ブログ
浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
護身術の基礎
アイビー探偵っていったら戦闘力の高さだよね!なんてからかわれることもよくあり、他社から“警護が必要な依頼者がいるから任せたい“と相談されたこともありました。最近はコロナ渦のこともあって人と会うことがほとんど無くなったものの、それまでは友人がふざけて不意打ちで襲ってきたりしては撃退、「くっそー!勝てない!」なんてイタズラされることも。友人も知人もそんなこんなで私やザキさんが“強い“と思っているようですが、厳密には少し違って実際には誰でも似たようなレベルに到達できるというのを紹介したく記事にしました。
私もザキさんも10代から格闘技や護身術などに没頭してひたすら強くなろうと努力していたことは紛れもない事実ですし、格闘技なんてやったことないという人と比べたら1対1で組み手をやれば圧倒的に強いのかもしれません。それぞれがそれぞれの格闘技で黒帯を取得していますし、それは琉球空手などのような素振りや型を練習する型武道ではなく、実際に殴り合いながら鍛錬を積む実技武道ですから“殴り合いには慣れてない格闘技経験者“とも明確に違います。
だけど同じ土俵で戦ったら勝てない相手なんて山ほどいますし、相手が素人だったとしても真正面で戦って勝てない可能性だってあり得るのが現実。体格差や年齢、相手の人数、精神状況、普段からちゃんとトレーニングしているのかとか様々な要素はありますが、格闘技で学んだ戦闘力は正直、同じ人間である以上そこまでの大きな技術的、力的差は生みません。
実際、おふざけで襲撃してくる友人達も格闘技経験者だったりしてましたし、極真空手の黒帯を取得した人やプロボクサーの免許を持っている人もいました。それよりも私やザキさんが圧倒的に強かったから撃退できたのでしょうか?同じ人間ですよ。そんなわけありません。
↑子ども達のグローブ
真正面で戦えば勝てるか勝てないかの瀬戸際でしょうし、ザキさんはともかく私に限ってはその中で戦闘力は一番低いはず。だけどそんな強者達の襲撃をいとも簡単に撃退…意味がわからないという人も多いと思いますが、実はこれは「警戒心」1つでこれだけの差をつけることができるのです。
見かたを変えれば、格闘技なんてやったことないという人でも警戒心1つで劇的に変わり、戦闘力の高い格闘家相手に大ダメージを与えて逃げる時間を稼ぐことはできるでしょう。警戒心から生まれる「こうかもしれない」という予測を最大限に活かすだけで、とっさの事態に対応することができるものなのです。
もちろん体格差や経験値による差が不利になることは山ほどあります。だから勝てないとは直結しませんから「自分は弱い」と悲観的になって諦めるのは早いですよ!ただ殴られる、ただ被害にあうくらいなら“1〜2発かまして“やりましょう。うまくいけば体格差も経験値も関係なくダウンさせられることだって充分ありえます。
↑心を鍛えるための格闘技はオススメ。基礎も身につきます。
警戒心。これは全てにおいて活躍します。男性アルアルの怖い人に絡まれるとかそんなことだけでなく、強盗やひったくり、泥棒や事故、女性なら性被害なども含まれますし、サバイバル要素や防災意識においても役立つもの。
簡単に言うなら「意識の問題」で、知らない人とすれ違う時に“実はあの人は通り魔で急に殴られるかも?“と警戒していれば本当に拳が飛んできても対応できてしまうとか、宅配業者が来たから玄関から出る時に“宅配を装った強盗かも?“と警戒していれば、本当に押し入られそうになっても咄嗟に相手を静止させてドアを閉めることができるとか、そういうことです。
これらの例えをバカバカしいと思うのは当然だけど、本当にそうなった時に対応できない人は“そうなった時のイメージをしていなかった“からで、ある程度イメージして警戒していたら対応できてしまうもの。意識を持つだけでかなりの差が開くものだと知ることが第一歩となるでしょう。
子どものおもちゃのスポンジ銃と言えど、突然撃たれたら弾は避けられませんよね?だけど、隣の部屋で静かにカチャ。カチャ。と銃を準備してる音が聞こえ、しばらくして部屋の出口に突然現れた子ども達から襲撃されたことがありました。ハエを払うように弾を簡単にはじかれ、私のその反射神経にビビった子ども達は慌てて逃げた…なんてこともあったけど、これは隣で準備する音から「パパを襲撃する気なのかな?」「襲撃してくるならここかな?あそこかな?」「ここならこうしよう。あそこならこうしよう。」とイメージ。しばらくしてから出くわした時も驚いたけど、なんとなくイメージしていたぶん対応できたというわけです。意識してなかったらスポンジ銃の弾速でもさすがに払いのけられなかったでしょう。
