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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
ベッドのきしみ音
ベッドのきしみ音と色気ある音声を録音して裁判に使えるのか?そもそも夫婦関係にあるなら盗聴器が許されるのか?あるいは遠距離から指向性マイクを使って証拠集めをするのはOKなのか?仕込む場所やタイミングなどによっては可能な話ですが、基本的にどれもこれも犯罪ですので、あくまで建物の外で張り込んで体力と精神を削りながら地道に決定的瞬間をおさえるしかありません。そして今回はそんな探偵らしい話ではなく、ありふれた悩みを解決すべく立ち上がったパパのお話です。笑
すぐに目が覚めてしまう体質から、夫婦で同じベッドで寝るのは不向きだなぁ…と悩むこと10年以上。いい加減ベッドを変えて、ついでに個々に寝れるように2分割しようかと提案。最初こそ分割は嫌だと話していた妻も何かしらのメリットを見つけたのか、純粋に私への優しさなのか、個々にベッドを設置することが決まった数年前。
そう決心してから約半年…たまたま良いタイミングで「ほぼ新品だけど使ってないベッドがある」という話が巡ってきて、シングルベッド2つを頂けることになりました。まだ数ヶ月しか使ってない上に、家主さんはきれい好きな人だったから、傷1つ汚れ1つない状態。
「えー!本当に良いんですか!?」とか言いながら、ちゃっかり貰ってきましたよ(^^)トラックは知人に借りて、譲ってくれるというお宅の息子さん(昔馴染みの友人)に手伝ってもらいつつですから、お礼ギフトで手渡したお酒と、借りたトラックの燃料費しか負担はありません。
良いタイミングで頂きました。
ところがこのベッド、頭部分に小物置きと一体型の脚(脚というより棚)がある他、足側の角に2ヶ所の脚…つまり頭側から足側まで幅広〜く空洞で、その上に板を敷いて寝ようという構造。脚から脚まで2mほど空洞で、そこに人が乗っかるわけだけど…これって真ん中たゆまない?強度的に大丈夫?寝るだけと言っても設計に無理があるとしか感じません。これが金属製なら問題ないのだろうけど…。
まして我が家には“家を破壊しそうなくらい暴れるのが日常“なヤンチャモヒカンが2人。ソファで立つな!ジャンプするな!と叱られようとも、数分後には必ず立つしジャンプするから、いっそ立とうがジャンプしようがびくともしないベンチソファに買い替えました。基本的に我が家の家具はそういったことを加味しながら選ばれます。
もちろんベッドも同じ。今までのは下部収納付きでしたから、脚はベッドの枠全体のような形。だから立たれようがジャンプされようが壊れずに済んでいたものの「ベッドが変わったから今まで以上に立つな!ジャンプするな!」と言っても絶対に守らないのは目に見えてます。このベッド…はたして大丈夫なんだろうか…。笑
いいえ。大丈夫ではありませんでした。2〜3ヶ月でギシギシと音が鳴るようになってしまい、半年後には寝ている最中に寝返りをうっただけでギシギシ音がうるさいベッドに。我が家に来たての頃はそんなことなかったのに…。
ボルトの締め直し作戦。
というわけで、ギシギシ音対策として知られる“ネジの締め直し“を行います。それぞれの位置にあるネジの締め具合が違うと、微妙に負荷の掛かり具合が変わってしまうためギシギシ音が鳴りやすい…というのが理由のようですが…そもそもネジの締め具合でギシギシ鳴るベッドなんて貧弱すぎないか?そんなんで直るってことは、そもそも組み立ての時もこういうの全然やらない人が適当にネジをしめたとかそういうことでしょ?なーんて思いながらも“物は試し“でネジを全て緩めて、タイヤ交換時のように均等に締め直し。
さぁ、どうでしょう?これは、すごい!!見事なまでにギシギシ音が無くなりました!…って、そんなわけがありません。まぁ予想通りだったのでサクサクともう一度ネジを緩めます。きっとダメだろうと二次策を用意していたから、切り替えは早かったです。笑
金具とフレームの擦れ防止を試みる。
二次策とは“ベッド金具とベッドフレームの触れる部分にクッション材を挟む“こと。ただしこれのほうがベッドのボルトを均一に締めることが難しいので、締め具合は慎重にやらなければなりません。
もはや力加減、圧力加減での判断だけではなく、“ネジが回った回数“を数えて締め具合を同じようにしていく他ありませんでした。ゆるゆるでは意味がないから、きっちりガッチリ締めていきます。
結果的にこれは成功で、見事にギシギシ音は鳴らなくなったものの、それもおよそ1ヶ月だけですぐにやかましいベッドに戻ります。緩衝材としてクッションを挟んだけど、そのクッションが押し潰されすぎて意味を成さなくなっちゃったのか?いえ。おそらくネジをしめている場所のきしみは軽減されたけど、一番問題となっている空洞の2mが相変わらず負荷を受け続けているからでしょう。
あるいはその後も何度か目撃した“ベッド上で繰り広げられていた鬼殺隊と猗窩座[読:アカザ]の激戦“が原因か…。猗窩座役の次男も小学1年生と言えど20kg以上はありますし、見かけるたびに人物が違う鬼殺隊の小学4年生は30kg以上。そんな連中がめっちゃ飛び跳ねてるんだから、そりゃあベッドも悲鳴をあげますね(^^;)
原因はわかってるんだから、やるしかない!
