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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
車の内装チェンジ
探偵の“車に乗っている時間“は非常に長いです。もちろん街中での尾行がメイン(主に都内)の探偵社では、車より電車やバスのほうが頻度が高いでしょう。しかしそれでも調査毎に“車両担当“はほぼ必ずいますし、車内を無人にしてカメラを仕掛けておいたり、あるいは車両内からの張り込みなど、車は調査で活躍します。
地方への移動も多くありますし、対象者が旅行で遠くに行くとわかっていれば1〜2名が当日尾行し、1名は車両ごと旅行先に前乗りして待ち伏せすることで、追っている時の“後ろ姿や横顔“ばかりではなく、待ち伏せているスタッフが“対象者達の真っ正面の姿“も撮影することができるのです。
普段の追跡でさえ、尾行する調査員とは別に車両を先回りさせる調査員もいますから、方角的にあそこに行くかも?いや、方向変えたからここに行くかも?と走り回って待ち伏せを狙ううち、1日でガソリンタンクがすっからかんになることだって珍しくありません。先回りをする場面でも、張り込みの場面でも、カモフラージュの意味でも車両は欠かせない存在なのです。
このようにハードに使う探偵の車はどんどん距離数が伸びていき、1年2〜4万kmの距離を走ってしまうもの(一般車は1年1万km)で、新車購入から初車検までに10万kmを超えてしまったスタッフもいました。車検時に「これは初車検…ですよね?」「いえ、普通初車検って3万km以下なので。」と車屋さんにも驚かれたそうです(^^;)こういった感じなので、世間一般では“車の買い替え時期“と考えるボーダーラインの10万kmは、探偵にとっては通過点に過ぎません。※新車購入の場合、初車検まで3年。以降通常通り2年毎。
張り込みで1週間、車に缶詰めになることさえある探偵業。普通の感覚とは違って、1年も乗ったら自分の車両のことはよく熟知することになります。だけど、それ以上に内装に飽き飽きすることもありますし、食事も睡眠も全て行う場所でもあるから汚れが目立つこともあります。気分転換したくなるものですよね?
運転を苦としないタイプなのに苦に感じてしまうこともあるほど車に乗るのが懲り懲りなこともあるので、気分転換にサイドテーブルを付けてみたりインテリアパネルを色変えしてみたり色々とやってモチベーションを維持してました。
だけどそれには限界もあり、それなりにお金もかかってしまうもの。一番の気分転換ってやっぱり車内の内張りを模様替えしてしまうことでしょう!だけど業者さんに見積ってもらったら安くても5〜7万。相場的には10万円前後だそうです。そんなの気軽に頼めないですσ(^^;)
そこで自分でやることにしました。DIYが得意というわけでもなく“ほどほどにやります“程度なのでうまくいくのか?と自分自身も不安は拭えません。どんな模様替えをするのか、どんなラッピングシートを使うのか、そういうことも関係してきますから、いくつかラッピングシートを買ってみて他のもので試してみたりと下調べ。
屋内向き、屋外向き、耐水耐熱、色々あります。屋外向きではないものを外で使うとすぐに色褪せたりボロボロになって貼り替えのサイクルは早まりますから、紫外線が入り込んだり温度の変化が激しい車内には“屋外向き“や車専用の“カーラッピングシート“が好ましいもの。選ぶのなら必ずそういった高耐久のものにしましょう。
最初どうしても木目柄にしたかったので、良くないとわかりつつ屋内向きのものを使用しました。ところが窓から入り込む紫外線や激しい温度変化に1年もせず色褪せてしまい、直射日光のあたる位置なんて3〜6ヶ月毎に貼り替えないと見た目が悪くなってしまうほど劣化は早く、手間がかかること(^^;)
多少の色褪せは気にならないよ〜という方なら1年は踏ん張れるかな?というところですが、いつもきれいにしていたいなら屋内向きシートはやっぱりオススメできません。デザインの好みもあるので難しいものですね。
ピラーの場合、屋内用シートでは半年が限界。
というわけで行き着いた答えは「車内にはやっぱりカーラッピングシート」で、中でも“布のシート“は安心安全ほぼ確実なことがわかりました。木目やカモフラージュ、メタル調など色々あるけど柄の入ったツルツル表面シートはどうしても経年劣化による色褪せが避けられません。だから車内のインテリアパネルはシート貼り付けではなくプラパネルを使っているんだなと理解しました(^^;) 新車購入でもインテリアパネルのオプションは“シート貼り替え“ではなく、必ずプラの“付け替え“ですもんね。木目パネル、メタルパネル、etc。本革も憧れるけど、乗り潰して買い替えるの早いから高級オプション選ぶ探偵さんは見たことない(^^;)
