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天昇竜

クラッスラ属の多肉植物は丈夫で、一年中屋外で管理ができる種類が多くあるそうです。
その中の1種で、少し変わった姿をしているムスコーサというこの植物。
和名では青鎖竜、または天昇竜と呼ばれていますが、最も浸透しているのは青鎖竜という名前。

どの名前で呼んでも間違いではないので、私や妻は”天に高く昇る”縁起のいい名前がとても気に入って「天昇竜」と呼んでいる次第。
そしてその名の通り、空高く上へ上へと伸びていく姿はなんだか気持ちが良いです。

天昇竜 逆光ber.

彼と出会ったのは埼玉県鴻巣市にある花市場、パンジーハウス。
周囲地域が全て花農家さんのエリア。
見慣れてない人は驚く風景のようで、市場の周辺はビニールハウスが立ち並んでいて、常に各農家さんがあっちへこっちへ忙しく奮闘している姿を見かけます。

私の地元でもあり、友人も住んでいる地域で、成人してから好きで就いた職でも深く関係した場所だったため、物珍しい風景として見ていたことがありません。
しかし、ここが地元ではない植物好きな友達を連れて行くと他にはない独特な風景に驚いている人が多くいました。

我が家からも20分ほどで行ける場所なので、目的の植物がある時はもちろん、日々のデスクワークで疲れて気分転換したい時などもフラッと見に行くことが頻繁。

もちろん”見るだけで帰る”という強い意志は持ち合わせてないので何かしらを手に持ってレジを通過してしまうわけで…この日は多肉コーナーで天昇竜と目が合ってしまい、彼を抱えて店を出ることとなりました。

花市場だからなのか、この市場特有なのか、ポットに苗の名前は基本的に記載されていません。
名前がわかるようにポップが出ているのも一部の花や野菜だけで、名前不明品が多くあるお店。
多肉植物コーナーに関しては名前が書いてあるのを見たことがありません。
つまり知っている植物ならともかく、知らないならその場で店員さんに聞くか、スマホで検索して調べるか…名前のわからないまま購入するか、買わないか…の4択。

植物男子、いや”男の心”をくすぐるイカツイウロコ肌。
植物なのにニョロニョロと上へと伸びる少しのおぞましさ。笑
独特すぎる外見に「これは触っても平気なやつ?」と警戒心全開に近寄り、肌に触れないようにあらゆる角度からマジマジ見物。
見たことが無かったため興味本位で連れて帰ることを決心してレジへ。

触れられるのかどうか聞くよりも、レジで店員さんが触わるかどうかを見てみようと観察してると、当たり前に素手で触れてたので一安心。笑
そして名前を聞いてみたのですが…
あらゆる店員さんに聞いて回ってくれたレジの店員さんから、土いじり専門なのであろう農家オーラ全開の店員さんまで誰1人として名前を知らず、生産者に問い合わせてみますか?とまで発展して、さすがに面倒になって名前を知らないまま連れて帰ってきました。

少し気持ち悪くも見えるニョロニョロ感ありますが、肌はイカツくて威圧的…なんとも不思議で、まるでドラゴンみたいな風貌に見れば見るほど惹かれていきます。
というより近付いて観察すると連なる独特の葉?はどうみても龍の鱗[ウロコ]そのもの。

天昇竜 ドラゴン肌

そっか、ドラゴンか!と検索ワードに”龍みたい”という文字を入れて多肉植物を調べてみて、ようやく名前が判明しました。
みなさん、同じようにドラゴンみたいでカッコイイ!という愛情で育てているようです。

いつでも目に触れるリビングに置くことに決めて、シレッと飾り専用棚に置くと、子ども達が「ドラゴンだ、かっけー!」と食いついて触り放題。
ゴジラ好きの子ども達はミニチュアのゴジラフィギュアを持ってきて「ゴジラ vs キングギドラ」の世界観で今も時々遊んでます。
4歳になった次男は天昇竜の前に座ってジーっと見つめている姿を今も定期的に見かけるので、よっぽど興味津々。

妻は初見で「なにこれ!キモっ!」と言いながらマジマジ見て「触って平気なの?」と全く同じ疑問をぶつけてきました。笑
そう思うのは私だけじゃないんだと別の意味でも一安心して、家族みんなでツンツン。

肝心の生態ですが、真夏も真冬も基本的に外で育てられるそうです。
このあたり(埼玉県)は真夏は40度を必ず超える地域。真冬は必ず霜が降ります。
真夏日の直射日光と、真冬の霜は避ける必要があるそうですが、それにしたって外で過ごせるなんて多肉植物の中でもタフ。

毎日見たかったので我が家では過保護に室内にかくまっていますが、耐陰性もあるために定期的にきちんと光合成させてあげれば室内でも全然問題ないのだそう。
もはやなんでもござれなタフネス植物。
ただし、こう見えても多肉植物なので加湿は厳禁。

ミニチュアな世界(ジオラマと言うのでしょうか?)もばっちり似合いそうで、気が向いたら一度は多肉植物で”本気のミニチュア世界”を造ってみたいと考えてます。
ちなみに現在、陶器鉢に植えられている多肉植物の鉢は小さなフィギュアが点々と置かれ、子ども達の遊び道具の1つとしても活用。
白熱しすぎてミニ恐竜が植物を引っこ抜いてしまった子どもが、こっぴどく叱られてシュンとしていたこともありました。

室内がメインになってしまう今の寒い季節は、外の植物と触れ合えない分、さらに癒しを与えてくれる観葉植物。
そして今一番のお気に入りはカッコ良さを合わせ持つタフネス植物「天昇竜」くん。
夏になったら挿し木や株分けにも挑戦してみようと思いますが、お詳しい方いたらその方法、教えてください。
なにぶん、多肉植物の挿し木は金の成る木以外は未経験なもので不安しかありません。笑

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