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事故⑤
私自身も1度事故を経験しています。
バイクで直線道路を走行していた時の話です。
前には2台の乗用車がいましたが、車間は人並みに保持したまま走行。
急に左側の細い路地から一時停止を無視して車が飛び出してきたため、中央線をはみ出ない程度で右に回避。
「危ないなぁ…」
と、飛び出した車が後方へと走り去ったのをサイドミラーで確認。
前に視線を戻すと、2台先の乗用車はなぜか道の真ん中でUターン中…。
まるで後続車や対向車のことなど目に入っておらず…
自分勝手に思いついたまま、急に道路を塞ぎながらのUターンを始めたのです。
そのせいで対向車はもちろん、私の前を走っていた乗用車も急ブレーキ。
私は左から飛び出した乗用車の件もあって対応が他車より1~2秒遅れ…
バイクでの急ブレーキ…
タイヤを鳴らしながら前の乗用車へと衝突。
走行中の速度は60キロ程度だったため、急ブレーキで20~30キロまでは減速していたと思われますが、それでもバイク(生身の体)での衝突は相当な衝撃で、バイクごと倒れた直後も軽くパニック。
どっちが地面で、どっちが空なのか…自分の体がどういうふうになってるのか…まるで判らないといった感じです。
Uターンを終えて対向車線で走り去る例の乗用車は、私の前(事故現場)で一度停車したものの、ヤバい!とばかりに急発進…
そそくさと逃げて行きました…。
幸い大事には至りませんでしたが、前にいた乗用車の修復費用(もちろん衝突時以外の傷であろうものも含まれる)を私の負担でお支払い。
バイクの修理は付き合いのあった良心的なバイク屋さんと自己修復でなんとかお金を使わずして直せたので、相手方の修理代だけで事は済みましたが、十数万円を知らない人に寄付させられたような気分に加え、妻や妻の実家からの揶揄(やゆ)にかなり落ち込みました。
耳の付け根が衝撃で切れたのか出血しただけで、他には特に怪我もなく済んだのは奇跡的かもしれませんが…以前より頭の飛び具合は悪化した気がします。笑
苦い思い出ですが、人並みの車間…いわゆる「0102」では不運が重なって対応が遅れるような事態が起きた場合、停車するまでの車間としては全く足りないものと学習。
それからは「0102」の人並みの車間では安心できず、その倍ほどの車間を確保するようにしてます。
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