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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
【リアル】人探し 〜浅草案件〜
基本的に人探しは時間も体力も、人数もお金もかかってしまう調査です。
そして行方がわからなくなってから時間が経過すればするほど、発見できる確率は下がります。
そんな人探し案件で以前「夫が突然帰らなくなった」という相談から調査が始まったことがありました。
いざ調べてみると仕事は数ヶ月前にリストラされて退職済みということで、奥さんに気付かれないように毎日、架空の通勤をしていたことが判明。
よくある話ではありますが、リストラの事実が判って現場は凍りつくように緊張しました。
この場合、捜索対象者は自殺を考えている可能性がおおいに有り得るからです。
事情が事情なので調査員を増やして捜索効率をあげようということで奥さんとも話がまとまり、できるだけ調査員を集め、大人数での捜索を始めるも虚しく時間ばかりが過ぎていく日々。
捜索開始から1週間近く経過してしまい、料金ばかりが膨れ上がってしまっていることもあって、奥さんから捜索終了の話も出始め、探せど探せど見つけられない現場もピリピリし始めていて、もう無理かもしれない…と誰もが諦め始めていました。
そんな中でエース山﨑がふとある場所の張り込みを開始したいと言い始めます。
それは奥さんから聞いた莫大な量の情報の中にあった場所で「何回か立ち寄ったことのある神社」でしたが、特に思い入れがあるわけでもないという情報だったので、捜索中は何回か確認に行った程度でした。
捜索中に調査員が1ヶ所で張り込みをするなんていうことは基本的にありません。
捜索は歩き回って聞き込みをしたり、対象者がいる可能性のある場所をひたすら確認するなど、とにかく動き回る内容の調査です。
捜索で1ヶ所にとどまることは「そこに現れる可能性が高い!」という場合などでもない限りはやりません。
ましてや依頼者側からしたら「捜索なのに張り込み?」と不信感さえ感じることもあるかもしれません。
それでも山﨑が目をつけた神社で山﨑自身が張り込みをするというので、他に新たな情報もなく打つ手もないし…山﨑のカンにかけてみよう!と、山﨑のみで神社の張り込みを開始。
他調査員は通常通りの捜索を根気よく続けます。
するとその当日の夕方になって、死相感を全面に漂わせた捜索対象者がフラリと神社に姿を表したのです。
放っておけばすぐにでも線路や道路に飛び出してしまいそうなほど疲れ切った表情で、痩せ細って覇気もない別人のような姿になっていた対象者でしたが、大勢の人ゴミの中でバチッ!とその対象者を瞬間的に捉えたそう。
その姿を撮影し、電子メールで送られてきた対象者の写真を依頼者である奥さんに確認してもらったところ、本人であることに間違いはないと確信。
何をするわけでもなく神社の石段に座ってただただボーッとしている対象者でしたが、奥さんからの依頼で数名の調査員を現地に向かわせ、逃走されないように最新の注意を払いながら声をかけて、奥さんの元へとお送りしました。
その後奥さんからご連絡頂いて聞いた話で、対象者はやはり自殺を考えていたそうですが、確保する2〜3日前からの記憶がほぼ無かったそう。
とにかく”無”だったと話していたそうです。
あの時に山﨑達(調査員達)から声をかけられなかったら、どうなっていたか判らない…と本人も話していたと。
間一髪だったとも言える状況でしたが、今はもう元気になって再就職を果たし、元通りに生活しているという報告のお手紙を頂きました。
山﨑のカンについては山﨑自身もよく判らなかったそうですが、奥さんからの情報を何度も何度も見返して、何日も探し回ってるうちに、ふと「あの神社に来るんじゃないか?」と思ったそう。
対象者が現れた時は山﨑自身も自分の目を疑ったそうですが…過去の経験からのカンなのでしょう…別人のようになっていても人ゴミにまぎれていようとも…見つけ出してくれました。
さすがです。
そんなドラマのような人探し案件もありました。
ちょっとした伝説になってます。
※【リアル】シリーズは探偵業の”あるある”や現場事情、調査方法、実際の調査など、探偵のリアルな日々を記事にした時にタイトルに【リアル】と付け加えてます。
左の検索バーより「リアル」と検索してもらえば、まとめてリアルシリーズが読めるように工夫してありますので、探偵のリアルが知りたいという方は是非読んでみてください。
(注)ブログ本文内に「リアル」という単語が含まれている記事も検索ヒットしてしまいますが、タイトルに「リアル」と付いているものがリアルシリーズです。
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