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暗殺未遂事件

当ブログ記事内でも何度か話題に出したことのある親知らずに隠れていた虫歯に暗殺されそうになった事件。

時々、詳細を聞かれるたびにザックリ話してから「詳しくはブログで読んでみてください」と振っていました。

思い出しながら話していると恐怖が蘇るから、詳細的な内容はできるだけ読んでもらえれば私としてもストレスが少ないのです。

しかしその後も再び詳細を聞かれることが多々あり、さすがに2回目なのできちんと全部お話していましたが…
ある時ふと気付きました。
そしてブログ記事を確認。

あぁー!
やってしまった!
読んでみて!と振ってしまってすみません!

当時、相次ぐ緊急的な入院などの不調が立て続いていて、かなりバタバタとした生活をしていたのは確かですが、こんなにも簡潔にしか記載してない内容で「詳しくはブログを」とか言っちゃってすみません!笑
こんな簡潔な記事で理解できるわけがない!
反省です!

というわけで、当時なにがあって、どんなことが起きていたのかをまとめて新たな記事としてアップします。

親知らずによる暗殺未遂事件 〜予兆〜

ある日の夕方に38度以上の熱が出始め、疲れていたために風邪だと思って薬を飲んで眠りにつきました。

翌日も38度以上ありましたが、仕事を休むという概念が無かったため当たり前に仕事していましたが、夕方前からかなり辛くなり…
念のため持って行っていた体温計で検温すると39.5を超えていて、いよいよマズいと栃木から帰宅。

しかし妙なのは口があまり開かず、喋るのもままならないという点で、何かを食べようとしても口に入れることすらできなかったので、とにかく水分を無理矢理に流し込んで早めに就寝。

どんな病気かわからないし、移ると良くないからと妻が部屋に入ってくるのを拒否していましたが、3日目になって妻が仕事から早く帰宅した時「時間も間に合うから病院に行こう」と近くの内科へ。

熱は39〜40度のまま下がらず、マスクをしていたために気付きませんでしたが頰から下がパンパンに腫れて別人のような顔に…。

内科の先生もこれはいけないと思ったらしく、診察室に入るやいなや「うちでは何もできません」とお断りサイン。

いつも言い方が不器用な先生なので、看護師さんが後から補足して教えてくれることがある内科なのですが、その日も案の定、後から看護師さんが走って来て「言葉足らずですみません。すぐ耳鼻咽喉科に行ってください。こことここに…」と耳鼻咽喉科の場所をいくつか教えてくれました。

そして耳鼻咽喉科。
診察と同時に慌しく機材を運んできて、鼻からチューブを入れて喉の状態を見るという胃カメラ?のようなもので診察。

「今すぐ、どこにも寄り道しないで紹介状先の病院に行って」
と一言。

突然すぎて意味もわからない上に子ども達のこともあるので、当然ながら妻は「今すぐですか?」と聞き返したのですが、先生は怒鳴るように「今すぐだよ!死んじゃうから!」と強く言い…

何もわからないまま不安だけ抱えて病院まで1時間かけて行くと…診察と同時に何人もの白衣を着た先生に囲まれて、慌ただしく様々な処置。
途中「入院は確実ですから奥様は準備をお願いします」と流れ作業のように説明され、検査も含めて色々とやって(されるがまま)、意識朦朧の中で要看護の病棟へ。

翌日の昼までは意識もほぼ無く(寝てた?)、夕方には耳鼻咽喉科の病棟へと移されたものの、ナースセンターの正面。
要看護なことに代わりは無かったようで、抗生物質の点滴や脱水症状を防ぐための点滴は常に繋いでいて、1時間毎に看護師さんに検温などをされていたのは覚えてます。

常に40度近い高熱で意識は虚ろ、ほぼ横になってただけの断片的な記憶しかない入院期間の前半。

意識がはっきりするまでは何もわからなかったのですが、親知らずに隠れた虫歯があって、これが膿を出していたそうですが、その膿が重力によって喉の方まで下がってきて、喉を含む下顎をパンパンに腫れさせていた…という病気。

