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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
トイガンは護身用に使えるのか
◉本日の隠しアイビースタンプ8つ
★マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!
昔々、私が20歳手前だった太古の昔、本気で「偽物の銃は自己防衛に使えるのか問題」を検証したことがありました。
つい先日、一緒に検証した友人達と「あれ面白かったな」と話題に上がり思い出したので記事にします。
普通なら「護身用になるわけねーだろっ!」で終わる話。しかしある程度の知識を持つと、脅しにはなるのでは?と疑問を感じてくるもの。
その最大の理由は「本物を違法所持する人も一定数いるから」他なりません。まだ知識がないうちは、本物を持ってる人なんて滅多にいないと考えますが、現実はそうでもないから。
ここらへんは前回の記事「銃刀法の銃とは」をご一読ください。全く知識がない方にもわかるように簡略化してありますので、難しくないはずです(^^)
きっかけはチンピラくん。
これを検証しようと思ったのは、ある出来事がキッカケ。若かりし頃の話ですが、友人達と外食し終えて車に乗り込んだ私とTくん。
少し遅れて店から出てきたJくんとMくんが車に向かってくる途中、5人組の男性に声をかけられてました。
車内から見ていても、どうやら揉めているのがわかります。あからさまにからまれてるので私とTは降車し、2人の元に歩み寄っていったのですが、すでに殴り合いに発展し始めてました。
止めに入ろうと声をかけるも、お互いが声を荒げながら揉み合ってるので聞こえてない様子。
そこで私もTも聞こえるように大声で声をかけたのですが…(^^;;
☆仲裁に入ると…
予想はしてましたが巻き添えを食います。しかし私もTも、からまれてた2人も実は格闘技経験者。5対2が5対4になった途端、あっさりと決着がついてしまいます。
すると地面にうずくまってた1人が立ち上がり「俺が誰だか知ってんのか」と凄んできました。もちろん知りません。ダレデスカ?
4人でキョトンとしてたら、彼は懐から銃を出して私達に向けたのでした。彼の仲間たちも「お前らオシマイだ」だの「詫びるなら今だ」だのヤジを飛ばしてます。
まるで本物を向けて強気になっているチンピラそのものでしたし、雰囲気的にはマジっぽい…。
しかし幸いにも知識のあった私たちには、その銃が偽物であることは一目でわかってたのです。
サクッと取り上げて、パチンパチンとお仕置き射撃したら、ヤジを飛ばしてた仲間達はあっけに取られた顔。どうやら仲間達は、彼の銃が本物だと思い込んでいた様子でした。俺、ホンモン持ってんだ、みたいに周りに触れ回ってたのでしょう。
☆そういえば見分けられない。
そんな出来事があって「知識がない相手なら、偽物でも護身用になるのでは?」という話題になりました。
知識を持った人達でいくら話し合っても答えは出ないので、本気で検証してみることにしたのです。
検証(実験)は、アクシデントを装って人前で銃を落とす、持ってるのを自然な形で悟らせる、暗殺っぽいシーンを自作自演する、など様々。
それによって見ず知らずの人たちがどんな反応をするのか観察してみよう!というバカな検証です。
見た目の問題なのか、私達はチンピラくんに絡まれる機会もちょこちょこあったので、その時にも試したいとTは意気込んでました。
全てではありませんが、その一部をご紹介致します。
☆まずはアクシデント編。
まず始めに「試したのは全て夜」です。はっきり見えないぶん、それっぽく感じやすいのでは?というのが一番の理由。あとは逃げやすいとか、顔バレしにくいとか、そんなしょうもない理由。
駅のエスカレーターや繁華街、コインパーキングなど、様々な場所で色々と試しました。
歩いていてポロッと落としてしまい、さっと拾って立ち去る…それだけのアクシデント。
これは「見てたはずなのに見えてないフリをして、絶対に目を合わせない」という人が最多。少数派は、ダッシュで走り去る、目が合うまでめちゃくちゃ見続ける、すみませんと謝る、等々。
悪くないのに謝らせて本当にごめんなさいm(__)m そんなに気弱だと申し訳なくなってしまいます。
隠しきれてないじゃん!編。
腰あたりや上着から銃口部分がはみ出してるやん!みたいに、チラ見せで“悟らせる“実験。この人、チャカ持ってね!?みたいに思わせる演出です。
もちろん持ってる本人は「全然気付かれてない」と警戒ゼロの状態をキープ。他のメンバーが離れたところから周囲の人達の反応を観察しました。
これまた同じく「がっつり見たのに見なかったふりをする人」が最多。銃口、顔、銃口とジロジロ見てたくせに、目が合いそうになると平静を装います。
エスカレーターで後ろに立っていた金髪のtheヤンキー君は、急にオネエみたいに手で口を覆って、隣の彼女さんにコソコソ話しかけてて可愛かったです。笑
1人だけ「ソレ、見えてますよ」とTに声をかけていた女性がいましたが、その後Tは勝手に落ち込んでました。きっと恥ずかしかったんでしょうね。笑
はっ!とした顔をして、こそ〜っと建物の隙間に入っていって隠れていた青年は、あまりに可哀想だったので、ネタバラシしました。驚かせてごめんね。
