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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
護身術の基礎
アイビー探偵といったら戦闘力の高さ。なんてネタにされることもあり、他社から“警護が必要な依頼者がいるから任せたい“と相談されたこともありました。警備業の資格がないと警護業務はできないので、結果として引き受けていません。
プライベートでは、友人がふざけて不意打ちで襲ってきたりしては撃退…なんてイタズラをされることも。そんなこんなで周りは私やザキさん(現場責任者)が“強い“と思っているようですが、厳密には少し違います。
私もザキさんも10代から格闘技や護身術などに没頭し、ひたすら強くなろうと努力していたことは紛れもない事実。格闘技なんてやったことないという人と比べたら、1対1で組み手をやれば圧倒的に強いのかもしれません。
それぞれがそれぞれの格闘技で黒帯を取得しています。琉球空手などのような素振りや型を練習する型武道ではなく、実際に殴り合いながら鍛錬を積む実技武道ですから、“殴り合いには慣れてない格闘技経験者“とも明確に違います。
体格差など不利な条件は山ほどある。
同じ土俵で戦ったら勝てない相手なんて山ほどいますし、相手が素人だったとしても真正面で戦って勝てない可能性だってあり得るのが現実。
体格差や年齢、相手の人数、精神状況、普段からちゃんとトレーニングしているのかとか様々な要素はあります。格闘技で学んだことは正直、同じ人間である以上そこまでの大きな技術的、力的差は生みません。
実際、おふざけで襲撃してくる友人達も格闘技経験者でしたし、プロ格闘家の免許を持っている人もいました。それよりも私やザキさんが圧倒的に強かったのでしょうか?
同じ人間ですよ。そんなわけありません。仮に私やザキさんがアメリカ人並みにゴリゴリのマッチョだったとしても無理でしょう。どこかで負けていたはずです。
力や技術より重要なものがある。
今までのどの相手も、真正面で戦えば勝てるか勝てないかの瀬戸際。ザキさんはともかく、私に限っては仲間うちでは戦闘力は低いほうのはず。だけどそんな強者達の襲撃を撃退…意味がわからないという人も多いと思います。
実はこれは「マインドセット」1つでこれだけの差をつけることができるのです。格闘技なんてやったことないという人でもマインド次第で劇的に変わり、格闘家相手に大ダメージを与えて、逃げる時間を稼ぐことができるかもしれません。
警戒心から生まれる「こうかもしれない」という予測を最大限に活かすだけで、とっさの事態に対応できるもの。予測するだけで意識(マインド)が変わり、咄嗟の出来事にも驚くほど対応できてしまうものなんですよ。
もちろん体格差や経験値による差が不利になることもあります。しかし「だから勝てない」とは直結しません。ただ殴られる、ただ被害にあうくらいなら“1〜2発かまして“やりましょう。うまくいけば体格差も経験値も関係なくダウンさせられることだって充分ありえます。
心を鍛えるための格闘技はオススメ。基礎も身につきます。
警戒心は全てにおいて活躍します。男性アルアルの怖い人に絡まれることだけでなく、強盗やひったくり、泥棒や事故、女性なら性被害なども含まれます。サバイバル要素や防災意識においても役立つもの。
全ては「意識の問題」。知らない人とすれ違う時に“実はあの人は通り魔で、急に殴られるかも?“と警戒していれば、本当に拳が飛んできても対応できてしまうものなんです。
宅配業者が来て、出る時に“宅配を装った強盗かも?“と警戒していれば、本当に押し入られそうになっても、相手を静止させてドアを閉めることができる可能性は高まります。
これらの例えをバカバカしいと思うのは当然だけど、本当にそうなった時に対応できない人は“そうなった場合のイメージをしていなかった“から。ある程度イメージして警戒していたら大抵は対応できてしまうもの。
意識するだけでかなりの差が開くものだと知ることが第一歩となるでしょう。
パパ討伐武器。
おもちゃのスポンジ銃と言えど、突然撃たれたら弾は避けられませんよね?だけど、隣の部屋で静かにカチャ…カチャ…と銃を準備してる音が聞こえ、しばらくして子ども達から襲撃されたことがありました。いや、頻繁にあります。笑
ハエを払うように弾を簡単にはじかれ、私のその反射神経にビビった子ども達は慌てて逃げる…なんてことも。これは隣で準備する音から「襲撃する気なのかな?」と察知したのが始まり。
襲撃してくるならここかな?ここならこうしよう。あそこなら…となんとなくイメージ。本当に子ども達から襲撃される瞬間は驚くけど、イメージしていたぶん対応できたというわけです。もしも意識をしてなかったら、スポンジ銃の弾速でもさすがに払いのけられなかったでしょう。
それでも襲撃されるのは心臓に悪い。笑
格闘経験者だからできたことでしょ?と思う方もいるかもしれません。しかし格闘技ができなくても、スポーツができなくても、それこそ反射神経がなくても“できない“わけではありません。
経験値があるぶん成功率は高かったのかもしれないけど、経験値のない人が“できない“ということには直結しません。前もってイメージしていただけで反応速度が格段に上がることは明白。これは過去にどんなトレーニングを積んだかは関係なく「意識するだけ」で誰でも可能性が爆上がりします。
テーブルからコップが落ちるかもしれないと警戒していたら本当に落ちた時、反射神経に自信がない人でもキャッチできてしまいますよね?キャッチすれば割れないし、キャッチできずとも途中で触れたことにより、割れずに済む確率は格段に上がります。
意識によって対応が変わるだけで、結果はもっと大きく変わるもの。たったそれだけのことで、実にシンプルなんですよ。
