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防災体験 〜お風呂編〜

◉本日の隠しアイビースタンプ9つ

マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

よりによって11月の寒い時期にエコキュート(給湯器)が故障。ひたすらお湯を沸かしては、どこかで消費している様子で、一向にタンクにお湯が溜まりません。

発電量や買電、売電、消費量などを確認できるモニターを見てみると、前夜からずっと沸き上げ中の様子。

エーススタッフのザキさんが、シャワー出しっぱなしにして浴室で寝てた時、お湯がゼロになったことはありました。あの時は湯船に沈めてやろうかと思ったけど、当時を思い出す残量アラート、久々に聞きました。笑

☆水漏れが判明。

これはおかしい!と外を調べてみたら、ヒートポンプから漏れているではありませんか!しかも水じゃなくてお湯!沸かしてそのまま捨ててるーーーΣ(・・;)

室外機(ヒートポンプ)脇のカバーを取り外してみたら、カルキの塊と水漏れ。水漏れ修理用のシールテープと、よくあるビニールテープで応急処置。しかし水圧が強くて意味を成しません。

シールテープもプロ用なのですが、水圧の強さゆえに補修してるそばから切れるわ、吹っ飛ぶわで大変でした。漏れる速度は圧倒的に遅くなりましたが、あくまで応急処置に過ぎません。早く直さねば〜。

☆タンクの栓を閉める。

水道の元栓を閉めてしまえば間違いありませんが、そうすると普通の水も使えません。トイレも流せない、手洗いもできないは困ります。

だからタンクへの水の充填を手動で止める他なく、タンク脇のカバーをはずして手動用の栓を「閉」方向に半回転。ひとまず水漏れ対策はOKなので、あとは給湯パネルから「沸き上げ停止」をすれば無駄な電気もカット。

何日もあちこち電話しましたが納得いかず修理は進まず停滞。信頼できる方から建築業者さんを紹介してもらい、みてもらったところ「メーカーに頼むのが確実」とアドバイスを頂きます。

直るまでの約10日間、蛇口からお湯が出ない生活となりました(^_^;) 冬なのに!

☆ちょっとした被災体験。

奥さんと「これはいい機会だね!」と不便を楽しむことにして、被災時などに備え、色々と勉強体験してみます。

20リットルのポリタンクとシャワーポンプの装備は、元より防災対策としても車に積んでいたもの。出先での手洗いも欠かせない性格なので普段使いしています。

20リットルのポリタンクは1,000円もしないし、シャワーポンプ一式は2,000円程度。電動だと電池の入手ができない場合にゴミと化すし、故障リスクも比較的高めなので使いません。あくまでも手動アナログ式。

アウトドアや普段使いでも便利でしたが、頻繁に使ってきて3年は故障知らず。まさかエコキュートの故障で活躍するとは思いませんでした。

☆湯沸かし必須。

ポリタンクに1213リットル程の水を入れて、5〜6リットルくらいの熱湯を流し込むと熱々に。あとは好みによって微調整。もちろん大鍋などを使って素早く沸かします。

普段から無駄使いをする長男はタンクを使い切るわりに全然洗えてない。奥さんからは臭いと苦情受けてました。笑

節約上手な次男は5リットルも使ってないのでは?くらいで、めちゃくちゃきれいに洗えてる。ここらへん、試してみないと正確な数字はわからないので面白い機会でした。

大人は、女性だと1520リットルはやっぱり欲しいところですね。桶などを使って節約してても、やっぱり髪の毛の多さがお湯を必要とします。

私はスキンヘッドですが、ヒゲ同様にほぼ毎日剃るため、それなりにお湯が必要とわかりました。初日は15リッター、2日目3日目にはコツをつかんで10リッターという感じ。

