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survival-12 ネイチャーストーブ

◉本日の隠しアイビースタンプ5つ

マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

過去にアルコールストーブの優秀さを紹介したこともあります。音もなく、ほどよく火力もあり、故障知らずで長持ちするのがメリットでした。

しかしどんなコンロやストーブも燃料がネック。特に2023年はあらゆる燃料の価格高騰により、アルコール燃料も高額になりました。ガスやオイルも高騰してますから、厳しい事態です。

そこで今回は燃料は現地調達できる実質燃料費ゼロのコンロ「ネイチャーストーブ」を紹介。

ネイチャーストーブ。

これの優秀なところはやっぱり「燃料費を節約できる」というところでしょう。そこらへんの落ち葉や木の枝を集めてきて、筒の中にポイっちょ。火をつけるだけ。

なんだ焚き火か。と思うかもしれませんが、焚き火とは少し違います。焚き火はシンプルに物を燃焼させるだけ。ネイチャーストーブを眺めてみると、よく考えられた構造に感激するでしょう。

下から空気を取り込み、上昇気流を生み出して、筒の中の燃焼を促進しますから、ただ燃やすよりも火力は高まります。

常に一定量の空気を取り込むから、燃料となるものが燃え尽きない限りはひたすら火をあげてくれる優れもの。とても理にかなった作りをしているんですよ(^^)

二次燃焼で白煙もあがりにくい。

二次燃焼効果があり、白煙などまで燃やしてしまうので、普通の焚き火のようにモクモクしません。火力も強く、煙も出ないなんて優秀ですよね。

二次燃焼というのは「煙と熱い空気が合わさることで、さらに燃える。」こと。白煙も燃やし切ります。

下から入る空気は大きくわけて、2ヶ所に流れていきます。1ヶ所は燃焼物の下部から吹き上げ、上昇気流によって燃焼を促進。普通に燃やすよりも火力はあります。

もう1ヶ所は側面を通過して上部に抜けていく空気口。この側面を抜けていくほうは、上部から出てくる際には空気が熱々になっています。ここであがってくる白煙と熱々の空気が合わさることになり、二次燃料が起きる仕組み。まじまじと構造を見て、人間すげー、最初に作ったやつすげーって思いました(^^)

下に気を使わなくてもいい。

焚き火にはないメリットがもう1つ。焚き火では地面も高温になってしまい、焦げ跡がついたり、汚れてしまいます。そのため「焚き火台」を条件に挙げているキャンプ場は少なくありません。

しかし二重構造のネイチャーストーブは、内側の容器で燃えているため、外側はそこまで高温化しません。だから地面に直置きしても焦げたり汚れたりしないんですねー。

だから直火NGのキャンプ場でも、またはキャンプ場じゃない所でも使いやすいというのがメリット。

当たり前ですが、火気厳禁だったり風の強い時は使用は控えましょう。また、高温化しにくいといっても素手で触れたら大火傷は避けられませんので気をつけて扱ってください。

ウッドペレットも使える。

構造的にペレットストーブにもなるのでは?と思い、ウッドペレットを投入してみました。結果は、火力調整が難しいくらいよく燃えて、翌朝まで火を燻っていたくらいです。

ただしペレットストーブほどの暖かさは得られなかったので、ペレット向きとまでは言えません。それでも他のものと燃やせば使えることは判ったので、あると便利ですね。

【ウッドペレット】木質ペレットは、木材加工などで不用になった木くずやおがくずなどを粉砕、圧縮形成したもの。ペットトイレに使われることもありますが、どちらかというと燃料向きで、エコロジーで注目を集めています。

【ペレットストーブ】バイオマス燃料ストーブで、電気や灯油などの代替え燃料として注目を集めています。これまで余りを捨てていた木くずを燃料にできるメリットもあり、何より経済的。1日6時間のペレット暖房を使うとすると、1ヶ月10,000円程度と安価。

メタノール固形燃料の併用も。

火付きが悪い場合は天然着火剤である松ぼっくり等使うのも良いですが、メタノール固形燃料があると非常に便利。旅館や飲食店で、目の前に運ばれてきてからも鍋をぐつぐつし続けてくれてるアレ。特にペレットのように火付けが難しいものほど楽ですし、さらなる高火力を生むのでかなり暖かったです。

固形燃料だけの場合は火力不足は否めませんから、固形燃料専用のコンロよりは使い勝手が良いでしょう。あれだけだと冬の屋外じゃ湯沸かしもままなりませんから(^^;)

併用するのは非常にオススメ。100均だと2〜3個入りと割高なので、ホームセンターなどでまとめ買いできれば経済的です。燃焼時間やメーカーなど物によりますが、ホームセンターで20個300円程度。

小さく収納できるものもある。

4分割して組み合わせを変えると小さくまとまるものもあります。バッグなんて余裕で入るし、車の座席下にも入るので邪魔になりません。

ライターと固形燃料を中に入れて、こいつを積んでおけば、どこでも火力を確保できちゃうので便利ですよ。燃える物をちょこちょこ入れてやれば、湯沸かしも調理もできちゃう優れもの。

ガスコンロなどの燃料系には勝てませんが、それすらも手に入らない環境では頼れるアイテム。対応幅を広げるためや、いざという時のために車に1ついかがですか?

 

 

 

次回更新日:2024年1月5日

本年中もご愛読ありがとうございました。皆様もよいお年をお迎えください。また2024年も宜しくお願い致します。

 

 

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