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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
なんで宇宙は暗いの?
◉本日の隠しアイビースタンプ4つ
★マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!
太陽の光があたる時間が昼間で、太陽の影になる時間が夜。いつのまにか誰もが覚えている常識の1つ。だけど、そもそも夜空を見上げると宇宙そのものが真っ暗ですよね。
地球のような発光しない“惑星“より、発光している“恒星“のほうが多いというわりに、なぜか明るい宇宙ではありません。
街中でも街灯がたくさんあれば煌々と明るくなるし、いくらなんでも真っ暗闇っておかしくない?
色々な人に聞いてみたけど、ピンとこない人も多いみたいです(^^;) 自分が変なのかな?と思いましたが、調べてみると天文学者が解明しようと奮闘していたようで安心しました。笑
真っ暗っておかしくない?
小学生の頃、そこばっか気になっちゃって、次々と進む授業が入ってこなくなったのを鮮明に覚えてます。なんでみんなこれ質問しないの?気にならないの?自分が理解できてないのか?
と1人で考え込んでその後の話が入ってこない…私にとってはアルアルな出来事(^^;) 未だに人と会話していても、映画やテレビを観ていても、頻繁に起きています。笑
ちなみにうちの奥さんも同じタイプ。人が話している時に疑問をもつことありますよね?それを一旦無視して以降の話を聞けば良いのに、その場で必死に理解しようと考えてしまいます。周りからは聞いてるように見えてるけど、実は聞いてないで頭フル回転中。夫婦揃って同じ欠点が(^^;;笑
オルバースのパラドックス。★
たくさんの木々が生えている森の中で銃を撃つとしたら、撃った弾は必ずどこかの木に当たります。直線では必ず何かと接するわけですから、当然の話。
つまり、手前にある星が光を遮ったとしても地球にはたくさん光が入ってきてるはずだし、宇宙ももっと明るいはず。簡単に言うと、天井には無数のLEDチップがあるのに、なぜ明るくないの?っていうことです。
これは「オルバースのパラドックス」と呼ばれ、長らく“宇宙の矛盾“として謎のままだったそう。
このパラドックスに最初に異議を唱えたのはシェゾーという学者。彼は”距離と光の届き方”に着目し「実はシンプルなんじゃね?」と挑んだとか。
遠くなると光も弱まる。
物体は遠ざかるほど小さく見え、2倍の距離では面積が4分の1になります。この時、明るさも同じく4分の1になります。当たり前なんですが「遠くなると見ためも明るさも小さくなる」という理論。
ライトを置いて、そこから離れれば離れるほどライトは小さくなるし、明るさも減退していきますよね。日常の体感でもわかりきったことですから、すぐに理解できる話。
規模は違えど、恒星でも同じことが言えます。遠ければ遠いほど光は届かないから暗くなる。つまり「全部めちゃくちゃ遠いから光が見えないんじゃね?」と唱えたそう。
実にシンプルだけど、重要なこと見落としてる。★
光が届かないという点だけ見れば、これで解決したように思えます。しかし「離れるほど視界に入れられる物の数は増える」のですよ(^^;)
2倍の距離で光が4分の1になっても、視界に入る星の数は4倍に増えているわけですから、結局は解決しません。
1つの街頭から離れるほど暗くなる。だけど離れるほど視界に入る街頭はたくさん。だから結局は暗くないよね?ということ。
皮肉なことに、彼はオルバースのパラドックスをより確実なものにしてしまったみたいですね(^^;)きっと「うわ…解けないじゃん。」と絶望感全開だったことでしょう。笑
光を遮るものがあるのでは!?
このパラドックスの名前にもなったオルバースという人物は「これ光の問題だけじゃないんじゃね?」と主張。宇宙空間にはチリやガスが充満しているから光を遮るんだ!的なことを唱えていたみたいですね!
