歩道と車道の間にある高さ10〜15cm程度のコンクリートブロックで出来た縁石。
厚みや高さなど様々ありますが、どこでも見かける珍しくもなんともないものです。
しかし埼玉県深谷市畠山のとある地元の人しか使わないであろう車道。
一面が田んぼや畑道ばかりなのですが、通りかかった際、約１キロ程度のその車道だけ変わった縁石であることに気付きました。

といってもそれはもう４〜５年ほど前のことで、わざわざ車を路駐して降りてまで見る…なんてことはしないまま月日は流れていたのですが、何度も通っているうちにどんどん気になり…
先日、周囲の農家さんの「なんだアイツは？」的な視線をビリビリ浴びながらも堂々と路駐して、まじまじと観察してきました。笑

通常の縁石の２倍ほどの高さの絵柄付き縁石が一定距離毎に何種類も立ち並びます。
さすがに周囲の目線が気になって仕方なかったので、全ての絵柄ではありませんが撮影してきたのでご紹介。
どうやらこの地が畠山重忠［はたけやま しげただ］という鎌倉武将の出身地らしいです。
平家物語にも登場しているほどの重要な武将らしく、この近くに畠山重忠の墓もあるみたいでした。

仕事でもプライベートでもこの付近を通りかかることが度々あるのですが、こういった縁石はこの場所以外では見かけたことがありません。
地元愛から造られたであろう特殊な縁石。
ちょっとカッコ良いなぁーとまじまじ見てしまいました。

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