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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!

【リアル】 現場荒らし

多くはありませんが、調査料を浮かせるために友達や家族、親戚などの協力の元、自分達で浮気調査を行う人もいるようです。
結果的に証拠はつかめず我々プロの出番となるわけですが、その頃には対象者は警戒しまくり…という事態がほとんど。

仮に証拠がつかめたとして、裁判で証拠として認められるほど(または言い逃れできないくらい)精度の高い映像や、必要な種類の映像が集められるのか怪しいものですし、なによりその後の人間関係がかなり不穏になるでしょう。
私が不倫していたとして、妻の友人や家族によって調べられたなら、あやまちは反省はします。しかしそれよりも妻の友人や家族に自分の大失態を知られているという辱しめの重圧に耐えられる期間はそう長くないと想像できます。

あるいは、その人達は自分を疑って調べるくらいなのだから自分の敵なのかも…とまで思いつめて孤立することになりかねません。
悪いことをしたのだから、それくらいの制裁は当たり前と言う人もいるでしょうが、夫婦関係が必要以上に悪化するのであれば本末転倒なのではないでしょうか。
やり方の問題です。

また、素人の調査はあくまで探偵の真似事であり、対象者だけでなくその周囲の人達まで警戒させてしまう、業界でいう”荒らし”行為。
職場まで本当に出勤したのか”出勤確認”をするなら、職場の人に”誰かいたよ”とか”誰かに見られてたよ”なんて対象者に報告されていたら調査とは言えません。

本当なら問題なく調査できる相手でも、素人の調査で本人や周囲の警戒心を煽り、その後の調査ができなくなってしまうことさえあります。
“出て行った妻の様子”を調べるために奥さんの実家周辺を友人達が荒らし、我々プロに依頼された頃には近隣住民の”安全パトロール”まで始まってしまっていて、部外者はまるで近寄れないエリアと化していたことも実際にありました。
近隣住民にとっては”不審者の出没が増えた”ようにしか見えないのです。

サッカーを知らない人にはただボールを蹴っているように見え、格闘技を知らない人にはただ殴り合っているように見えるそうですが、それらスポーツにはそれぞれ技術やノウハウがあります。
探偵にも技術やノウハウがあり、その簡単には真似できない技で仕事をしているのです。

ただ尾行して、張り込んで、撮影しているだけに見えるかもしれませんが、そこには技術があります。
尾行1つにもTPOによって使い分ける技術があり、ただ追えば良いというわけではありません。
張り込みはただ見張っているわけではありません。素人によくあるのは”見張ってる感”が第三者にまで悟られるくらいの判りやすい張り込み。知らぬ間に対象者の知人が通りかかって「外に変なのがいた」なんて言われてしまったら本末転倒。
撮影に関しては難しいどころではありません。物陰からカメラを構えれば良いと思っているのなら、テレビの見すぎでしょう。笑
実際には調査員は隠れて撮影するわけではありません。

このブログで”張り込み中に職質を受けた”という内容を紹介したことがありますが、どの調査でも対象者やその近しい人の耳にすぐ入ってしまわないような場所を選び、張り込みを行なっています。
記事を読んで「プロでもそうなるのだから」と思ってしまうかもしれませんが、張り込みには”適切な場所”があり、過去に紹介したようなトラブルにも”適切な対応”があります。
それらトラブルは避けようが無く起きてしまうことなので、最小限にとどめる必要があるのです。

場所によっては数十メートル離れた位置からカメラを通して、別モニターを使って監視することもあるので、そう簡単に真似はできません。
仮に機械に詳しい人がいて、その人のアドバイスによってモニター監視を真似てみたところで機材費はかなりの高額になるでしょうし、遠目からモニター越しに張り込む場合ですら技術が必要になります。
簡単なようで簡単ではありません。

安易な考えから友人や家族に調査を頼むのは、本気で調査したくても既にできなくなってしまった…とか、違法な調査手段によって友人や家族が訴えられてしまった…など、その後の自分の首を絞めるのと同じことになりかねないほどリスクの高いこと。

調査をするしないは後回しにしても、危険なことをするよりまずはプロに相談してみることをオススメします。

ところで、過去に”大手ほど調査力が低い”裏事情を暴露した記事をアップし、とても好評頂いていました。
おそらく「ディティクティブの日常」史上、最高のアクセス数と反響。
その記事にある裏事情からも読み取れるように、大手の新人調査員によって荒らされた現場は数多くあり、「◯◯という探偵に頼んだけど証拠が出なかった」や「対象者の警戒が強くて打ち切りになった」などの理由で調査を終えて、それに納得できずに再調査を依頼されるパターンもあります。

これら”証拠が出なかった”や”警戒が強くて”は大手の新人調査員が犯したミスを隠蔽するための口実に過ぎず、依頼者が大きな広告に騙されてしまって、こんな大きな探偵社でも難しいんだ…と鵜呑みにしてしまう典型的なケース。
もちろん大手ならではの高額な調査料金は支払わなければならないので、金銭的に厳しくなった依頼者は”安く調査できる”弊社などローカルへと流れついた…ということです。

結果的にはそんな大手をしのぐ鮮明な映像に満足して頂けてきましたが、それでも荒らされた現場に出くわした時はやむなく中止にせざるを得ないことも。
あるいは荒れた現場ゆえに、調査が失敗する確率が高いのを承諾してもらった上で継続する場合もありました。

いずれにしても現場が荒らされていなければ何も問題なかったことなのですが、どんなに調査力が売り文句であっても、荒れた現場は難易度が高いのです。
それほどまでに対象者や、特に周囲の警戒は厄介なもの。

大手の調査はバクチ的。当たれば高い調査料金でそれなりの結果。ハズレれば高い授業料。ほぼ後者と思っても問題ないくらい新人の調査に付き合わされる確率高し。
そして素人の調査は”安かろう悪かろう”なのだと覚えておいてください。

イラスト pk 女は本気ver.

リアルシリーズは探偵業の”あるある”や現場事情、調査方法、実際の調査など、探偵のリアルな日々を記事にした時にタイトルに”リアル”と付け加えてます。 検索バーより”リアル”と検索してもらえば、まとめてリアルシリーズが読めるように工夫してありますので、本物の探偵が知りたいという方は是非読んでみてください。
(注)ブログ本文内に”リアル”という単語が含まれている記事も検索ヒットしてしまいますが、タイトルに【リアル】と付いているものが本シリーズです。

【リアル 〜調査力〜】過去記事
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