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懐中電灯

探偵だけにとどまらず誰にでもオススメできる小物のご紹介。
※最後に参考程度ですが防犯効果についても記載しています。

私達、探偵業では主に夜間に行うGPS追跡装置の設置作業、または取り外し作業にライトが必要不可欠。
車両を使った夜間の張り込み中でも、人がいることをアピールすることになるので、普段のように車内に設置されているルームライトは一切使いません。
そのため現場チームはハンディタイプのライト(懐中電灯)を毎日のように使用します。

そのライトも実にピンキリ。
今では100均に行けば当たり前に売っているものの1つですが、ホームセンターに行けば1,000〜3,000円ほどのものもあります。
軍用の高耐久品、いわゆる”ミルスペック”品になれば人差し指くらいのミニサイズでも1〜2万円、通常の手のひらに入るハンディタイプでも4〜5万円はしてくるもの。
ライト1つでも実にピンキリの価格や性能です。

友人に懐中電灯マニアがいて、まさに軍用ライトなどを集めているのですが、見ているとその高性能に興味津々になり、弊社エース山崎と共に感化されて高級なミルスペックな懐中電灯を買ってみたこともありました。
高耐久となればもはやそこらへんで売っているものとは一線を画します。

ミルスペックのライトは軍用として機能するためにかなり過酷なテストをクリアしなければなりません。
メーカー側は採用してもらえれば軍へ一気に大量流入させるチャンスと、ミルスペックとして使用してもらえたという栄誉と広告文句を手に入れ、その後の売れ行きにまで大きく影響してくるため必死。

テストはかなり過酷。
常に湿っているドロの中や水中、塩水の中に数ヶ月、数年と沈められていても取り出した直後に点灯しなければいけません。
上空のヘリから放り投げられて硬いアスファルトに落とし、それを拾った直後でも点灯しなければなりません。
車に踏まれようと、極度の気温変化にさらされようと、どんな状況下でも使えなくては意味がないので過酷なテストが必要なのです。

それはライトだけではなく、銃器などの武器はもちろん、服やバックパック、時計やスマホケースに至るまで、身に付けるもの全てが軍用においては厳しいテストを生き抜いたツワモノ。
そんな懐中電灯…素敵ではありませんか!
というのがマニアの言い分。笑

もちろん魅力はものすごくありますし、買って損は無い代物でしたが、なにぶんお高い物なので盗難にあった時のショックは計り知れません。笑
紛失したこともありました。

そして目が覚めたのです。
重要なのは一定期間きちんと機能してくれて、紛失しても盗難にあっても、故障したって買い替える選択ができるコストパフォーマンスの良い商品がベストだ、と。笑

とはいえ、軍用品はタフネスなだけではなく、一部規制がかかるほどの光量で直視してはいけないクラスの代物。
もちろん目立たずに足元を照らしたり、テント内で使うための低い光量も備えています。
1つくらい持っていれば、万が一の災害時などにSOS(※)でこれほど心強いものは他にありません。
※空に向けると上空から位置が確認できたり、瓦礫の奥から照射すれば隙間を通って外まで光が届くなどSOSの使い道は様々。

そんな話はさて置いて、リアルに日々使うのであれば買い替えることを前提に選ぶのが利口です。
そして安くてもそれなりの精度を持ったものを探すことに。

しかし美味しいお茶で飲みなれた後に、美味しくないお茶ばかり飲んでも満足できないのは当然。
ミルスペックの一級品をいくつか手にした後だと、どれもこれも納得できるライトには思えず、なかなか見つけられませんでした。

それから数年、LEDはさらに普及して全く珍しくなくなり、一般のLEDチップもどんどん性能アップ。
まさにコストパフォーマンスの高い商品が出回り始めたので、改めて探し始めたところ…それなりにハズレもありましたが、これはスゴい…と納得できるライトも見つけることができました。

