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深海魚

夫婦共通で興味津々な深海魚。
ずいぶん前に水族館で”リュウグウノツカイ”を見てから、どっぷりと深海生物にはまり込んでしまったのがキッカケ。
大災害の前に浜辺に打ち上げられるとされているドラゴンにしか見えないアイツです。

深海魚図鑑を買おうと前々から計画しているものの、どれが満足のいく内容のものなのかも判らないし、そもそもそんなに見かけることができず、未だ購入には至っていません。

2017年10月1日まで都内(たしか上野)で深海イベントが開催されていて、それも観に行きたいと話していたものの、スケジュール調整がうまくいかずに行けないまま開催期間が終了。

市営の図書館で妻がたまたま見つけた深海魚図鑑を子ども達の本と一緒に借りてきていたので、子どもそっちのけで夫婦で読みふけっていたこともあります。笑

地球上の生物とは思えないような不思議な外見の生物ばかりで私たち夫婦にとってはかなり興味深いのですが、とある友人は「気持ち悪いし全く興味がわかない」と話していました。
こんなに興味深い生物なのに…と思いましたが、全く興味がわかない人もいるのだからそれもまた面白い話ですね。

水深200メートル以上に生息する魚が深海魚と呼ばれているそうですが、いわゆる”魚”以外の生物も深海魚とくくっているため、明確な定義があるわけではないのだとか。
水深200メートル以上に生息していれば、貝やヒトデなども深海”魚”となるわけです。

水深200メートルを超えると太陽の光は海面の0.1%しか届かず真っ暗闇で、水温も4度程度の極寒。
水圧は計算すると21気圧となるので地上の21倍もの圧力がかかっていることになり、人が行ったらペッチャンコ…
と思いきや、素潜りの世界記録は200メートルを超えているそうなので、一応は人も存在できる程度のようです。

水深6000メートルを超えると超深海と呼ばれるらしく、人類も(多分)足を踏み入れたばかりの域。

生物が生息できるギリギリの深さが8200メートルらしいのですが、そんなところで生きていけるから強い…というわけでもなく、水深の浅いところに連れていくと死んでしまうものがほとんどで、網ですくうとバラバラになってしまうほど柔らかい深海魚もたくさんいるらしいのです。

超高圧力な世界だから固い体で身を守る…というわけではなく、むしろ体をゼリーのようにプニュプニュに進化させて超高圧力に対応…という形態。

また食べ物がほとんど無いエリアのため、少ないエネルギーでいかに生きていくかが重要になるので、超低燃費なエコロジーな体質なのも興味深いところ。

捕食されないように黒や赤、透明などの生物も多く、上下左右から発見されにくいように細い体だったり、縦に泳ぐ珍しい魚など、実に様々な深海生物がいて探究心をくすがられまくり。

生物発光する深海魚は様々。
下から見上げる魚たちから影によって発見されることを防ぐために、自らを発光させて自分の影を消して捕食されるのを防いでいたり、襲われた時に光る体液で注意を逸らして逃げるものもいたり、急に明るく発光させることで驚かせる…といった理由で発光するものも。
真っ暗な深海では生き抜くために必要な体質ということですね。

ブラックドラコンフィッシュ

写真は水深400〜800mに生息するとされる強面深海魚”パシフィックブラックドラゴン”です。
エイリアンという映画に登場するあの”エイリアン”にそっくりすぎると話題になった深海魚で、こんなに強面なのに温厚な性格らしく、他の魚たちと一緒にいるとイジメられることもあるほどだそう。

ちなみに深海探査を行う博士達は、初めて見つけた深海魚はまず食べてみる…と話していましたが、それには驚きました。
さすがに毒などが無いのか調べてから口にするのでしょうが、それでもあのグロテスクな生物達を食べるのは勇気がいります。笑

深海魚専門の水族館なんてあったら、きっと夫婦で大騒ぎするであろうというほど嬉しい話。笑
そろそろ深海魚専門水族館ができそうな気もするんだけどなぁー…と密かに期待している今日このごろです。

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