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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
遊郭
大ヒットアニメ「鬼滅の刃」で現在“無限列車編“が放送されていて、もうすぐ「遊郭編」が始まりますね。我が家の鬼滅デビューはアニメからだったので、あえて漫画を読まずにアニメの更新を楽しみにしているため、遊郭編がどんなストーリーなのかは全く知りません。お客を色気で油断させて食っちゃう鬼とかそんな感じなのかな?とはイメージしてます。ところでこの“遊郭“ってそもそもどんな所か知っていますか?
あれっしょ。現代で言うところの風俗っしょ。と思ったのなら、それは少し間違い。いや、間違いではないのかもしれないけど、いわゆる“性処理のお店“的な感じではなかったのだそうです。
最終的にはそういう行為にはなるようだけど、1回目、2回目は全く行為なしで、なおかつ他の遊女(他のお店も含む)との関係はタブー。文字通り“浮気“として禁止されていたんだそう。
遊郭の1回目「初会」は指名した遊女と初対面するそうですが、遊女は体の向きはそっぽを向き、口もきかないし目もあわせない、食事に手をつけることもないという無礼とも思える態度で接してくるので「金を払ってるのに何様だ!」と怒り始める客も少なくなかったそうです。
しかし実はそれこそお客の対応をチェックする場面なんだそう。身なり、立ち振る舞い、財力なども細かくチェックされているそうですが、何よりも遊女に対する紳士な振る舞いができる人間なのかどうかを厳しくテストされるのだそうで、無礼な態度をしている遊女を目の前に気前良く、優しく接することができるのか…?と漢度を測られているというわけです。
その一見[読:イチゲン]でお店と遊女の両方から気に入られれば次のステップに進めるということ。お客側もここで別の遊女に指名し直すのかどうかを判断できるし、お互いが相性を確かめる意味でもあったんですね。もちろんお店側からや遊女側からNGとされることもあるのだそうで、それがトラブルに発展するケースもあったみたいです。そこではこれまた今とは違う形のヤクザが出てきてお店や遊女を助けてくれるわけですので、うまく成り立っていたんですねー。
ちなみにヤクザにおいては“お店のトラブルに駆けつける“という意味合いでは今と同じでも、性格的なところでは今とは全然違うので、どちらかというとバットマンのようなダークヒーローに近い存在。無関係な人に絡むようなことも、弱い人をいじめるようなこともなく、町人のために“力で守る“というカッコイイほうのヤクザだったのです(^^) ※今の姿と同じ“ワル側に寄った組“も存在していたそうですが。
お店を荒らすとこんなのが出てくる!?
さて一見をクリアして2回目の指名「裏返し」。初回での“意地“はお客の優しさに砕かれたため、少しだけ心を開いた遊女は座る向きはお客側を向くようになります。それでも緊張しているのか恥ずかしがる様子で、口はきいてくれないし食事は喉を通りません。※そういう演出。
実は私、見た目からはなかなか信じてもらえませんが、おっさんになっても風俗は未経験。男性ならそういう所に行くのは当たり前という解釈が多いようで、またまた〜!とか、恥ずかしがるなよ〜!みたいな弄り方をされるのですが、本当に行ったことがありません。
色々な背景があるもののやっぱり一番の理由は“好みとはかけ離れている“というのが答えなんだろうなと思います。そしてさらに「ビビり+疑り深い=そういうところは不向き」という方程式も間違いなくここに存在していますから、行ったことない、行きたくないという人、別にそういう人がいたって不思議じゃないんですよ?みんながみんな好きと思ったら大間違いなんです!ちなみに呑み会なんかも全く同じで、みんながみんな好きというわけじゃないので、好きじゃないと暴露すると驚かれます。笑
だけどこの遊郭のシステムは危険だなと感じました。普通に会って話す→次も普通に会って話す、という流れに加えて“恥ずかしそうに“っていう演出、ずるくないですか?心を閉ざしていた人が徐々に心を開き始めるとか、めちゃくちゃ面白いじゃないか!いきなり前のめりに来ないところがリアリティあって、面白いなと少し惹かれます。笑