☆事件を自作自演。
火薬でパンパンと撃ちます。弾は出ないので撃たれたふりをしてもらうのですが、被害者役は全てTくん。
俺の見事なやられっぷりを見とけよ!と意気込みすぎて吹っ飛んだりするから、バレて笑われたこともありました。
これは少し意外で「立ち止まってボーッと見る、唖然としてゆっくり立ち去る等」みんなのんびりです。
酔っ払いが「俺も56してくれ!」と両手を広げたイレギュラーもありましたが、悩み相談を受けて解決。奥さんの下着が2年間変わらないことで、自分は相手にされてないと落ち込んでたんだとか(^^;)
銃は撃っちゃうと怖がらないものなんですね。海外なら流れ弾で被害者になっちゃうから、反応が早いのに。みんな逃げるくせつけたほうが良いよ!笑
からまれた時編。
チンピラのお兄さん達にからまれた時も何度か試しました。もちろん相手にもよるとは思いますが、結果は未知だったので面白かったですねー。
結論、最初に出しても護身用効果なし!ノックダウンしてから出すと、時々精神的クリティカルヒットするようで、怯えた様子でごめんなさいと謝られました。もちろんガチっぽいトーンで「ダメだよ、しまえ」なんて止めに入る役もいるので、察しが良い人ほど騙されるかもしれないシチュエーション。
どちらにしても結局はやることはやらなきゃならず、未然に防ぐための護身用にはなりません。手を出さずに済むなら活用したいと思ったけど、からまれた時はやっぱり拳は必要なんですね。
おじさんになった今となってはそんな機会すらないので関係ないんですが。いや、むしろおじさんが銃を出したほうが怖いのか?ちょっと再チャレンジしてみたくなってきました。笑
☆見た目にも左右される。
ある程度の予想はしてましたが、顔や服装によっても反応が変わります。基本的には黒服で試してましたが、これがポップなパーカーとか着てると、まず怖がりません。
また、顔がマイルドでスレンダーなMくんだと怪しまれるだけという結果が多かったのも納得。
指名手配フェイスのJや、天然ゴリラのT、顔が公務執行妨害の私は、やばいやつだと怖がられる率が高めでしたね(^^;) 持っている人がどんな感じなのか?に大きく左右されるのは確かです。
ちなみにもう1人参加していましたが、彼は観察役しかしていません。現在は刑事さんなのですが、先日話した時、この実験は何の役にも立ってないと笑ってました。
「3人とも順調にビジュアルが被疑者」と暴言を吐いて楽しそうにしてたので、結局良い思い出の様子です。もちろん署内では話していない様子ですが。
☆銃の種類も重要。
写真のような競技用レースガンは海外では珍しくありません。むしろこれもまだまだ地味なほうで、まるで子ども用おもちゃみたいな激しい原色カラーもあります。それでも向こうでは「銃」として認識して、逃げるなり隠れるなり各々が対策してくれるもの。
しかし日本では馴染みがないため、このような銃を見て「本物かもしれない」とは思わない様子。無頓着、無知識だからこそ、カラーリングやデザインによっては「おもちゃでしょ?」という反応でした。
むしろわかりやすくブラックやシルバーで、クラシックなデザインのほうが、リアリティを感じるみたいですね。日本らしい先入観です。
様々な実験をしてましたが、いわゆるリボルバータイプ(回転式拳銃)の程よいサイズで黒い銃に、本物感を感じるようでした。
☆動物避けにはなる。
登山や山籠りサバイバル訓練などでは、モデルガンによって野生動物を遠ざけることはできます。
以前、友人に付き添った山でオオカミ?犬?とバッタリ。睨み合いになったところでパンパンと鳴らしたら、走り去ってくれたことがあります。
気が付いたらキツネ?がすぐ目の前にいたものの、銃声を聞いたらダッシュで逃亡してくれたことも。
基本的に自然の多い所に行く時は、ケースなりバックパックなりに備えて、動物避けとして使っていました。アウトドアの機会が多かったから尚更です。
熊さんへの効果は不明ですが、かなり接近しなきゃ使えないクマ避けスプレーの前に、まずは威嚇したいところですね。
猟師(剥製師)の親戚いわく、熊は急所をはずしたら一瞬で目の前まで走ってくるから、一撃で仕留めなきゃならない!そうです。
それでもクマ避けスプレーに頼りますか?近寄らせない努力のほうが先な気がしませんか?
☆本場米国でも見分けられない。
昔も今も、本物と日本製トイガンの見分けは難しいくらい精巧にできています。まして本物も最近はプラスチック製のものが主流となり、ますますわかりにくいもの。
詳しくない人が見たら、勘違いしても全く不思議じゃありません。本場アメリカでトイガンと並べてみる実験がありましたが、向こうの人がわからないほどだったそうですから。
私達の実験もずいぶん前のことではありますが、もしも「銃をもった人を見かけて怖かった」という人がいたら、大変申し訳ございません。
20年ほど前に埼玉県内で、銃をもった20歳手前の若者…いや、馬鹿者に出くわしたなら、それは私達です。大変ご迷惑をおかけしましたm(__)m ただの好奇心から生まれた実験だったのでお許しくださいませ。
次回更新日:3月8日
【アイビー探偵】
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