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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
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暖機運転は必要?不要?
冬場、エンジン始動をすると回転数高めにアイドリングをして車は必死にエンジンを暖めてくれています。5分も待てばヒートゲージも中間あたりを針指して、エンジンが暖まったことを教えてくれます。しかし大半の方はこの「暖機運転」をせずに走行を始めてしまうのではないでしょうか?あるアンケート調査では実に70%以上の人が「暖機運転しない」と答えたそうですよ。
これはメーカー側も「暖機運転しなくても走れます。」と言っていますし、実際問題なく走ることはできますから当然の流れでしょう。だけど実際に暖機運転せずに走り始めてもしばらくは回転数が高いままだし、アクセルの踏み具合とスピードの乗りが平常時とは大きな差があるのは明確。車が重くなったかのような感覚も。
探偵になる前の仕事は様々でしたが、それらの職場で使ったことのあるエンジン搭載の機械達。意外な情報が飛び込んでくるのが好きだったので、説明書をくまなく読んでみるのが楽しみの1つだったのですが、フォークリフトでもクレーンでもその他でも“暖機運転をしてエンジンが充分に暖まったら“とありました。そう、暖機運転不用なんて乗用車以外では見たことないんです。
個人的にずっと気になってました。暖機運転の時間が確保できる時ならしますし、時間が無ければ暖機せずに発進していたのですが、もし「暖気運転は必要」なら前もってその時間は確保するようになるでしょう。なので本当は必要なのか、必要ではないのかを知りたくて知人の車屋さんに聞きに行きました。
暖機運転は必要なのか?
まず結論から述べてしまうと「少し暖機運転したほうが良い」ということです。しなくても走行できるので、絶対にしなければならないわけではありません。ですが、暖機運転をしないことによりエンジンを含め、様々なパーツの劣化は早くなり、車の寿命を縮めていることは間違いないようです。
メーカーが暖機不用と謳うのは「必要です。」と言うとお客さんは嫌がるから。それでも「しなくて良い」という言い方をしないのは“良いわけではない“からで、あくまで「しなくても走れる。」「大丈夫。」という言い方を使っているそう。
だけどこれ、深刻に受け止める必要はあるのでしょうか?早朝に出発する時なんてバタバタと準備して車にも乗り込む時はすでに出発時間。前もって一度車に行ってエンジン始動、鍵をかけたら家に戻って準備…なんてこと、現実的にはあまりできません。遠隔のエンジンスターターなんていうアイテムもありますが、1台2万円ほどかけて取り付けるものですから、その価格に見合うくらいの劣化防止をしてくれるのか謎だし。
これも結論は簡単で、新車購入(または新古車購入)して10万km走行を迎える前に手放す…という車との付き合い方なら関係ないみたいです。劣化を早めるとしても10万km以内で影響を感じることはほとんど無いらしく、それまでに手放してしまう人には無関係。
探偵のように10万kmは通過点で、20万kmや30万kmを目指して大切に乗る!という人や、10万kmオーバー(または目前)の中古車を買うという人には関係大ありな話。メーカーや車種によっては10万kmを超えたら色々とガタが出始めてくるものですから、それまで丁寧に扱っていたかどうかが別れますし、10万kmオーバーした車ならより大切に扱ってあげるか否かで差が出ることでしょう。
日本車は10万kmオーバーなんて余裕です。
大切に扱えばそれだけ長持ちするのは当然ですし、アイドリング時の振動や走行時の加速度など細かな部分でも差が出てくるみたいです。それはオイル類やエレメント類、バッテリーなどの交換はもちろんのこと、暖機運転やアイドリングストップoffなどの”いたわり”が差を生むそう。
目先の交換費用ばかり節約しても、おいおいの車の痛み具合がひどければ大きな修理費が出ていくことも珍しくないから「交換するべきものは交換して、ちゃんとメンテナンスしてあげたほうが良いですよ。」とのこと。
ただし暖機運転をきちんと行う車ほどエンジン内にカーボンが付着しやすく、暖機運転しない車ほどエンジンルームはきれいだというのも、整備士あるあるなんだそう。つまり必ずしも“暖機運転するほうが長持ちする“というわけではないという裏話もあるみたいですね(^^;)
もうそうなってくると、どっちが良いねん!という板挟み状態になるわけですが、一言でまとめるなら「適度に暖機運転して、ゆっくり走行を始める」のがベストな選択らしいです。
つまり5分も10分も暖機運転して完全に暖まるのを待つのではなく、1〜2分の暖機運転で暖まりきってなくても発進し、あまり負荷をかけすぎないようにゆっくりめで走るのがベストアンサー。
ゆっくりってどんくらいよ?後続車いるし、あまりちんたら走れないでしょ!と思うところもありますが、急加速や時速70〜80kmでグイグイ進んでいくようなことはしばらく避けておくだけでOKだそうですよ(^^) 急加速せずに時速40〜50km程度で走れるならそれが良いという情報も頂きました。
エンジンへの負荷を極力避けるなら暖機運転必須だけれども、クリーンさを保って長持ちさせたいなら適度に負荷をかける必要も出てくる…人間もストレスゼロだと異常をきたすわけですから、そこらへん同じなんですね!