意識すると選択できる幅も広がる。
100%防げるのか?ではなく、防げる確率を高めることを重要視してください。できないと考える人の多くは“完璧にできる“ことを求めすぎるあまり「これくらいで済んだ。」という考え方に欠けていることが多いです。その時に”最大限の結果が出れば良い”や”最悪は避けられた”と解釈するだけで、かなり変わります。
護身も同じことが言えますから、襲われた女性が諦めたらそこまで。100点満点でうまく逃げられることができずとも、暴れ続ける、叫び続ける、抵抗し続ける、と色々とやればむしろ犯人のほうが諦めて立ち去る可能性が高くなります。これは現実にも“抵抗され続けたから逃げた“という事例が多いので間違いありません。
あらかじめイメージしておくだけで、いざという時は選択肢も増えますから、襲われることさえも回避できることも(^^)襲われても抵抗する方法がすでにいくつか思いついているでしょうから、結果はかなり違ってきますよね。
何気ない日常でも。
それが元々備わっているうちの奥さんは、駐車場では駐車されている車のそばではなく、並ぶ車達から離れて歩いてます。自分の車に乗り込む時も隣の車や周囲に人がいないのか確認しながら乗り込み、乗ったらすぐに施錠。
これは急に連れ込まれるとか、押し込みで車に乗り込まれるという被害を避けるため。
死角が増えるし注意力散漫になるから歩いている時はスマホを見ません。サインや変化を見逃したら、防げるものも防げないからです。
これはほんの一例だけど、こんな少しの意識があるか無いかだけで、有事の際には大きな差を生むでしょう。
本人は「自意識過剰なやつみたいで恥ずかしいけどね。」と笑ってますが、自分の身を守るための行動は過剰なくらいじゃなきゃ意味がありません。
危険?なナンパも回避。
仕事中にナンパまがいに声をかけてきた男性3人組。彼らは退勤時にも店外で待っていたらしく、勤務先を出て駐車場を歩いている時もずっと後ろを付けてきたことがあったそうです。
妻は自分の車が特定される前にルートを変え、人通りが多めのところに行って、少し離れた所から「なんか用ですか!?」と3人組に話しかけたとか。片手にはスマホを持って通報スタンバイ、周りには人がいるしその人達にも聞こえるように大声で、そして走って逃げられるくらい距離をあけて。
何も言わずに3人は立ち去ってくれたようでしたが「考え過ぎかも?」と何も対策せずに車まで行ってしまったら何かされていたかもしれません。押し込み、暴行、殺人、なんでも考えられます。
ちなみに職場(他店舗)では同じような状況の女性スタッフが車に乗る時、男性から押し込みにあった事例も。刃物で脅されてしばらく運転させられ、人のいない場所に到着してから性被害にあったという通達がありました。
出勤時に車に施錠し忘れた女性スタッフも、退勤時に車に乗ったら、すでに後ろに男が乗っていて待ち伏せされたといった事例も出たそうです。女性スタッフのみの店舗なのでそういった輩に目をつけられがちのようですね(-.-;)
うちの奥さんを甘くみるべからず。
このように全てに共通して言えることで「心構え」が身を守る「護身術」の基本。
護身術と聞くと“戦い方“をイメージする人が多いのですが、護身術の根本は危機管理能力。マインドセットと呼ばれ、自発的に警戒し、意識をしておくことを指します。
プロの世界でも腕っぷしや格闘技術などの戦闘力なんかより、危機管理能力のほうがよっぽど重要なこととされているんですよ。
いわゆる軍や警察の特殊部隊なんて呼ばれる人達は、格闘や射撃が凄腕なんてイメージ。しかし腕前自体は一般兵士と大きな差は無く、危機管理能力の差が全く違うから結果的に戦闘力が高いというのが真実。
あらゆることを想定して備える、身構える。その対処法の引き出しも多いから結果的に戦闘力が高くなるのです。同じ人間なんだから、肉体的にも技術的にもそこまでの差は開けません。身体的なことを鍛えるよりも重要とされているのです。
護身術ビジネスに注意!
護身術ビジネスをやってる人達、危険な目にあったことないんだろうな…ということばかり教えてますね(^^;) 鍵を拳から突き出るように握って即席タガー(メリケンサック)を作るとか、股間を蹴り上げる練習とか、そんなことよりもまずは警戒すべきです。
物陰に人が隠れているかもしれない。すぐ鍵をかけないと押し込み強盗に入られるかもしれない。警戒心から生まれる注意力が重要。
鍵を使ったパンチは高確率で自分の手も負傷しますので、得策じゃありません。股間の蹴り上げも成功率はわりと低めだし、失敗した場合は相手を怒らせるだけ。覚悟の上で使いましょうね。
力で対抗するのは、あくまでも最終手段であることを念頭に置いてください。どんなに強い相手でもスキをつけば簡単に勝てることもあります。弱くても気をつけるべきところを気をつけられれば被害は回避できます。格闘の護身術を習ったって、この基本が理解できていなければリスクは減りません。
鍛えれば有利だけど大丈夫ってわけじゃない。
鍛えておけば、鍛えてない人よりは有利になります。使える力や手法が増えれば、襲われた時も対応できる幅が広がるでしょう。鍛えないよりは鍛えたほうが良いし、格闘護身術も知らないよりは知ったほうが良い。
しかし、トラブルに正面からぶつかり合えば難を逃れられる確率は減少。相手が2人なら1人では対応しきれなくなるでしょう。だから逃げ道や変化球のような方法を少しでも多く、その場で備えておく必要があるのです。身を守るためなら卑怯な手段でも全然OK!
同じく、災害にもビビって色々対策。泥棒や強盗にもビビって警戒。とにかくビビりまくっておけば安心です(^^)笑
次回更新日:10月29日
【アイビー探偵】
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