシンプルに7つ!

①1対1のタイマン。

②やっぱり近接戦闘。

③銃火器使用の場合は通常弾のみ。大口径マグナムなどの特殊弾は卑怯ゆえ禁止。

④アナログトラップはOK。

⑤自爆禁止。あくまで生還すること前提。

⑥武器の数は制限なし。タイムリミットは3日以内。

⑦メドゥーサの説得、話し合い禁止。笑

争いは良くないよ!なんて通じない相手もたくさんいるので、あくまで家族や自分を守るつもりの本気の戦闘アドバイスを!もう30年くらい解決しない脳内会議なので、そろそろ誰か解決法をください!笑

散々、友人達を巻き添いにしてきた「対メドゥーサ戦」でははたして大口径で倒せるのか?という疑問にぶつかったことがありました。画面を閉じられてしまいそうだから簡単な説明だけにしてマニアックな話はスキップしますけど、結論は50口径でのロングレンジスナイピング(400m)であれば着弾時のエネルギーもかなり高いまま保持され、厚みにもよりますが青銅の手でも防御しきれないはずだという計算結果となってます。弾道係数を考慮して、万が一外してメドゥーサに位置がバレても3〜4発追撃し、その上で逃げ切れるだろうと予測されたのが400m。必殺仕事人を集めて数学式、化学式にエネルギー計算まで念入りにしました。笑

ただのオタクです。

そういえば何年も前に「トリビアの泉」という雑学番組でも銃火器 vs 日本刀という実験をして「日本刀が銃弾を斬れたのは1〜2発」という結論に終えていた記憶。

しかし銃火器は対人式ではなかったはずなので観ていて納得いきませんでした。なんせ一般的な弾薬ではなく、装甲車を撃ち抜く前提の銃弾を使った実験では刀にとっては武が悪いのでフェアではありません。それでも1〜2発を斬った刀には驚かされましたが(^^;)

これを踏まえても青銅の手では防御しきれないことは明白。まして人が扱うことのできる最大サイズ50口径とまで言われてますから、トリビアの泉での実験とは弾薬エネルギー的にも比になりません。

だけどやっぱり大口径スナイピングじゃ卑怯者感が拭えない。勝てば良い精神にしか思えない。なんとかメドゥーサに接近してフェアな状況で勝てないものか。意味のない作戦会議は今も続きます。話してみたら案外凶暴じゃなかったなんて可能性もあるから、その場合はルール⑦を解除して穏便に解決しましょうか!笑

 

 

 

次回更新日:6月11日

 

 

 

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