うーん。水の節約をしなくてはならない時、足を引っ張るのはやっぱりお風呂なんですね。わかってはいたけど予想より使ったので、これは考え直さないといけないなぁ。

☆火力燃料も貴重。

今回はエコキュートの故障で蛇口からお湯が出ないだけ。コンロやストーブでお湯を沸かせばなんてことはなく、ちょっと寒いくらいで、別に無理じゃないねと話してました。

しかしこれが被災した時なら、”火力燃料”も貴重なものになります。それらを加味して、入手しやすい特定の燃料のみで色々なことができるように備えていますが、燃料は無限ではありません。

そもそも燃料は手に入らないと思っていたほうが良いくらいの事柄でしょうから、ストック分だけでやりくりすると仮定します。

☆ガスコンロ。

もし同じ量をカセットガスコンロで沸かしたら、ガス缶をいくつ消費するのでしょうか?我が家の場合、使いすぎの長男がいますが4050リットルのお湯を確保したいので、熱湯は1722リットルくらい。

概算でも、夏場ならカセットガス2本、冬場なら2.5本くらいを消費してしまう量ですね。燃費の良し悪しはあるけど、結構な痛手になるのは間違いありません。料理やら色々と入り用な時に、そんな使い方はできません。

水は蛇口から出ると仮定した場合です。

☆対流型石油ストーブ。

電気が必要ない、乾燥しずらい、やかん等での加湿や調理もできる。以上のことから、我が家は全て対流型石油ストーブを使っています。

ストーブの上部は万能で、調理はもちろん、焼き芋が食べたい時にも大活躍。そして常にヤカンでお湯を沸かしている状態。

よくカビを警戒する記事がありますが、換気しないからです。ストーブにも1〜2時間に1回換気するよう記載されています。

しかし大量の熱湯を用意するとなると、火力に物足りなさは感じました。非力ではありませんが、湯沸かしはあくまでサブ的で、主に暖房や照明代わりでしょう。

写真のストーブは見た目もランタンですが、実際に照明代わりにもなるよう設計されたもの。暖房、照明、コンロの3役を1台で担える優秀なトヨトミのストーブ。

☆圧縮タオルが便利。

やはり緊急時にシャワーなんて無謀な挑戦といったところなのでしょう。ドラム缶で五右衛門風呂に似たようなものを作れて、川などが近くにあれば話は変わってくるかもしれませんが。

おそらくお湯でタオルを絞って体を拭くというのが現実的。やっぱり試してみてこそ解ることもありますね。こんなにお湯が必要とは

避難すべきとなれば自宅以外でそういった対策をとることになります。避難バックには必ず圧縮タオルは入れておかないといけませんね。とてもじゃないけど、たまに部分洗いするのが精一杯でしょう。

できるだけ相見積もりをオススメ。

あるあるですが、メーカー連絡はアナウンスでたらい回しにされたり、ひたすら待たされます。

特に酷かったのは、18:20頃からtel。そのままお待ちくださいをひたすら続けられて、19時になった途端にプツン。19:00までとは書いてありましたが、 3040分も待たせておいてソレはないでしょ!三菱さん!

奥さんは二度と電話しないとブチギレモードだし、「まぁ19時迄だし仕方ないよ」なんてフォローできません(^^;) ほんと何してくれてんすか!笑

あらゆる方面で調べましたが、アドバイス通りメーカーさんが4〜5万円と最も安く、確実でした。

水のトラブルに急行!で有名なところは「610万円かかると思います」とのことで、実際に同じ症状でこの金額を払っていたご近所さんも。

どこにいくらで頼もうと自由ですが、余裕をもてるなら相見積もりは取ったほうが安心です。

☆普段、車載しているシャワー。

丸見えだとみっともないので、簡易的なホルダーをDIYで作り、ポリタンクシャワーを目隠しをしています。バンパーに座っても、目隠しのすのこが背もたれになってくれるので便利。

これはこれで普段使いでも欠かせないし、あったら有事の際にも助けてもらえるはず。

ただし「体を洗うのは難しいと思ったほうがいい」ということは、とても勉強になりました。水道が使えたとしても、お風呂のために燃料は割けないなぁ

また違う実験をした際は紹介させて頂きます(^^)

 

 

 

次回更新日:1215

 

 

 

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