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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
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【リアル】張り込み
張り込みくらいならできそうです!
見てれば良いんですよね?
張り込み中って暇じゃないんですか?
張り込み中、時間の使い方に困りません?
探偵ならではのアルアルな少しばかりムッとする張り込みへのイメージ。笑
「意外と暇じゃないですよ」
と柔らかく伝えても大体は納得していない様子なので、今回は張り込みというものが暇ではないということを説明してみます。
張り込みは見てるだけ…という概念は未経験の人にはどうしても頭から離せない先入観だと思いますが、実のところ難易度がとても高い技術。
やってみれば判る!と投げやりにしたい気持ちもありますが、それだと記事にならないと思いますので私なりにお伝えします。笑
調査対象者は調査スタッフの間で情報や写真こそ共有して頭に叩き込んでいるものですが、それでも所詮は会ったことのない全く知らない人です。
いざ目の前にしたら写真とはイメージが違う。
雰囲気が違う。
身体のサイズ感が違う。
写真と実際に動いている人物は全然違うことがほとんど。
当たり前ですが服装も写真とは違います。そのためイメージが全く違っていることは頻繁。
対象者が女性なら尚更難しくなります。
化粧、髪型、アクセサリーなどでかなり大きく変化してしまうのが女性なので、はっきり言ってしまうと新人の調査スタッフなら高確率で見落とします。
例えば自宅マンションの出入り口から出てくる対象者をキャッチ(捕捉、捉える)張り込みをしているとしましょう。
出てくる対象者は私服なのかスーツなのか…私服ならどんな服装か…
1人で出てくるのか数人に紛れて出てくるのか…
バッグはトート?リュック?
出ていく方向は?出て右か左か…
当日の情報が少しでもあればマシですが、ほとんどの場合そうもいきません。
そんな中、いざ出てきたと思えば顔が見えるのはほんの一瞬。
不自然ではない距離から張り込む以上、ガラス張りの自動ドアの奥は見えないので自動ドアが開いて顔がしっかり見えるのは、ほんの1〜2秒。
写真通りの人かもしれなければ、そうじゃないかもしれない。
出てくるまで張り込んでいて、何人もの人をチェックしている間に少しづつ対象者の顔もうる覚えになっていきますし、当然集中力も削られていきます。
知らない人が出てきた瞬間の1〜2秒で顔を見て判断しなければならないんです。
面識のある知り合いが出てくるのを待つのなら、スマホをいじったりしながら待っていても見逃すことはないかもしれませんが、そうではありません。
張り込む時間が30分程度で済めば集中力もそこまで削られていませんので楽なもんですが、2時間は当たり前。
5時間、8時間なんてことも全然珍しくありません。
とことん長いと早朝から日付が変わる頃まで18時間も張り込むことさえあります。
それが何日も続くことも。
車内から張り込める場所なら良いのですが、そうもいかずに雨の中立ち続けたり、猛暑の中、極寒の中…など様々です。
わずか1〜2秒で判断しなければならないのですから、出入り口から目を離すことなんて怖くてできません。
周囲の人の目も痛いことがあります。
通報されて警察官に囲まれることだってありますが、その一瞬で出ていかれて見落とした…なんてことになったら、そこまでの苦労が台無し。
ましてや依頼者になんて説明すれば良いのか…考えただけで恐ろしいです。
そのため、たとえ職務質問を受けながらでも監視の目はゆるめません。
※通報されることは頻繁。
ちなみにヤンキーお兄さん達に絡まれるならカワイイもんですが、ヤクザ屋さんに「テメェ、サツか!?」と囲まれて絡まれることもありました。
※その際、教育現場として参加していた他社の新人スタッフも絡まれたのですが、トラウマになってしまって退職したそうです。
精神的にも肉体的にもかなり辛いのが張り込み。
伝わるかどうかわかりませんが、ハッキリ言って楽な仕事というのは大きな誤解なんです。
【総合探偵社 ピースキーパー】
http://acekee.jp
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