ドアの内張りの貼り替えでも純正はもちろん、専門店でも布地(または革)で貼り替えを行っていることがほとんど。これも試してみて理解しました。木目のラッピングシートで一度実験的に貼り付けてみたけど、よく触れるドアの内張りだと痛みが早いし触れるからこそ布や革のほうが滑り止め効果もあって安心できます。実験的に貼り付けた木目のドア内張りは1ヶ月もせず、もういいやと貼り替えました。
これDIYが得意でなくても簡単にできましたので、みなさんも試してみてください。ドア内張りからネジを数本抜き取り、あとははめ込んである内張りを少し強めに引っ張ると噛み合っていたツメが抜けて簡単に取れちゃいます。
ウィンドウスイッチのパネルは基本的にどの車種でもツメでかましてあるだけなので、浮かせるべき位置を探ってマイナスドライバーや内張剥がしなどを使いテコの原理でパコっと外れます。その後、スイッチに繋がっている配線を取り外し、ドアの取手なども取り外して車体と分離できます(^^)
そうしてドアの内側が丸見えになるので、せっかくだから埃や水滴を防止するためであろう透明なビニールシートを掃除したり貼り直したりするのも良いでしょう。父親が車やバイクの整備士だったので車内をバラバラにする場面を子どもの頃からよく見ていましたが、意外とシンプルで簡単に扱えるようになっているものなんですよね。
整備の手間を少しでも省くためにわかりやすくシンプルに設計してあるようで「専門知識なんてほとんど必要ない」と父親もよく言ってました。そういえば自転車も、それこそバイクもやってみると意外と簡単で、こんなに簡単にあれこれできちゃうんだーと若い時にいじってみた記憶も。
車もやってみたら同じでした(^^;)なんだ、こんなもんか、と。身構えていたのがちょっとバカみたいにも思えたし、休日のほんの数時間でできてしまうようなこんなことに数万円も出して頼むなんてもったいない!とも感じました。笑
車種によってはこんなに分厚く頑丈ではないものもありましたが、基本的にどれも構造は似たり寄ったりなので1回覚えてしまえばどの車種でもできるようになります。そしてどの車も普段見えている側と、内張りの裏側は全然違いますねー。笑
この車種はよじ登るための取手が付いているので、別途それも取り外しました。クロスカントリー系は多分みんな別途取り外しが必要になるかもしれませんが、そのほかの車ではあんまり無いのかな?SUVでも別途で取手を取り外す必要は無かったので、こういった手間はあくまでクロカンなどの場合のみと思われます。
干渉するものを全て取り外して貼り替え準備が整いました。あとは貼り替えたいラッピングシートを大きめに合わせて切って、シワを伸ばしながら貼り付けていくわけですが、シップみたいに伸縮性のあるシートならこれもめちゃくちゃ楽。伸縮性のないシートを貼り付ける場合はヒートガンという高熱温風を出してくれる工具があればきれいに貼れます。
ヒートガンが無い場合はドライヤーでも代用可能ですが、ドライヤーの熱風は人への負担が少ないようセッティングされているので、温度が足りなくてうまくいかないことも多いです。ドライヤーで試してみてからヒートガンが必要か否か判断してみても良いかもしれません。ちゃんとしたものだと1万円前後しますが、私のように“たまにしか使わない“なら2,000円以下のヒートガンでも問題ありません(^^)
ヒートガンを使う際はドライヤーの比にならないほどの熱風なので気をつけてくださいね!素手でやっていると高確率で火傷しますから、貼り付けに支障のない軍手などを使うと良いかもしれません。軽く温風を当てただけでシートがグニャグニャ溶けるように柔らかくなってしまうので、初めて使う方は本当に気をつけてください。最悪の場合、溶けたラッピングシートが手に貼り着きます(゚д゚lll)
ヒートガンは他に塗装やシールを剥がしたい時に使ったり、塗装やパテの乾燥を早めたい時、液晶画面のライン抜けの直しや基盤の取り外しに使ったりします。アクリルや塩ビを曲げたり接着(溶接)させるために使う場面も多いので、車中泊キットをDIYで作る時にも役立つでしょう。プラスチックを傷つけたり曲げたりした時に白くなってしまったアレを復活させるためにも使えるらしいです!
