メ〇ルギアソリッド【※１】を思わせるスニーキングミッションのような追跡装置の取付けもありました。
調査スタッフの体験談で２つほど面白い(私達には冷や冷やものの)取付け談がありましたので、２回にわけて紹介します。

都内のマンションにある地下駐車場で、警備員や監視カメラによる厳重な警備体制の中にある対象者車両…それも、よりによって監視カメラの正面に位置する場所が対象者の駐車位置。

監視カメラは数秒間で180度の首振りをしているタイプで、カメラから対象者車両が死角となる12秒間があることに気付いた調査スタッフＹ。

スタッフＹはもう１人の調査スタッフＴと連携し、死角となる12秒の間に対象者車両に追跡装置を取付けることに。

スタッフＴはカメラの動きを監視して合図する役割。
スタッフＹは合図を受けて12秒間の間に対象者車両に追跡装置を取付ける役割。

対象者車両がカメラからの死角になった瞬間にスタッフＴが手信号で合図。
それを受けたスタッフＹはすかさず対象者車両に走り、車の下に潜り込んで取付け開始。
何度目かの死角になるタイミングでスタッフＹが立ち去り、電波チェックをして、取付けが完了しました。

12秒✕数回のタイミングで対象者が戻ってくることも充分に有り得ましたし、仮に車の下に隠れて対象者をやり過ごせたとしても、監視カメラにはかなりの確率で発見されます。

そうなれば通報→対象者車両の位置にいたことから対象者に連絡される→間接的発覚となり調査失敗…となったことでしょう。

ノンフィクションです！

【※１】
メ〇ルギアソリッド…ほとんどの男子がハマった経験のある、軍事潜入ゲーム。ある種のスパイ活動が主体。