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車のサンシェードは必要か

◉本日の隠しアイビースタンプ5つ

マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

これまで車のフロントガラスにサンシェードを取り付けることはあまりしませんでした。最初の頃はそれなりに車内温度が変わるのかなと夏場のみ取り付けていたのですが、実際には変わってないと気付きます。そうして「付ける意味がないのでは?」と使わなくなったのでした。

それでも持っているのは、車中泊する場合に目隠しになるから。災害時に車乗生活せざるをえなくなった場合も必須アイテムになるでしょうし、全ての窓用を揃えてます。

全窓を目隠しできる”車種専用品”は1〜2万円で購入できるので、持っておいて損はないと思いますよ。暗室化できて便利ですし、我が家は普段もわりと活躍してます。

☆全窓サンシェードをしても温度変化はある。

夏場のキャンプ中でさえ、全窓をサンシェードで覆っても車内の高温化は避けられません。冬場は外からの冷気をカットできますが、やはり車内は極寒です。

このサンシェードってアイテム、夏場はただの目隠しくらいしか効果なくない?と考えていたのです。

ただし、車内の直射日光があたる部分には表面温度を抑える効果だけはあると知ってました。そのためシートやステアリング(ハンドル)、コンソール(ひじ置き収納)は熱々になるのを防いでくれます。

とはいえ、それだけですから熱くなったら困るものを車内に置かなければ解決。ステアリング等だって、熱くなっても火傷するほどではありません。

サンシェードそのものが無意味だと言う人もたくさんいるそうですが、そこまで極端には考えていません(^^;)あくまでも「夏場の断熱」という意味では役不足なのでは?と感じていただけ。

☆ある日のナビ画面。

地図が古いし機械も10年経過してるから2020年に買い替えたナビに異変が現れた2023年。10万円以上もしたのに3年で故障とか価値ないなぁーと不安いっぱいでマイカー主治医の元へ。

主治医いわく、ものによっては3年で故障するナビも珍しくないそう。しかしパイオニアのカロッツェリアシリーズは5年以下で故障なんて見たことないし、メーカーも耐用年数5年と発表してるはず。考えてもわからないし、とりあえずパイオニアに送ろうということに。

そして、ここぞとばかりに車の専門家に色々と聞きました。夏場のサンシェードの有無は関係あるのか?他に壊れやすい条件があるのか?そもそもサンシェードって必要?

高温化は避けられない。

売り文句は車内の高温化を防ぐためと言われていますが、私の経験上ではそんなの嘘っぱちで、ただの宣伝文句。その感覚は間違ってなかったらしく、実際に車内温度の上昇は避けられないんだそうです。

また、直射日光があたるところに物を置かなければ良いというのも正解なんだそう。つまり「人のために熱を避ける」という意味ではほとんど効果はないのがサンシェードの現実。

しかしマイカー主治医は専門家らしい観点のアドバイスを1つくれました。

今までたくさんの修理をしてきて、車の機械装備が壊れる外的要因は「振動」と「熱」の2つ。普通の電化製品よりも過酷な環境に置かれているのは確かで、それを軽減させることが寿命を伸ばすコツなんだそうです。

ちなみに探偵のようにずっとエンジンかけっぱなしの場合、電化製品もずっと稼働していることになります。これもまた寿命を縮める原因だと教わりました。

☆サンシェードを使う本当の目的。

ダッシュボードへの直射日光を減らすこと程度では、車に乗る人への影響はほぼありません。しかし、ダッシュボードの下(中)への影響はかなり大きく、夏の直射日光が当たり続ければ高温化します。

ただでさえ風通しが悪く、熱も抜けにくい場所に位置するダッシュボード内。しかしそこには配線やナビ本体など機械が詰まっているので、わりとデリケートなエリア。ここへの熱源を少しでもカットできて、少しでも温度が上がらないようにしてあげれば、機械へのダメージはかなり軽減されるというもの。

つまりダッシュボードの下に隠されている機械達のためにサンシェードで直射日光をカット。そうすれば電装品の寿命は大きく変わってくるんだそうですよ。ダッシュボード自体の熱があまり上がらなければ、その下(中)はもっと熱が上がりませんからね。

☆ダッシュボードの中は機械だらけ。

言われてみれば当たり前だし、少し考えればわかったことだけに、少し恥ずかしく思いました(^^;) そりゃそうだ!と納得。

ちなみにナビは故障ではなく、そういう不具合が出ると報告が相次ぎ、無償修理の対象となっていました。パイオニアから回収の発表があったようですが、カーナビ紹介のホームページなんて見ないから気付かなかった(^^;)なーんだ、設計ミスが原因か。

とはいえ大きな収穫があった事件。サンシェードによる熱カットが、車の機械を守ってくれると知れて良かった(^^)

設計時に加味されているから純正品はあまり関係ないですが、内装へのダメージも同じです。社外品のシートカバーやステアリングカバーなどの類も、サンシェードによって日焼けを防ぐことができます。

☆熱、振動、湿度、稼動時間は機械の天敵。

内装を剥がして防振材などをルーフ内側に貼り付けると、車内がより静かで快適になります。床や天井に防熱シートなどの細工もしてますが、夏場はあまり効果を感じないものの、冬場は断熱効果はそれなりにある様子。

快適なのは機械も同じでしょうから、振動対策も断熱対策も結構大切なんだろうなと勉強になりました。振動云々についてはまた別の話になってくるので今回はあまり触れません。

夏が終わった頃にやっと知ったサンシェードの必要性。冬は冷気カットで欠かせませんし、災害時は車乗生活の場合でも避難所への持ち込みでも、重宝するのは間違いありません。持っていないと地味に困るアイテムですね(^^)

 

 

 

次回更新日:11月3日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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