↑子ども達のパパ討伐武器。
それは格闘経験者だからできたことでしょ?と思う方もいるかもしれません。しかし格闘技ができなくても、スポーツができなくても、筋力がなくても、それこそ反射神経がなくても“できない“わけではありません。経験値があるぶん成功率は高かったのかもしれないけど、成功率は低くなったとしても経験値のない人が“できない“ということには直結しません。前もってイメージしていただけで反応速度が格段に上がることは明白で、これは過去にどんなトレーニングを積んだかは関係なく「意識する」だけで誰でも可能性が爆上がりします。
テーブルからコップが落ちるかもしれないと警戒していたら本当に落ちた時、反射神経に自信がない人でもキャッチできてしまいますよね?だけど何も警戒していなかったら落ちて割れるまで気付かないかもしれません。キャッチすれば割れないし、キャッチできずとも途中で触れたことにより落下の軌道が変われば、落下速度も変わり割れずに済む確率は格段に上がります。
車を運転していて見通しの悪い交差点で“人が飛び出してくるかも“と警戒してゆっくりと顔を出したら、本当に飛び出してきた時、事故は防げる確率は格段に上がります。だけど何も警戒せずに車が飛び出していたら接触してしまう可能性が高く、最悪、事故死させてしまうかもしれません。
100%防げるのかどうか?ではなく、防げる確率を高めることを重要視してください。できないと考える人の多くは“完璧にできる“ことを求めすぎるあまり「これくらいで済んだ。」という考え方に欠けていることが多いです。完璧を目指すことは必要ですが、いつも完璧にはできない。その時にできる最大限の結果が出れば良いと解釈するだけで、結果はかなり変わります。
それは護身にも同じことが言えます。襲われた女性が“無駄だと諦めた“らそこまでですが、100点満点でうまく逃げられることができずとも、暴れ続ける、叫び続ける、抵抗し続ける、と色々とやればむしろ犯人のほうが諦めて立ち去る可能性が高くなります。これは現実にも“抵抗され続けたから逃げた“という意見が多いので間違いありません。
上記はもう巻き込まれた場合の例でしたが、襲われるかもと警戒して何か対策していたらそこまでに至らないというパターンもたくさんあるので、ずっと同じ道を歩いてくる人がいるならコンビニなどに入って様子を見るとか、人通りの多いところに移動するとか、第三者の目があるタイミングであえてUターンしてすれ違ってみるとか、いくらでも対策できます。そのままにしておくことで、襲う側にもチャンスを与えることになってしまうので、過剰だと思っても「警戒」してイメージしておくことが重要。
これらが元々備わっている妻は、駐車場ではあえて駐車されている車のそばではなく並ぶ車から離れて歩いたり、自分の車に乗り込む時も隣の車や周囲に人がいないのか確認しながら乗り込み、乗ったらすぐに施錠。死角が増えるし注意力散漫になるから歩いている時はスマホを見ません。これはほんの一例だけど、こんな少しの意識があるか無いかだけで、有事の際には大きな差を生みます。妻は「自意識過剰なやつみたいで恥ずかしいけどねー。」と笑ってますが、自分の身を守るための行動は過剰なくらいじゃなきゃ意味がありません。
勤め先で接客中にナンパまがいに声をかけてきた男性3人組。彼らは退勤時にも店外にいたらしく、勤務先を出て駐車場を歩いている時もずっと後ろを付けてきたことがあった際、妻は自分の車が特定される前に少しルートを変えて人通りが多めのところに行き、離れた距離から「なんか用ですか!?」と大きな声で3人組に話しかけたとか。片手にはスマホを持って通報スタンバイ、周りには人がいるしその人達にも聞こえるよう(注意を向けてもらえるよう)に大声で、そして走って逃げられるくらい距離をあけて。何も言わずに立ち去ってくれたようでしたが、「自分の考え過ぎかも?」と何も対策せずに車まで行ってしまったら何かされたかもしれません。
ちなみに妻の職場(他店舗)では同じような状況の女性スタッフが車に乗る時、押し込みにあって刃物を持った男性が乗り込んできて、しばらく運転させられてから性被害にあった事例や、出勤時に施錠し忘れた女性スタッフが退勤時に車に乗ったらすでに後ろに男が乗っていて待ち伏せされたなどの事例も出たそうです。女性スタッフのみの店舗なのでそういった輩に目をつけられがちのようですね(-.-;)
身を守る術を知ってると小柄でも頼もしい。