ギリギリ呼吸できていたものの、何かが少し違っていただけで窒息死していたのだと説明を受けました。
診察があと数時間遅ければ死んでたとまで言われたほど切迫した状態だったようですが、それは入院してからも油断できないことに変わりなかったそうです。

発見できていない虫歯(親知らずがダントツ)により死に至るケースというのは特別珍しいわけではないようで、死亡してから原因がわかったというケースや、毒素?が回ってしまって間に合わなかった…というケースもあるのだとか。

親知らずによる暗殺未遂事件 〜手術1〜

そしてあらゆる検査を受けて、あらゆる薬物療法も試し、出た結論は”麻酔なしの切開手術”でした。
それは膿があるせいで、麻酔を使っても膿が邪魔をして麻酔が全く効かないため、麻酔は無意味…ということらしいです。

前例が無いわけではないけど、想像通り地獄の手術です…と正直に言われてしまい、やるかやらないかは私自身に委ねられ…

手術をやらない選択肢もあるにはありましたが、それはしばらく入院を続けて、抗生物質を打ち続けながら膿が引くのを待つ…という方法。
それは1ヶ月かかるかもしれないし、2ヶ月かかるかもしれないし、わからない…という見解。
その期間の体への負担も考えもののようでした。

その当時、私が調査現場に出れないことによりザキさんを始めとする調査員や、場合によっては依頼者様や委託契約先の同業社にまで何かしらの影響があったので、なにがなんでもすぐに仕事に戻らなければ…という想いばかり。

さらに仕事に穴を開けてしまえば収入面でも家族に苦労かけることは確実。
入院が長引けば、その穴も苦労も大きくさせてしまうばかり。
とにかくあらゆる人に迷惑をかけているという自覚はありました。

半日も悩んでしまいましたが、後には引けず…麻酔なしの切開手術を選び、顎と首の間のシワ(残る傷口が目立たない位置)を選んで手術スタート。

メスで切られて、パイプのようなものをグリグリと差し込まれ、腫れてパンパンになっている顔をグイグイ押して膿を出し、ある程度まで処置したらパイプをそのままにして縫合。
あとは数日間、そのパイプから膿を出しきるのを待つ…。

地獄でした。
痛みにはかなり強いタイプなのですが、それでも尋常じゃない激痛です。
汗がダラダラと吹き出してきました。
ましてや途中でやめることなんてできませんから、とにかく終わるまで耐える他ないのです。

終わって先生からもらった言葉。
「よく耐えたね。ていうかよく意識保ったね」
忘れもしません。
それはつまり失神するのが普通ということですか?
そこまでとは聞いてませんが。笑

なんであれスムーズ?に進めてくれてありがとうございました。
1時間もかからずに終えたのは先生の腕が良かったからだと聞きました。

親知らずによる暗殺未遂事件 〜手術2〜

経過観察や定期的な膿の吸い出し、傷口の消毒を続けていましたが、思っていたよりも膿が色々な方向へと分散してしまっていることが判明。

お察しの通りです。
手術第2弾を提案されました。
なるべく早く退院するためにはベストは第2弾の切開手術だそうです。

ただし口が開くようになったので、今度は口の中を切開して直接吸い出す…という世にも恐ろしいセリフが先生の口から。

一瞬、先生は血迷ってるのかな…と疑ってしまいましたが、目は本気ですし説明もリアルそのもの。
もはや治してくれる天使なのか、経験値が欲しい悪魔なのか判断つきません。笑

第1弾をやって時間短縮したのに、第2弾を渋って時間かかったんじゃ本末転倒。
迷っているほうがどうかしてる!
とバカになって麻酔なしの手術第2弾を承諾。
どうにでもなっちゃえ!という感覚に近いです。笑