ちなみに暖機運転した場合と、暖機せずに走行し始めることもあった頃との”燃費の差”を比べてみましたが、発進前に5〜10分のアイドリング燃料を使っているわりには、燃費に変化のない車種、むしろ燃費が良くなった車種など、燃費の上でもマイナスはあまり見当たりません。ただし一部の車種では燃費の悪化も。
調査車両だけでなく友人を巻き込んで燃費の差を算出してもらったのですが、どうやらエンジンが一般的なサイズ(2,000cc前後)ほど“暖機運転したほうが燃費が良くなる“傾向があり、大型エンジン(3,000〜4,000cc)ほど燃費は下がるようです。軽自動車においては例外なく燃費効率が上がりました。
細かなことはわかりませんが、これにはアイドリング時のガソリン濃度が関係しているとか。基本的にどの車もアイドル時には高濃度で燃焼させるため、エンジンが大きいほど燃料消費が激しくなるのは致し方ないそうです。
だから大きければ大きいほどアイドリングでの燃料消費は開いていくようで、単純な計算通りにはいかないんだとか。大きなエンジン=燃料食いというのは理解してたけど、アイドリング時の消費はエンジンが大きいほど倍以上にどんどん開くとは予想外。
エンジン回転数は燃費の鍵。
車を手放すまでの長い年月に合計どれくらいのアイドリングをして暖機運転をするのか?そのトータルのアイドリング燃料費は無駄じゃないのか?そんなことも考えていたことがありましたが、暖機後の走行でほとんどの車種で燃費プラマイ0になっているのだと知ったら、あの疑問を考えていた時間がバカみたいに思えました(^^;)
手放すまでの暖機運転にかかる燃料費は、その都度すべて当日中に消化されてるんやん!!無駄ゼロやん!!って。笑 我が家は1台大型エンジンなのでそこだけ考えものですが、1〜2分暖機+ゆっくり走行という解決策も頂いたので安心しました。
走行距離10万kmオーバーはボロボロみたいなイメージを持つ日本ですが、基本的に日本車で10万kmは通過点。余裕です。安い車でも15万kmは到達できますし、その先も修理しつつ乗っていけるでしょう。車を買い替えるより修理して乗り続けるほうが経済的なのはわかってるけど、タイミングベルトだ、税金だ、と口実としては10万kmはキリが良く丁度良いタイミングですよね(^^)
新車から初車検までに10万km到達することもある探偵の乗り方でなく、1年1万kmで10年の付き合いともなれば、それを目処に買い替えるのも良いなと思います!でも目前になって「まだまだ乗りたいな。」と思えば買い換える必要もなくなりますよね。その時のためにも自分の車くらい大切に乗ってあげましょう。
10万kmオーバーしても乗りたい!だけど平気なのかな?という疑問がある方もいるはずですし、その答えの一部として参考にしてもらえたら嬉しいです(^^) 中古車購入しても大切に扱えば全然元が取れるというのも、充分伝わるような内容かと思いますので、そこでも参考にして頂ければ(^^)
10万kmは壊れる危険性があるわけでも寿命が近いわけでもないんです。我々は普通に10万なんて通過してますし、元値が高いしっかりと作られている車なら尚更長持ちしているのを目の当たりにしています。急発進、急加速、急停車などの荒い運転をしている人はボロボロになるのも早いというのも整備工場でよく聞きます。ひどい運転だと5万km走らないことさえあるそうですよ!
運転も優しく丁寧に!ほどほどに暖機運転して愛車の寿命を伸ばそう!20〜30万km走行を目指して適度に優しく扱ってあげましょう(^^) 個人的には50万kmを目指して乗っています。
次回更新日:1月28日
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