このように全てに共通して言えることで「警戒心」が身を守る「護身術」の基本。護身術と聞くと“戦い方“をイメージする人が多いのですが、護身術の根本は危機管理能力、マインドセットなんて呼ばれ精神的な心得を指します。プロの世界でも腕っぷしや格闘技術などの戦闘力なんかより危機管理能力のほうがよっぽど重要なこととされているんですよ。
いわゆる軍や警察の特殊部隊なんて呼ばれる人達は格闘や射撃がやたら凄腕なんてイメージだけど、腕前自体は一般兵士と大きな差は無く、危機管理能力の差が全く違うから結果的に戦闘力が高いというのが真実。あらゆることを想定して備える、身構える。その対処法の引き出しも多いから結果的に戦闘力が高くなるのです。同じ人間なんだから、肉体的にも技術的にもそこまでの差は開けません。
つまり護身術は「何に気をつけるのか」が最も大切で、身体的なことを鍛えるよりも重要とされているのです。鍵を拳から突き出るように握って即席タガーを作るとか、腕時計を拳に巻いて即席メリケンサックを作るとか、そんなことよりもまずは警戒。この物陰に人が隠れているかもとか、車に乗ったらすぐ鍵をかけないと押し込み強盗に入られるかもとか、かもしれない!を想定しておくこと。警戒心から生まれる注意力が鍵なのです。※ちなみに鍵を使ったタガーも、腕時計を使ったメリケンも、高確率で自分の手も負傷しますので覚悟のうえで使いましょう。笑
その基本ができていないなら、気付いた時には後ろから鉄パイプで殴られているかもしれないし、女性なら車に押し込まれているかもしれません。痴漢を目の前にした時、怖くなってしまってそれら護身術トレーニングを実戦できない人だってたくさんいますし、襲ってきた相手が防御のためにもヘルメットを被ってきているかもしれません。だからこそ戦うことよりまずは逃げることや巻き込まれない対処法!
どんなに強い人でもスキをつかれれば簡単に負けてしまいますが、その逆も然りで“弱くても気をつけるべきところを気をつけられれば被害は回避できる“ということ。なによりも大切な護身術なのです。格闘の護身術を習ったってこの基本ができていなければ全く無駄と言っても過言ではありません。
鍛えれば有利だけど、だから大丈夫ってわけじゃない。
おふざけと言えど突然襲われるとほとんどの人は押さえつけられてしまいますし、容赦なしの打撃技がアリならノックダウンされてしまうでしょう。私がいつも撃退できていたのは“ここに人が隠れているかもしれない“とか“もしアイツが襲ってきたらこう来るな“と心の中では身構えていたから。飛び出して攻撃を仕掛けてきた相手も、私に素早く的確な対応をされるなんて予想外ですから逆にやられてしまうというわけですね。
ドアを開ける時もドアから少し離れた状態で開けるのは相手との間合いを空けるためには有効です。ドアを開けたら突然襲い掛かられる…なんて場合も、間合いがある上に“かもしれない“とイメージしていただけで突然な事態にも対応しやすくなりますし、もし相手が刃物や鉄パイプなどを持っていたら距離をとっていたなら急に刺される殴られるなんてことは避けられますよね。相手にとっては“想像してたより人が遠くにいる“からアタフタ。考える間もなくドアの内側から喉や耳、金的など次々攻撃されたら、仕掛けた側も逃げたくなりますよねψ(`∇´)ψ笑
突然襲ってきた友人をたまたま手に持ってたホウキで小突いた時は、軽く小突いたわりに友人は大ダメージ。これは彼が“攻撃されるかも“という想定をしていなかったせいで必要以上にダメージを受けたのです。足の小指は全く想定してないが故にぶつけるととてつもなく痛いけど、あれと全く同じ。熱々のお茶を熱々と知って飲むと美味しいのに、熱々じゃないと思って飲んだらめちゃくちゃ火傷した!みたいなのも同じ。全て身構えてたら必要以上にダメージは受けないのです。
試しに壁に向かって走って激突してみてください。最初は目を開けて。2回目は目を瞑って。1回目は「ぶつかる」とわかっているからたいして痛くないのに、ぶつかるタイミングがわからない2回目はなかなかのダメージ。何回かやってみると場合によっては悶絶するほど痛いこともあると知れるでしょう。身構えるかそうでないかでダメージも格段に違うものなんです。
警戒心とうまく付き合って身構えて行動すれば危機管理能力が上がり、危機を回避できる確率は格段に上がり、危機的状況で相手を撃退しなくてはならないなら相手にとって予想できないタイミングを狙えばいいだけ。イメージしておくだけという簡単な護身術のわりに、効果は何よりも高いので、普段からあれこれ危険を予測してみましょう!
