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魅力あるコンパクトカー
軽自動車に乗ってる男なんて漢じゃねぇ!という少し古いと感じる意見を今でも時々耳にします。
不景気から節約志向な国柄になってきた一面からも軽自動車の需要はかなり大きいもので、普通自動車よりも軽自動車のほうが多いというのは日本の常識。
不景気ではなかったとしても現在の軽自動車はかなり魅力的です。
そんなにスピードを出す必要がない道ばかりの日本では660ccのエンジンで事が足りているのも確かなこと。
自動車開発に携わる友人からよく聞く言葉があります。
「日本は普通自動車より軽自動車の開発に力を入れてるから、性能面で軽自動車はかなり優秀」
これを初めて聞いた時は驚きよりも納得のほうが大きかったのを覚えてます。
大手自動車メーカーの本社勤務(メカニック)をしていた父からも同じようなことを聞きながら育ってきたというのも関係あるかもしれません。
※現在は全く違う職業
核兵器が開発されたから電子レンジが作れた。
銃声を減音させるサプレッサー(サイレンサー)という装備が開発されたから、自動車や二輪車のマフラーが造れた。
それらと少し似ていて、軽自動車の発展のおかげで結果的に普通自動車でも快適性を高められた…という現実も多々あるのだとか。
軽自動車の開発では定められたサイズ規格内で全ての機械を詰め込まなければならないため、科学の進歩と共に年々パーツのコンパクト化が進み、精度を落とさずサイズだけを小さくする…あるいは精度も高めてサイズも小さくする…といったことを実現し続けているうち、それらは普通自動車にも転用され、普通自動車の発展にも繋がる…
つまり軽自動車のほうが最先端技術だったりすることさえあるそうで、普通自動車が後追い状態だというのだから少し皮肉なものです。
たしかに最近の軽自動車は乗ってみると車内の居住空間はかなり広々していて快適。
走行したってエンジンの小ささを感じさせないくらい馬力もありますし、エンジン音が不愉快なほどうるさいのは一昔前までのこと。
少し前の普通自動車より静音性が高いなんてこともあるほど。
規格サイズ的に厚みのあるソファのようなシートを使ったり、横幅の広さを確保したゆったり感や大きなエンジンで超静音走行など…普通自動車のほうが勝る部分も確かにありますが、決して勝るとも劣らずだと思っています。
ちなみに我が家のセカンドカーはスズキの軽自動車でハイトールワゴン系ですが、横幅以外(前後上下)の居住空間はメインカーより広いです。
メインカーはいわゆるSUVのデカボディなのですが、子持ちで普段使いするなら圧倒的にセカンドカーの軽ワゴンのほうが楽です。
もはや軽自動車を笑う人の気持ちが理解できないほど軽自動車の魅力に惹かれているので、年間合計4〜5万キロ走行する私はメインカーと同じくらいセカンドカーにも日頃から乗っています。
今の軽自動車は一見すると確かに高い気がするけど、一昔前までの軽自動車とは全くの別物。
ハイトールワゴン系の軽自動車なら一部の普通自動車より高かったりしますし、中古車市場では軽自動車のほうが値落ちしないことも有名ですが、それ相応の価値があるものなんですね。
ちなみに実走燃費なら高価なハイブリッドカーを超える低燃費を実現することも全く珍しい話ではなく、税金や車検費用、任意保険などの維持費を考えたら圧倒的に軽自動車が優位。
毎度おなじみの”東洋気功整体 まつむら”の社長・松村さんは数年前までホンダのとある普通自動車に乗っていましたが、近年の軽自動車の魅力に気付いてからは軽愛好家。
軽自動車の方が優れている場合も多くてバカにできない!素晴らしい!と褒めちぎっていて、ハイトールワゴンの軽自動車も欲しいなんて会話もしていました。
最近の軽自動車に乗ってみた試しがない…という方は是非、販売店で試乗してみてください。
驚くほど快適な軽が増えていて、つい欲しくなってしまうほどですよ。
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