子どもの頃の超一大イベントで経験できる人もいれば経験しない人もいる学校の転校。ちなみに私は転校後に自己紹介した時の一言が気に入らないと目をつけられ、それなりに面倒なことになってしまった苦い思い出があります。
それは、こんな田舎いやでしょ？という質問に「田舎は好き」と本心を答えたことによって、都会に憧れる一部の人から”いやみ”と解釈されてしまい、約２年もの間くだらないイチャモンをつけられていた思い出です。笑

また、見渡す限り山！という田舎に引っ越してから、都内の住所が記載されたなんの変哲も無いレシートを見せただけなのに、転校先の学校で一瞬にして”時の人”になってしまったという友人もいます。笑

行動範囲や経験値の少ない学生達にとってはそれほど大きな事柄であった転校というイベント。
ましてほとんどの人が東京などの都会に憧れる年頃でもあるので、ちょっとしたことでバトルに発展したり人気者になったりと、小さな世界で様々なことが起きています。

農家で産まれ、だだっ広い家や走り回れる広い敷地、持ち山などでのびのびと育ってきた妻は、小学生の頃「転校したら…」と想像しては「どうしよう…」と恐れていた思い出があるそう。
大人なら”そうそう転校することはないだろう”と、すぐに判る家庭環境。笑
今思えば「何を心配してたんだ」と笑ってしまうようなことですが、当時は転校をイメージして本気で不安に感じていたのだそうです。

※写真は妻の実家前にいた鷹。

住む場所も周囲の人間関係もガラリと変わるのは大人でも精神的なストレスが大きい一大イベント。
大したことじゃなくても大ごとになってしまうほどデリケートな思春期なら尚更のこと。
その時に死ぬほど辛くても数年後には笑い話になる、ということをまだ知らない若い頃にはかなり重大な問題でもあります。

一見すると大人にとっては大したことのない転校というイベント。
私は苦い記憶しかありませんが、みなさんはどんな思い出がありますか？

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