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ダメンズを好きな女性たち①

相談に来る方の中には、「いつもダメンズに引っかかる」と話す人も。そこは自覚しているけど、何がいけなくてダメンズに引っかかってしまうのか?を理解していない女性が多いのは印象的。

「なにがいけなかったと思いますか?」と聞かれたら、私も「わかりません」と答えるべきなのでしょう。とにかく同調してあげれば良い話かもしれません。

相手を見てからですが、正直に「これが原因」と指摘すると、認めたがらない人もいますが、スッキリと明るい表情になってもらえることもたくさんあります。

それをブログにしてくださいよ!と幾度となく言ってもらえるため、シリーズ化して、少しずつ紹介してみることにしました。

第一弾 〜優しさを取り違えている人〜

ある依頼者さんは「昔は旦那も優しくて思いやりがあったから、すっかり騙されてしまった」と話してました。

色々な思い出を語って聞かせてもらえたのですが、私にとってはどれもこれも「優しさを感じない」エピソードばかり。しかし本人は「ね!優しいでしょ!」と信じきっていました。

元々、人の裏側を読み解くことが得意だったからなのかもしれませんが、私は「優しさではない」とすぐに勘付いてしまうことが多々あります。

「これじゃ騙されますよね〜」と同意を求められましたが、正直いうと「当時から、現在のご主人そのもの」といった身勝手さは感じました。

きつい言い方かもしれませんが「苦しまされるのは目に見えていた」と言わざるを得ません。見事にダメンズに引っかかっていた女性でした。

風邪をひいた時の話。

高熱で寝込んでいた時のこと。まだ付き合ってもいなかった旦那さんがアパートに来て、ドアに飲み物などをかけておいてくれたそう。

直後、電話をかけてきて、袋の中身を説明してくれた上、「熱は何度なの?他に欲しいものある?」など色々と聞いてくれたのだとか。

必要になるかもしれないものをそっとドアにかけておいてあげる。大人としての感染対策で接触を避ける。

一見すると、ちゃんと考えているようにも見えます。なにより本人はそれを「優しい」と感じたのだそう。

休息時間は重要なのに?

人それぞれだとは思いますが、高熱の時に「電話に出る」「しばらく喋る」という行動は正直いって楽ではありません。

寝込んでいるのだとしたら、起こさないように配慮して「メールやLINEを入れておく」だけで良いはずです。

見れば判るのだから、袋の中身の説明なんて当然いりません。それを聞かされている間も、早く電話を切って休みたいと思ってるかもしれません。

まして「熱は何度?」と聞いたところで何かできるわけでもなく、答えさせる労力のほうを気にしてほしいところ。

次々と話し出してしまうあたり、「休ませてあげよう」という配慮が明らかに欠如しているように感じます。あくまでも”自分が彼女なら”ですが、喋らせないように気を使え!としか思いません。

何も言わずに置いていき、何時間もLINEが既読にならず、安否が不安になってtel…ということなら優しさと言えますが、届けた直後に電話をかけてくるのは、明らかに彼女のためではありません。

段差や階段を前にして一言。

もう1つ例を紹介します。

よく聞く話ですが、段差や階段などを目の前にした時「ここ気をつけてね!」と声をかけて、横に立ってくれたこともあったと話してました。

きっと中学生でもわかるような話ですが、転倒しそうになる人を支えようとした時、どこに立つのが理想でしょうか?

当然ですが、たとえ小柄な女性だとしても、横でカバーしてあげることはできません。前に倒れる場合でも、後ろに倒れる場合でも、横にいたら何もできないのです。

ましてスカートを履いているとしたら、後ろからの視線を遮るためにも男性が彼女の後ろに立つべきでしょう。

何も言わずに安全確保とフォローをしてあげれば良いだけの話であって、”気配ってるよ”と言わんばかりに口に出す必要はないんです。

ただの優しいアピール。

ドアに袋をかけて電話してくることも、階段の前で声をかけて横に立つことも、要するに「優しさ」ではありません。

どうするのがベストなのか?と相手のことを考えるのなら、選択しないであろう行動をしている上、発言する必要がないことをわざわざ口に出しているのです。

つまり”これをやってるよ!”という「優しいでしょアピール」であり、本当に優しさから行動しているわけではありません。

女性には”気遣いできる男性がウケる”と知っているからこそ、気遣いできるフリをしているに過ぎないのです。

気遣いできるなら高熱の時に喋らせるな!危ないと思うなら黙って後ろに立てし!ということですね。笑

目的達成後はアピールが無くなる。

「結婚後に◯◯してくれるとか無くなったでしょ?」など、あれこれ言い当てたら「よくわかりますね!」と、依頼者さんは雄叫びをあげてました。笑

なんせ優しいアピールをする人は、目的が達成されたらアピールはしなくなります。本当に気がきくわけではなく単にアピールだったから、彼女を手中にしたら、何かを支えてくれるなんて無くなるのは当然の結末。

結婚後に豹変した…なんて話は大抵これに当てはまっているので、何も不思議ではありません。

あくまで営業目的でしか無かった営業マンが、契約後から一切かかわらなくなる、そっけなくなる、あれと全く同じ話です。

判断力を養う他ない。

「またダメンズ捕まえてきたな」と思いつつ黙っていた結果、後々別れていた…という人達は無数に見てきました。

黙っていたことに「なぜ、あの時に教えてくれなかったの!?」と責められることもあります。

しかし、当時「それ、ダメな男だよ」なんて言ったところで、その時の本人に理解できるわけもありません。

きつい言い方かもしれませんが、ダメンズを選ぶのは、その人の”判断力がその程度”だからです。異性の判断基準そのものを修正しない限り、永遠とダメンズに引っかかるのは当然のこと。

ダメ男が寄ってきちゃうんだ〜!なんて言い方をする人を多々見かけますが、正確には自ら選んでいるだけで、原因は本人にあります。

気付いていない様子ですが、こういった女性は「当たり」の男性が目の前にいてもスルーしてしまう傾向が強いので、そもそも見分ける判断力を養う必要があるということですね。

一部にフォーカスしただけ。

ざっと例をあげましたが「あの場合は?」「彼は本当はこういう考え方なのかも。」等々、色々あると思います。

ここに書いた説明だけではなく、本来はもっと細かく多方面で分析できますが、文章なのでシンプルにまとめたことをお察しください。

ほんの一例なのですが、参考になれば幸いです。シリーズは定期的に追加していきます。

 

 

 

次回更新日:2月21日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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