たまになら¥2,000程度でも充分。
今回は伸縮性の優れたアルカンターラ調スエード生地を使ったのでヒートガンの出番はありませんでした。伸縮性があるだけでシワを解消しやすくて貼り付けはめちゃくちゃ楽でしたよ。しかも手でなでると細かい毛が立って色合いが微妙に変わるアルカンターラ調なので高級感も申し分なく、シンプルで非常にきれいな仕上がりに(^^)
大きめに切った生地を溝に押し込むようにして張り具合と収まりを調整していきます。ここはマイナスドライバーでやってしまうと生地に傷がついたりやぶけたりすると思うので、内張り剥がしやプラスプーンの柄などプラスチック製のもので作業することをおすすめします。
きれいに仕上がったら後は逆手順で組み立てていくだけ。ウィンドウスイッチは完全に組み立て終える前に、コードを接続したら一度ちゃんと動作するかチェックしたほうが良いでしょう。全て組み上げてから「窓開かないやん!」とか面倒臭いので(^^;)
ハマるところにハマってなくてもドアの開け閉めなどで少しグニャッとする感覚があったり、乗り降りに違和感を感じたりするので、内張りを元の位置にはめ込む時もグラつきや浮きが無いか確認しながら作業しましょう!
こういうのが苦手という人はスマホであちこち写真を撮ってから作業を始めれば、組み立て時も写真を確認しながらできますので、撮影という一手間を加えると良いかもしれません。私もブログ用に撮影した写真で「あ、このネジこっちか!」と助けられました。笑
作業時間は、取り外しから貼り付け、組み立てまで一連の作業をドア2枚分で4時間ほど。苦手な人でも午前中から始めれば余裕でしょう。同じ車で同じ作業に慣れちゃえばもっと早いはずです(^^)
失敗したラッピングシートも他で活用してるので無駄にはなってませんが、それを失敗したと仮定して経費に含めたとしても10,000円前後。内張り剥がしを持っていないという人もセットで1,000円程度で買えるのでご安心ください。
完成。素人作業で充分ですよね?
もし道具が何も無い状態からチャレンジするとしても経費は下記の通り。極安5万円、通常10万円の依頼と比べてみてください。
・ラッピングシート(ドア4枚分)約4,000円
・ヒートガン(安価モデル)約2,000円
・内張り剥がしセット(一般用)1,000円
・作業人件費用(休日の自分)0円?
合計7,000円程度
父が車をバラバラにしながら「こんなの誰でもできる。」と小学生だった私に手伝わせていたのを思い出します。整備士なので相応の資格を持っていた父ですが、それでも素人ができるとよく言っていたものです。車内に手作りのスピーカーやベッドを作ったり、エンジンやその他のオーバーホールをしたり、なんだか色々と難しそうなことをしているように見えました(^^;)
ですが小学3〜4年生で自転車のパンク修理を自分でやるよう言われてチャレンジしてみたら思ってたより遥かに簡単だった記憶や、バイクのオイル交換をやってみたら何も難しくなかった(※)ことなど、今までも「やってみたら大したことなかった。」と思える場面がたくさんありました(^^) ※幼稚園児からトライアルバイク競技をやっていたため。
内張り貼り替えってさすがにプロじゃないときれいにできないかもなぁ…って思っていたものの、知人の車屋さんに「器用な人なら誰でもできますよ!」と言われたのをキッカケにチャレンジしたら、こんなに簡単にできました!!…というネタでした(^^)今となっては好きな時に好きなようにあれこれ貼り替えてイメチェン、気分転換を楽しんでます。みなさんも是非チャレンジしてみてくださいね!失敗したら車屋さんに駆け込めば良いや、くらいの腹積りなら何も怖くないです!笑
ちなみに探偵の真似事はオススメしません。調査の真似事で失敗=捕まる、訴えられるということにもなりかねませんから、浮気するパートナーや浮気相手を訴えて慰謝料を取るつもりが逆の立場になってしまったなんて事例、結構あります。
入ってはいけないところからの撮影や、撮ってはいけないものを撮ってしまった、あるいは必要な映像を撮り逃しているなんてことも素人調査ではアルアルなんです(^^;)
要は浮気している写真が必要なんだろ!素人でも簡単じゃん!とホテルの出入りを撮影したけど、ホテル名やその場所がわかるような景色の写真、日時の記録を忘れていた、そもそも出入り両方ではない…などはよくあるミス。浮気相手の家を突き止めたけど撮影するのに立っていた場所が不法侵入罪に問われるなんてこともあります。
公安委員会からの定期的な立ち入り検査を受けて公安委員会発行の探偵業届出番号を掲げているのは、それ相応の知識があってこそなので、ノリだけで調査の真似事をして犯罪者にならないように気をつけましょう!
勉強と試験だけ頑張って免許取得後はルールを守らず乱暴な自動車運転をしてる人と同じで、たまに“違反した探偵“が捕まっているのは探偵社を開いてから金儲けに目が眩んで暴走してる人です。探偵の業務は一歩間違えるとワッパ(手錠)かけられちゃう…っていうのを軽視した報いですねー( ´△`) 素人調査は捕まる腹積りでやりましょうね!もちろんやらかしてからは助けられません。
次回更新日:2月11日
【アイビー探偵】
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