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車両整備 〜バッテリー〜

一般家庭の車は1年1万キロと言いますが、探偵の車はそうはいきません。どんなに少なくても1年2万キロ、通常でも3〜4万キロは走ります。ひどい時は1年で5万キロなんて年もありました(^^;)

ガソリン代でさえ年間、ものすごい金額になってしまいます。オイルやフィルター類。バッテリーやタイヤなどなど、通常メンテナンスもかなり早いサイクルで交換。

調査車両は年間3〜5万キロ走行。

そんな過酷極まりない探偵の車両達。全て整備工場に出していたら、それこそ経費がかさんで大赤字。だからこそ勉強して、できる範囲はセルフメンテナンスを行っています。「経費削減」に加え「スキルアップ」にもなるので苦ではありません(^^)

整備士でもないのにできてしまう範囲なので、簡単な作業のみ。全てディーラーや整備工場に任せています!という人も少なくないようですが、そんなセルフケアが苦手な人達に「自分もやってみようかな。」と思ってもらえたら本望です(^^) そんな目的から始まった車両整備シリーズ第一弾(^^)

お気に入りのカオス・ブルーバッテリー。

今回のセルフメンテナンスは「バッテリー」に関すること。電気系全てに影響するパーツとなりますから、これが弱ればかなり多くの弊害が出てきます。

燃費はもちろん、エンジンスタートの力強さ。ライト類の光量、音楽などの音質。窓の開閉、施錠や解錠。挙げればきりがありません。

通常2〜3年で交換するべきものですが、使い方や管理の仕方によっては寿命はかなり変わります。さらに購入するバッテリーによっても大きな差が開くのも面白いところ。

同じ扱いでも2〜3倍以上の期間使えて、安定した電力供給をしてくれる経験から、私の場合はカオス一択。

バッテリー充電器。

普段使い用にバッテリー充電器も購入しておくと間違いありません。片道5km以上、毎日車を走らせるという場合は関係ありませんが、片道2〜3kmのちょいノリが多い人。または週1しか乗らないなどの人は、充電器も持っていたほうが安心。

基本的に車を走らせていれば充電されていくもの。しかし短距離ばかりだったり、使う頻度が少ない人は、電力の消費が上回ります。それを繰り返していれば、やがて電力は足りなくなるのです。

バッテリーの劣化も早めてしまうので、それらの対策として「充電」を行う必要があるんですね(^^)

現場のバッテリー定点

探偵は毎日乗る。

探偵なら毎日乗るし、常に走り回ってるから、充電器なんて必要ないんじゃないの?そう思った人もいるでしょう。

しかし探偵の場合は、張り込み時に丸一日アイドリングさせることもあるし、夏場や雨の日はエアコンを使いながらアイドリングも頻繁。エンジンをかけた車で張り込める時は、必然的にそうなります。

アイドリングは充電量より電力消費が上回ります。それ故に調査後に充電しておくべき場面も少なくないのです。

毎日がっつり乗るという人でも「エアコンを使いながらの渋滞」は、エアコンやブレーキランプ。場合によってはライトやワイパー。かなり消費が上回っていますから、帰宅後に充電しましょう!

エンジンルーム

今回は、調査ではあまり使わない私のプライベート車両。大型かつ、デザインやカラーリング的に目立つので探偵向きではなく、昼間の調査では使いません。

1年半前にサービス品で頂いたバッテリーですが、節々の電力不足が気に入らず、今回カオス新品に交換。エンジンルーム右側にあるのがバッテリーです。どの車でもわかりやすく赤の端子カバーが被せられたほうがプラス。何もかぶさってないほうがマイナス。

カバーがあるのは触れないようにするため他なりません。交換時も工具がボディーなどの金属部に触れないよう注意してください。バチっと火花を散らしながら、手に軽い電気が流れてきますから、慣れても慎重に。

乗せ替えは超簡単。

端子を外す時は「+端子 → −端子」という順に取り外し、バッテリーを交換。取り付ける時は真逆の「端子+端子」とコードを取り付けます。たったこれだけ。未経験の方も10分あれば問題なく交換できてしまうでしょう。

写真のような固定バーが付いている車種は当然、バーも付け外しします。また、バッテリーは横にしてはいけません。取り外した廃バッテリーは適切に処分しなければなりません。

よく「廃バッテリー処分料金」などの項目を見かけますが、これはお店によります。基本的にはカー用品店で無料引き取りしてくれるので、交換後はオートックスなどのお店に持ち込みましょう。

廃バッテリーも活用。

私の場合は廃バッテリーもストック。古いものと入れ替え更新しながら「災害対策用」として保管しています。あえて寿命前に早めの交換をして、定期的に充電しつつ万が一のために保管。

もちろんそのままでは「車に設置する」というように使い道は限られます。ですが端子から電気を供給するアダプターとカーインバータを使うと、簡単にACコンセントが利用できる環境になるんですよ(^^)

取り外したサービス品のバッテリー。

重いので持ち歩くことには適してませんが、防災用品としての保管では困りません。必要な時に車に積んでアウトドア場面で活用するなど、限定的に頼れる物となります。

友人は液漏れ対策の専用箱を作って後部座席足元に常備している模様。彼は承知の上ですが、バッテリーの中は鉄板と硫酸。倒れた際にもし液漏れしようものなら大惨事!

なので常に座席付近に置いておくのには、それなりの準備と安全対策が必要です。万が一でも事故で横転して液漏れし、それが人にかかるようなことまで予想して、対策しておくべきでしょう。

電圧計で常時モニター。

車内設置のインバーターなどで電圧計付きのものを使えば、常時バッテリーの電力を確認できます。最近、電圧が落ちてきたなとなれば、バッテリーを点検したり、交換を検討したりできるので便利。

写真のようにエアコン使用中の夜間は消費が多いなど、日々「これは電力をこれだけ使うんだ!」という把握もしやすいのはメリット。短距離でエンジンオフしたり、ただただアイドリングしているだけの時など、電圧の低下が見えて気をつけられます。

安すぎる電圧計は信憑性に欠けますが、4〜5千円程度であれば粗悪品はあまり見かけません。少なくとも「最大14Vまで表示」してくれるもの、「常時変動を表示」してくれるものを選びましょう。

よく安売りで1,000円程度のものを見かけます。レビューでも賛否両論あるみたいだけど、あんなもの適当な電圧を表示しているだけの不信感しか感じないアイテムです!気をつけたいから付けるというのであれば、ちゃんとしたものを選びましょう(^^)

普通の工具があれば充分。

未経験だと躊躇してしまいがちな車のメンテナンス。こういうのは苦手という人でも、やることは意外とシンプル。簡単な作業も少なくありません。自宅にある工具箱で充分なことが多く、専用工具はあまり必要にはなりませんからご安心ください。

節約のためだけでなく、スキルアップのためにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?整備士に見てもらえない時、災害や突然の故障などもしもの時はセルフでできたほうが安心です。自分の乗る車だから必要最低限の知識とも言えますし、やってみて損はありませんよ(^^)

 

 

 

次回更新日:8月5日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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