私が小学生だった頃、流行った遊びがあります。
それは日本酒の一升瓶などに蓋として使われている酒蓋（正式名称は冠頭）を集め、そのままを駒やスライドボーリングとして、またはプラ部分をカットしてメンコのように使ってバトルする遊びが流行ってました。

私は主に酒駒［サケゴマ］として駒遊びをメインに使っていたのをよく覚えています。
両手の親指と人差し指を蓋のフチ部分に添えて四点で固定し、左手は左へ、右手は右へと勢いよく左右に振り切ってスラッシュさせることでサケゴマが回転。

それを友達同士でぶつけ合ってバトルしたり、誰が長く回転させることができるかや、小さな台上で誰が最後まで落ちずに回転していられるか…など、毎日白熱したサケゴマバトルが校内で繰り広げられていたのを思い出します。
小学生の頃の”悪ガキ”を暴露した過去の記事にも登場したサケゴマがこれ。

大人になってから改めて見ると、フォルムやデザインも美しくコレクションしたくなってきます。
実際に夫婦で再コレクションし始めました。
妻は最初は”ゴミ扱い”してましたが、私が長男にサケゴマ遊びを教えている時、一緒になって遊んでた妻もハマり、ついには我が家の日本酒を買う時には”蓋のデザイン”で選んで買うようにまでなったのです。笑

過去の記事にも登場した”小学生時代に一緒に悪さばかりしていた友人”が先日、我が家に遊びに来たのですが、長男がサケゴマで遊ぼうと話を持ちかけて「サケゴマ知ってるの！？」と驚き感動してましたが、すぐに私の顔を見て「あー、パパに伝授されたんだな」とニヤリ。
そして私に勝つために友人から”秘奥義”を伝授された長男は得意げに私と勝負したがり、大人対応という言葉を知らない私がことごとく圧勝して、悔しがりながら地団駄を踏む長男。笑

食後の食卓で長男が「サケゴマで遊ぼうよ！」と言い出しては、その場所を確保するためにササッと食器を下げてお手伝いしてくれるので、そういう意味でもサケゴマが活躍してます。

お子さんとの遊びでも大人同士のネタでも盛り上がるので、是非、年末やお正月を始めに、普段のお酒の席でも酒蓋を使って遊んでみてください。
白熱しすぎて喧嘩になっても責任は持てませんが、それぐらい盛り上がりますよ。

【小学生の悪事④】過去ブログ
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