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クロネコヤマトの詐欺メール?
先日、ヤマト運輸よりメールが届きました。その内容は「お届け先の住所に誤りがあり、配達不能」とのこと。
会社関係の御歳暮や御年賀、あるいはフリマアプリの取引きなど、思い当たる節はいくらでもあります。
パッと見では色使いや配置なども、いつも見ているヤマト運輸のメール。違うことと言えば、普段は見ないイレギュラーな”配達できない旨”のお知らせ。
実際のメール(スクリーンショット)
ちょうど配送もたくさんしていたし、受け取る予定の荷物もたくさんありましたから、その中のどれなのか?を頭の中で思い返します。
しかしメールに違和感を感じて、問い合わせるなど、すぐには行動しませんでした。
というのも、スマホに送るメールなのに、そこにQRコードを貼り付けている点。普通、QRを読み取ろうとした場合、カメラを起動して…という手順だと思います。
しかし、スマホ画面にQRコードを表示されたって、スマホのカメラは向けられませんから、これなんなの?と感じたのでした。わからないけど、ヤマト運輸の場合、URLを貼り付けてあるんじゃないかな?と。
メールの発信元を確認。
発信元を表示すると「kuroneko」の類ではなく”taka”とあります。きちんとした会社のメールであれば「.com」や「.jp」などの語尾のはずが”so-net”のアドレス。
ますます怪しく感じましたが、メールの作りは普段から見慣れているヤマト運輸そっくりだし、偽物だと決めつけるにはまだ確認不足。
次にヤマト運輸のLINEアカウントから確認してみました。届いたメールにある番号をコピーすることに危険はないと判断したため、それをLINE側でペーストし、問い合わせ。
なんか配達予定がある…
本物だったのか!?いや、でも”配達不能である”という内容だったはずだし、違和感を感じます。
なんせ、これは”配達予定”の項目に置き換えられていますから、根本的に問い合わせ内容とは違います。
おそらくヤマト運輸LINEのAIでは、問い合わせの意味を汲み取れなかったのでしょう。配達予定のない番号が来たから、配達予定の荷物を表示した。おおむね、そんなところかと。
発送元の開示要求をしてみる。
次に発送元の開示を求めたところ、LINEでは「配達予定の一覧」を開示できると返答が来ました。
これで「はい。」を選ぶと、こちらに届く予定の荷物が一覧で表示されます。縦ではなく横にスクロールして確認できましたが、何1つ該当するものはなし。
結局は、あのメールがなんなのかはっきりしません。アドレス的にも怪しいし、そもそもLINEでの問い合わせでは表示されないとなれば、やはり違和感が残ります。
直接聞きに行く。
通り道にヤマト運輸があったため、ちょっと立ち寄って職員さんにメールを見てもらいました。
普段ならそんな手間を取らせたくもないので放置して様子を見ますが、今回は注意喚起を促すブログ記事にするためにもお世話になります。
そして「あー、これはウチ(ヤマト運輸)のメールじゃないですね。」と確認できました。「こんなそっくりなんですね!」と職員さんでさえ、混乱したほどの出来栄え。
アドレスなど色々と詰めが甘いけど、騙されたとしても不思議ではないクオリティです。
ギフトの多い時期ゆえのトラップ。
ギフトが全国を行き交い、みんながバタバタと忙しく動き回る時期に届いたメール。
ギフトが多いぶん、引っかかりやすい罠です。さらに忙しくて細かいところまで確認するのは面倒に感じる人も多いタイミングでしょう。
探偵ということもありますし、性格的なこともあり、きっちり何かを調べ上げることに対しては抵抗ありません。だからこそ、回避できた事案ですが、普通はそこまではちょっと…となるでしょう。
これは年末年始も要注意ですよ!騙されないように、あんな注意喚起の記事があったなぁ…とぼんやり覚えておいてくださいm(__)m
次回更新日:1月3日
【アイビー探偵】
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