今回紹介するのはそんな優れたアイテム!!
…ではなく、さらに一捻りしたミニライト。
女性でも手軽に使えて、普段の携帯も全く邪魔にならない普段使いにピッタリのペン型。
全く邪魔にならないペンと同等サイズでありながら、光量もそれなりにあって、夜道を歩く際の防犯やちょっと物探しや隙間を照らしたい時に使える普段使いにベストなライト。

ペンライト

しかもライトを使用するにあたって通常は電池を使います。
それは頻繁に使い続ける人にはネックになりがちで「電池なくなるから…」と気を使いながら使わなければなりませんが、このライトのパワーソースは充電式バッテリー。
スマホ充電に使うUSBケーブルを使用して充電し、私個人的な実験では2時間以上連続で点灯していました。
※テスト中に寝てしまって2時間半以降、何時間点灯してたのか不明。以降、面倒でテストしていません。

見た目もチープで、耐久も期待できない造りをしていますが、550円という価格を考えれば充分すぎるほど。
使用頻度の高い環境で十二分に活躍してくれていて、電池式のライトと比べたらあっさり元を取れました。

外や車の中で物を探したい時に少し明かりが欲しい。家の中で少しライトが必要な場面。夜間のちょっとそこまで…の足元を照らすためなど、かなり手軽に使えて、携帯の邪魔にならないコスパの良いライト。

その他様々なライトを試してみましたが、光量が高すぎて使用場所や用途が限定されるものも多く、使用頻度や凡庸性など使い勝手を考えて、老若男女、職種や場所を問わずに使いやすいのはこのペンライトと思いましたのでご紹介した次第。

【ライトの防犯力】
つい先日、警察官の友人と話していたばかりの内容なのですが、ライトが防犯になる理由をいまいち知らない…という方も多いそうです。
夜道や暗い場所で自分の存在を知らせることは”狙われやすい”と思う方も多いようですが、実は夜道で目立つことは”他の人からも見えている”ことになり、何かしようと企んでいる人物にとっては手を出しにくい存在。

仮にそれでも襲われたとして、大声で助けを呼んでも真っ暗ではどこから助けを呼ばれているのか周りからはすぐにはわかりません。
ですが光もあるとすれば話は全く違って、誰の目からも真っ先に目につき、助けてもらえる確率や通報が迅速な確率が高くなります。
もみ合ってライトが地面に転がり落ちても目立つことは変わりなく、むしろ周囲は異常を察知してくれることになります。

また、顔をハッキリ見られたくないという犯人。つまりライトを持っている人にはあまり近寄りたくない心理が働くのは当たり前。

光量が高いものであれば暗がりで急に光を当てられて視界が真っ白(あるいは残像で真っ暗)になるため、目くらましとして活用することもできます。
これは聞くだけだと「そんなに効果ある?」と思いがちですが、軍隊や警察は元より、護身術として使えるほどの技。ほんの数十秒間だとしても相手の視界を奪えるのはかなり大きなこと。

ストロボ機能の付いているライトも最近では民間に多く出回っています。
その理由を知らない方も多いようですが、ストロボ機能は目くらましには最適な防犯的な意味を持つ光。
ストロボを照射されると、しばらくまともには相手の姿を捉えられなくなりますので、走って逃げることを加味しても充分な効果。
夜に実験してみるとよくわかりますが、強力すぎるものもあるので実験の際はご注意ください。

防犯メインで考えるのであれば光量は高めでストロボ機能は欲しいところですが、そういったライトでも軽量&コンパクトなものを1000円以下で買える時代。
粗悪品もたくさんありますが、きちんと見極めれば安くても良いものは意外とありました。

設置型のセンサーライトでの防犯は有名でありながら、ハンディライトと防犯の関係性は意外と知られていないというのは非常にもったいないと感じたので、ぜひ活用してください。
知らない人が多いというのは、照射された時の対応方法も知らないということ。防犯率はさらに高くなりますので、持っていれば逃げるのも対処するのも有利になりますよ。

【総合探偵社 ピースキーパー】
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