地球上で言えば、霧が濃いと光は先まで届かないし、砂嵐でも光は遮られるという例がわかりやすいかもしれません。同じように、宇宙はチリやガスのせいで光が遮られている…という理屈。一応、当時は「あー、それあり得るねー。」ってなったみたいで解決したムードだったとか(^^)b
その後、人類が宇宙に到達。探査も行われるほどに進化して「んなわけねーだろ!」と覆されちゃったようです(^^;) ガスで充満してるなら、ロケット飛ばした時点で宇宙が大爆発しちゃってたはずですからね。笑
他にも、チリやガスが燃えて結局は煌々と光る宇宙になってるはず…という結論にもなり、解明には至らず。
かわいい天才お爺ちゃん。Google検索。
ここで一般相対性理論やブラックホールの予言をした天才物理学者アインシュタインが登場!大胆にも「宇宙は全て静止しているんじゃよ!」と唱えたそう。
星も時間も光も、な〜んにも動かない!という天才らしい発想。その自論を自分で計算して証明しようとしましたが、途中で「やっべ、これ違くね?」と気付いた模様。
「宇宙定数」という重力とは逆の力をでっちあげたり、謎の力のせいに仕立てようとさえしたとか(^^;) ついでに「ブ、ブラックホールが全ての光を吸い込んでるからだぁ〜!」とまで言い出したのだそう。
めっちゃ意地張ってんなぁー。認めたくない感全開じゃん。天才でも、そんな人間らしい部分があることに好感を持てますね(^^)笑
宇宙は膨張してる。★
“宇宙の静止“が間違えていたと認めない彼に、ハッブルが冷静に「っていうか銀河、遠ざかってね?」とチクリ。あの望遠鏡の名にもなってるハッブルです。
星までの距離を計測していると、徐々に星は遠ざかってる。星と星の間も距離が変わる。…おや?そもそも宇宙自体が動いてんじゃん!ということですね。静止してないのがバレた瞬間です。笑
宇宙が膨張している。ということは、元々の宇宙は今よりも小さかったということになります。つまり膨張の他にも「宇宙には始まりがある」という証拠にもなるわけですね!
原因は“光の速さ“だった。
原因は2つ。そのうち1つは「光の速さ」です。時速およそ10億kmという光の速さ。もう意味不明な速度で混乱しますが、重要なのでなんとしても理解しておかないといけません。笑
【重要】 光が1年かけて届く距離=1光年(10億km)。
地球の誕生は45〜46億年前。宇宙の誕生が138億年前。だとするなら、宇宙誕生当時の光が地球に到達するまでの時間は…そう、138億年。つまり始まった場所から移動している光は、まだ地球には届いていません。近くにすら来てません。しかも宇宙は膨張してるし。
そもそも見えているのは太陽や恒星の周囲が照らされて少し…というだけ。観測できている(見えている)宇宙そのものに限界があり、地球からはほんの一部しか見えないということもわかります。
光の速さの都合上、見えてるのは”ほんの一部”みたいです(^^;) そりゃあ煌々と…とまではいきませんね。
もう1つの理由は人間の眼の仕組み。
「赤方偏移」として知られる法則も関係あります。難しい話は省きますが、めちゃくちゃ遠い光は、引き延ばされた結果「赤外線」になるんだとか。そして人間の眼は赤外線を見ることはできません。
空を見上げると恒星が広がっているのは確か。だけど、ほとんどの恒星は遠くて、光は赤外線となってる…。つまり光として見えなかったりするので、もし明るかったとしても、結局は「人間には明るくは見えない」のですね(^^;)
宇宙の問題だけでなく、人間の眼の仕組み的にも、どっちにしろ明るく見えない…というのが最終的な答え。一部の動物や宇宙人の眼にはめちゃくちゃまぶしい世界!って可能性があるのは面白いですけどね(^^)
基礎知識を全部揃えて初めて理解できるけど、それでも「ん?」って何度も思考停止するほど難しい話に感じました。天文学者の脳みそってどうなってんの?笑
宇宙に行きたい or 行きたくない?★
地球や星を点として書き込み、風船を膨らませると宇宙の膨張を再現できるので、一度試してみてください。点と点の距離が開く速さで、宇宙の膨張を知ったらしいよ!と子どもに説明する時はとても便利です。
先日、地球が崩壊するとしたら「宇宙とか月に行きたい?」「火星に移住したい?」みたいな話題になりました。私も奥さんも「絶対行かない」派。
重力事情が変わった時点で身体は不調だらけになって、嘔吐やら頭痛やら色々あるのなら、地球で普段通りに最後を迎えたいし(ㆀ˘・з・˘) 体が適応する前に心が…。笑
宇宙には行きたくないけど、天文学って面白い!!
次回更新日:5月26日
【アイビー探偵】
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