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謎の殺人衝動

◉本日の隠しアイビースタンプ4つ

★マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

探偵は「detective」と呼ばれ、また刑事さんも同じくディティクティブと呼ばれます。これらは捜査や調査など”調べる人”を指しているようですね。

ディティクティブつながりで友人でもある刑事さんが、酔って口を滑らせた話が鳥肌モノだったので紹介します。

ブログにしていい?と言ったら、どっちにしろ書面にさえ残せなかったから良い、と了解を得ました。

スピリチュアルとも言える内容ですが、それを正式文書に残せるわけもなく、彼はずっとモヤモヤしていたそうです。

詳細まで明かすことはできないので、おおよその内容で記事にしますが、ご理解ください。

☆通り魔事件がきっかけ。

ある日の通り魔事件を担当した時のこと。平凡な50代のサラリーマンが、道ですれ違った30代の女性を刺殺した事案でした。

これまでまっとうに生きてきたサラリーマンがなぜ急に殺人に及んだのか…。供述調書を取っていたものの「わからない」とばかり答える被疑者にイライラ。

そのうち「わからないけど…」と続きを口にしたそうです。なぜか”こいつを殺さなきゃいけない”と憎悪と攻撃的な感情が、衝動的に湧き出てきた…とのこと。

なんで急に?という問いかけには、やっぱり「わからない」としか答えず、結局は犯行動機がはっきりしないまま。

先輩が気付く。

被疑者の苗字と住所を見た年配の刑事さんが「あれ?」と何かに気付いた素ぶりで、資料を探し始めます。

「え、なんすか?」と聞くと、うろ覚えなんだけど…と昔の話をし始めたようです。それは、この被疑者の自宅敷地内でずいぶん前に殺人事件があった…という内容。

あらゆる資料を引っ張り出して、ようやく当時の事件に辿り着いたけど、その話は鳥肌モノだったのだそう。

その先輩刑事も、さらに先輩から聞いていたことで繋がった記憶。古い事件から、繋がった話です。

☆60年前の事件。

およそ60年近く前の話に遡りました。被疑者の自宅では、被疑者の祖父にあたる男性が刺殺された事件があったとか。

その殺人事件の犯人は捕まる直前で自殺。隣町の男性で、被害者とは顔見知りだったようですが、動機は不明のまま。

この60年前の刺殺事件の被疑者の名前が、今回の事件の被害者女性の苗字と一致し、さらに詳細を調べたそうです。

すると被害者女性の祖父にあたる人物が、60年前の刺殺事件の被疑者だったことが判明。

☆被疑者は何も知らなかった。

簡単に説明すると、今回の被害者女性の祖父は、被疑者男性の祖父を殺してしまったという過去が浮き彫りになったのです。

女性は亡くなってしまったので確認できませんが、今回の事件の被疑者に色々とカマをかけたそう。

ところが被疑者の男性は「祖父は交通事故で亡くなった」と、実の親から聞かされていたらしいです。

とても嘘をついているようには見えないし、そもそも事件のあった時に彼は生まれていません。

刑事さん達は、こいつは本当に何も知らない…と確信したそうです。

友人の心の闇になった事件。

本人すら動機もわからないままの事件は”衝動的な通り魔事件”として処理せざるを得なかったそうですが、友人はずっとモヤモヤ。

そして似たような事案(説明不可能な因縁のある事件)が他でもあったと、他の刑事からも聞かされたそう。

スピリチュアルなんて…という性格の彼は、かなり精神的ダメージを負ったそうで、ずっと心にしまっていたという話。

スピリチュアルもすんなり受け入れる私なので「お前の感性、正しいのかも。」と彼は勝手にしんみりしてました(^^;)

☆自分は全知全能じゃないので。

偽物がたくさんあるのは承知の上ですが、心霊現象だとかUFOだとか、それらを否定できるほど全知全能ではありません。

だからスピリチュアルな話も「あー、はいはい。」とあしらって聞き流せず、そういうのもあるのかな?と考えます。

それとは真逆だった彼は、私のなんでも受け入れる感性が不思議だったそう。バカじゃないのに、なぜ…とさえ思ってたとか。笑

そう思ってたことを心底反省した出来事でもあったと話してくれた、酔っ払い刑事の実に不思議な話でした。

 

 

 

次回更新日:6月14日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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