そして3回目で「馴染み」へと昇格。めでたく夫婦の絆が結ばれ、ようやくお客さんは床入りを許され、あとは各々のタイミングで寝るようですね。ここまで昇格した場合は他の遊女への浮気は厳禁。っていうかここまでいくら注ぎ込んでるんでしょうね?奥さんとの床入りじゃダメなのかな?マグロでつまらない、面倒くさがられる、もはやオス…色々あるんでしょうけど、風俗にお金を注ぎ込むという経験が無いため、そこらへんの感覚もいまいち掴めていません(^^;)
ここまで面倒臭いシステムなので、やっぱりお金持ちの一部が遊びに行くところだったみたいですし、ほとんどは町にいる娼婦へと流れていったそう。当然ルール違反の浮気をする輩もいたらしいので、探偵には協力しやすいその事情、当時探偵という職業があって経営していたなら提携契約結びたいと妄想してしまいました(^^)
そんな事実がありながらも遊郭がこういったシステムを崩さなかったのは、お客さんの質を維持して、遊女を大切に扱っていた証拠。ご存知のことかと思いますが、遊女は好きで身体を売っていたわけではなく、経済的な理由が背景となっていました。両親や兄弟の生活のために我が身を売っていたなんて事情があるわけですから、それを買う男性側も遊女を蔑むようなことはしなかったと言います。
風俗と聞くと汚いイメージを抱く方が多いと思いますが、遊郭においては少し別格に感じませんか?なんだかお店もお客さんも紳士な感じに見えてきました。ドラマや映画で見かける「ぐへへへへ〜」と汚らしく遊女に迫るシーン…まるで嘘ってことですね。あれは現代風ってことですかねー。笑
今でいう吉原が遊郭の名残りなんだそうです。当時のシステムは残っていないとの情報ですが、風俗に詳しいわけではないし調べたわけではないので本当のところはわかりません。未だに遊郭システムを残している紳士なところはあるのでしょうか?
こんな感じのカッコイイ建物だったのかな?
ある調査では吉原の風俗にどハマりしている旦那さんを追跡しました。高級な風俗街として知られるところですから1回で10万円は消費するみたいです。しかし旦那さんは極普通のサラリーマン。特に裕福なわけではないため借金をしてまで通っていたことが判明。
一般的に“風俗通いでは不貞にはならない“ので離婚の材料としては不十分。ですがこの案件では“風俗通いが始まってから家計が圧迫された“という点や“奥様のパートでは補いきれないほどの圧迫“、そして“お子さん達の養育費の圧迫“など多岐に渡る問題が生じていたため、調査後に「風俗通いをやめる」のか「離婚して慰謝料や養育費を支払う」のか2択を迫ることができました。もちろん「やめる」と約束して、その約束を破ればペナルティがありますから“その場しのぎ“はできません。
これは奥様が専業主婦だった場合や、家計が極端に圧迫されるほどではなかった場合などでは、訴えを起こすことができないこともあるといいます。もちろん、奥様が夜の相手をしていなかったとすれば尚更厳しいでしょう。ですがこの案件では奥様に非はなく、ご主人がただただお金を使いまくっていたことが原因でしたので、無事に解決することができました。
これは風俗に限ることではなく家計を圧迫する何かが立証できれば似たような事例でも訴えを起こすことはできるそうです。お困りの際はご相談ください。
専属の人
ちなみに妻に「風俗行ってみたい?」と聞かれた際、素直に「興味ある!」と答えたら、聞いてきた本人のくせに「ダメ!風俗行くくらいなら私に払って!専属だから!」と意外な回答をされました。専属って。笑
奥さんの提案から、実際に旦那さんが奥さんにお金を払って性交渉していたという夫婦の話を聞いたことがありましたが、そんなことをしてまで奥さんとしか関係をもたなかった旦那さんは健気で、そんなルールを作って本当にお金を受け取っていた奥さんはどういう腹積もりだったんだろう…と不思議に感じました。結果的に奥さんが訴えられたという事案です。
奥さんに許可なく“奥さんの胸を触った“とか“断ったのに性交渉に持ち込まれた“という理由で、実の旦那さんを強姦罪で訴えたという話も耳にしたことがありますが、それも未だに信じられません。他の何かがあってのことなのか、あるいはシンプルにそういうことだったのか…。
探偵なので日々様々な男女模様を目にしていますが、未だに驚くような出来事や事情もあります。それゆえに草食男子の「女性にアプローチするのが怖い」という気持ちもわからなくないな…という感覚になってきたこの頃。怖いの意味が違うのかもしれませんが、なんでそれで訴えられるの?捕まるの?ただただ横暴じゃん!ということ結構あります(^^;)笑
次回更新日:11月26日
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