私は自分のことをビビリ(臆病)だと思っているのですが、見た目では堂々としている(態度がでかい?笑)らしく周囲の人たちはビビリであることを信じてくれません。嘘つけ!などとよく言われますが、最大の護身効果はビビリまくることであるとわかってもらえたでしょうか?笑
ただ人と話している時でさえ、何かしらに警戒し、相手がどういうつもりなのか裏を読もうとしてしまうクセが染み付いてしまってます。せっかく褒めてもらえても、その言葉の真意を疑って思ってもいない言葉を返して反応を探ったりするのは日常茶飯事。かなり性格に難ありだと自覚しているのですが、実は妻もそこらへんは全く同じ。似たもの同士なんですねぇー( ̄∇ ̄) ちなみに北野武(ビートたけし)さんもそういう性格だとご自身で公言していました。だからアウトレイジみたいな作品が得意なんですね!
怖がることが最大の防御!ビビリまくって、あらゆることをイメージして、自分や家族を守りましょう。護身術も災害対策も根本は全く同じですよ(^^)たくさん嫌なイメージ(想定)をしてそれを避けるイメージをして、危機管理能力を養ってくださいね!
にこ会長が警戒中!猫はいいお手本!
先日、直前までママと遊んでいたためテンションアゲアゲの状態とは知らず、キジトラ猫のにこ会長に顔を近付けたら顔面に猫パンチをくらった時、なかなかのダメージでした(´Д` ) ママと遊ぶにこ会長のおけつを鷲掴みしたら、興奮状態だったから強さを誤ったらしくかなり強めのガブリンチョ!やたら痛かった(;o;) どれもこれも想定外だぜぃ。
次回更新日:10月29日
【総合探偵社 ピースキーパー】
【アイビー探偵】
新着情報
過去の記事
- 2023年9月 (4)
- 2023年8月 (4)
- 2023年7月 (4)
- 2023年6月 (5)
- 2023年5月 (4)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (5)
- 2023年2月 (4)
- 2023年1月 (5)
- 2022年12月 (5)
- 2022年11月 (4)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (5)
- 2022年8月 (4)
- 2022年7月 (5)
- 2022年6月 (4)
- 2022年5月 (4)
- 2022年4月 (5)
- 2022年3月 (4)
- 2022年2月 (4)
- 2022年1月 (5)
- 2021年12月 (5)
- 2021年11月 (4)
- 2021年10月 (5)
- 2021年9月 (4)
- 2021年8月 (4)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (4)
- 2021年4月 (5)
- 2021年3月 (5)
- 2021年2月 (4)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (4)
- 2020年11月 (4)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (4)
- 2020年8月 (5)
- 2020年7月 (6)
- 2020年6月 (6)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (6)
- 2020年3月 (6)
- 2020年2月 (5)
- 2020年1月 (6)
- 2019年12月 (6)
- 2019年11月 (6)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (6)
- 2019年8月 (6)
- 2019年7月 (5)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (6)
- 2019年3月 (6)
- 2019年2月 (5)
- 2019年1月 (7)
- 2018年12月 (6)
- 2018年11月 (6)
- 2018年10月 (6)
- 2018年9月 (6)
- 2018年8月 (6)
- 2018年7月 (10)
- 2018年6月 (10)
- 2018年5月 (10)
- 2018年4月 (10)
- 2018年3月 (10)
- 2018年2月 (10)
- 2018年1月 (9)
- 2017年12月 (15)
- 2017年11月 (15)
- 2017年10月 (15)
- 2017年9月 (15)
- 2017年8月 (15)
- 2017年7月 (15)
- 2017年6月 (15)
- 2017年5月 (15)
- 2017年4月 (15)
- 2017年3月 (15)
- 2017年2月 (14)
- 2017年1月 (14)
- 2016年12月 (16)
- 2016年11月 (14)
- 2016年10月 (15)
- 2016年9月 (14)
- 2016年8月 (16)
- 2016年7月 (14)
- 2016年6月 (15)
- 2016年5月 (15)
- 2016年4月 (14)
- 2016年3月 (15)
- 2016年2月 (9)
- 2016年1月 (15)
- 2015年12月 (15)
- 2015年11月 (16)
- 2015年7月 (2)
- 2015年6月 (2)
- 2015年5月 (6)