原因は「ベッドの設計」と「子ども達」とわかりきっていますから、毎日叱ろうが無駄な子ども達のことはキッパリ諦めて、ベッドの設計自体を修正する他ありません。
重い腰を上げて大改造!なんてするくらいなら買っちゃったほうが良いのでは?と思います。だけど2台も買い直すなんてなかなかの出費ですから避けたいですよね(^^;)譲って頂いた手前もありますから、どうにかこうにか長いお付き合いにしたいところ。
だからとりあえず一番の問題点を解決してやろう!それでダメなら追加修正だ!という感じに、まずは間違いなく癌になっているであろう設計ミスの“あの部分“から手をつけることにしました。そう。写真の通り、2m近くあるベッド下の空洞です。
こういう作りにするならフレームの材料はそれに耐えうる強度を考えて選ばなければなりません。だけどこれは切り出しの一枚板ではなく圧縮形成された木板。穴にドライバーでも突っ込んでほじくればボロボロと崩れていく程度の接着ですから、切り出しの純粋木板とは強度の差は歴然。さすがニ○リ!強度は捨て置いてオシャレなだけ!笑
高さを合わせた木材を用意。
脚代わりになる“厚みのある板“をカットして、よーく研磨して、着色、ニス、軽く磨いて「即席の追加脚」の出来上がり♪簡単に修正できなきゃやってられませんから、バラして設計から見直す…なんてことはしません!笑
このベッドの最大の弱点を追加脚で補おう!ということで、ベッドフレーム中央に即席の脚をはめ込みました。もちろん、床を傷つけないように脚には傷防止の布などを貼り付けてますよ。
ピッタリの高さにカットできなかったとしても、家具に貼り付ける擦り傷防止フェルトテープなど厚みのある緩衝材を貼り付ければ問題ありません。今回は狂いなく寸法通りに完成しましたが、”子ども達が怪我しないように”と念入りにオービルサンダー(研磨機)をかけると削れすぎてミリ単位で寸法狂いがちなんですよね(^^;)
ピッタリはめ込みます。
これにてギシギシ音はかなり緩和。これまでのダメージもあるので歪んでしまっている部分もあるでしょうし全くの無音とまではいきませんでしたが、それでもかなり低減されて、寝返りごときでギシギシ音はならなくなりました。なんならベッドの上を歩いたって音はなりません。時々、なにかの拍子に少しギシッとなるくらい。
ベッド1つにつき十数センチの木材を2つ用意しただけで、ストレスを感じないベッドに大変身!たまーになるギシッ!も、さらに脚を追加すれば直るのでは?くらい効果的免!
天下の家具ブランドさん…家具職人じゃないド素人でもわかる設計ミス、いい加減にどうにかしてはいかがですか?と言いたいところだけど、長持ちされちゃ困るんだよねー♪ある程度使ったら買い替えてもらわないとねー♪という”車やストッキングのような裏事情”もあるのでしょう。経済のためには仕方ないのかな?
ちなみに「丈夫すぎると壊れないから後々が経営難になる!」と多くの会社が学び、同時に不景気の波で様々なコストダウンが図られたのは1990〜2000年と言われているので、実は当時のアイテムのほうが現代の最新アイテムより長持ちしてしまったりする…という裏話もあります。そういった理由から、あえて当時の物を買う人も実はちらほらいるんですよ(^^)
実際に試してみると、本当になかなか壊れませんし精度が高いものもありました。2000年頃の車は見かけるのに、少し前までの車はあまり見かけないのも、当時の車が丈夫であることを物語っていますね。見た目がレトロでも中身はハイスペックって個人的に大好物( ´∀`)
今回の施工は、他のDIYで余った木材を使ったので0円でしたが、ホームセンターで木材を購入したとしても500円〜1,000円程度でしょう。同じようにベッドのギシギシ音に悩まされている方の新たな思いつきや参考になればと思います!
次回更新日:5月20日
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