そして口の奥を麻酔なしで切開するのですが、歯の奥まで切開しなくては意味がありません。
かなり奥の方まで深く切開。

後半はただ痛みを我慢するという感覚ではなくなってきて、なんだかギリギリした痛みが頭全体に響いているような感覚。
とにかく意識を保つことに必死。
40分ほどで終えて縫合して終了。

もちろんしばらく鉄の味しかしない口内。
気持ち悪いのなんの…。
思い出すだけで気持ち悪くなってしまうほどです。

親知らずによる暗殺未遂事件 〜手術3〜

退院までのカウントダウンで、ようやく「パイプを抜きます」…と言われて、あぁ、そうか…と再び恐怖と戦う羽目に。

いつやるとか教えてもらえないまま突然呼び出されて、突然手術開始。
先生のお手隙のタイミングが予測できなかったために、どうしてもそうなるそうです。

膿が無くなったわけですから今回は麻酔が使えるということが手術台で教えてもらえて、痛みのない違和感だけの感触でパイプを抜き取り、縫合。

そこから退院までは素早く対応してもらえたので、トータル10日間の入院生活でしたが、かなり濃い10日間。
もう一度やれと言われても絶対お断りです。

退院後、時間を置いて改めて親知らずの抜歯を行いましたが、何度もやるのは苦痛なので、1度に4本まとめて抜いてもらいました。

ダメ元で1度に全部抜いてくれと先生に相談したら、親知らずなら一気に抜いても良いけど辛いと思うよ?と何度も確認され、結局1度に4本まとめて抜きました。

親知らずではない一般的な歯を抜く場合は同時に何本も…というのは危険なようですが、親知らずの場合は元々不要な歯なので問題はないそうです。
ただ傷はかなり大きくなりますので、それなりの覚悟は必要。

幸いにも抜歯による腫れはそんなに出なくて、2〜3日でお粥などの食事も摂れるようになったので大事には至りませんでしたが、口腔外科はやはり苦手です。笑

これが親知らずに暗殺されそうになった事件の全容なのですが、決して珍しい事例ではないとのこと。

ましてや気付かないままや、気付くのに遅れて死に至るケースも多いのだと言うのだから、案外他人事ではないかもしれません。
みなさんも気をつけてください。

そもそも親知らずは隠れ虫歯となりやすいことからも、発見した時に抜歯を勧められる歯なのだそう。
その危険性を身をもって体験した事件でした。

ちなみに入院当時、治療以外にも辛かったことがあるのですが、それは飲食ができない苦痛。
ただの水すら飲めないほどに喉は圧迫されていたので、食べ物は当然ですが飲み物すら飲めない日々が続いたのは、想像以上の苦痛でした。

口にお茶を含ませて吐き出すという方法でお茶の味だけでも感じる…ということもしていたほど、お茶が飲みたくて飲みたくてたまらなかったのを思い出します。

口に含むだけという行為もパンパンに腫れてしまうとできなかったので、正確には口に少し流し込むと動かない少し開いた口から漏れてくる…といった感じ。
誰にも見られたくない光景でもあり、思い出しても悲惨です。

振り返って「あと少しで死んでたのか…」と思うと少し不思議な気持ちになります。

しかし普段からお世話になっている内科の先生と補足してくれた看護師さんが、そもそもが正しい判断をしてくれたからこそ一命を取り留めたと言えます。

もちろん今でもこちらの内科にはお世話になっていて、我が家のかかりつけ医。
言葉足らずで人付き合いが上手ではなさそうな院長さんですが、判りづらいけど優しさもあり的確な診察ができる腕のあるお医者さん。
※現在は便秘症改善のため通院
※相変わらず先生は言葉足らずで、時々補足に走ってきてくれる看護師さんも健在

【親知らずに注意①〜③】過去ブログ
①http://acekee.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
②http://acekee.blog.fc2.com/blog-entry-23.html
③http://acekee.blog.fc2.com/blog-entry-24.html
これでは説明不足ですね。
今まで「これを読んでみて」と振ってしまった方々にはお手数おかけしました。

過去の記事