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パラッパラッパー⑦

ラストは私が学生時代にアルバイト中に起こしたパラッパラッパーな珍事件です。

英語にするとcar shopと言うんでしょうか…あの某老舗ラーメン店の厨房で働いていた時のことです。

接客業で働いている方はみなさん判ると思います。
それまで暇なくらいガラガラだったのに、なぜかお客さんが集中して来店し、注文が殺到する接客業あるある。笑

それはラーメン屋さんも同じですが、働いていたラーメン屋さんは基本的に厨房1人、ホール1人で回します。

そして注文されるメニューは全員違う…なんて当たり前のことですが、ラーメンのように短時間勝負の調理ではまとめて5~6種類作るのも意外に難儀でした。

醤油、塩、味噌、豚骨、坦々麺…

器を並べて全ての味ベースを作り、ダシスープを混ぜてスープ完成。

それと同時進行で太麺、細麺の茹で上げや、上に乗せる具材を調理しておくのです。

ある日曜日の来店率MAXの時間帯…事件は起きました。

店長、なぜか事務室(忙しい時はいつもでした)で引きこもり。

もう1名のアルバイトは調理不可で、皿洗いや麺や具材の下ごしらえで精一杯。

ホールの女の子なんて1人で走り回っていました。

そして魔の注文ラッシュ。

よくあることですが、手のかかる面倒なメニューな上に、スープは全て違う味…

まず器を並べて、野菜などの具材を用意して、麺を熱湯に投入…餃子も同時に焼いて…

…バタバタで脳みそフル回転…

そんな状況が2時間近く続いた時…やらかしました。

「これ味がしないんだけど!」
と1人のお客さんがラーメンを渡しに来ました。

味見をしなくても直感的に「あぁ…スープベース作ってないんだ…」と判りました。

スープベースが味の元です。
インスタントで言うところの粉末スープや液体スープです。

そのスープベースを作り忘れて、ダシスープだけを入れたラーメン…

インスタントラーメンで粉末スープを入れないで、お湯の中に茹でた麺を入れただけと同じ状況です。

味なんかするわけないですね。

忙しいは理由になりませんが、余裕を無くしてしまったためにやらかしてしまった珍事件です。

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