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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
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survival ①

父親が熱血ライダーだったことでトライアルバイクというバイク競技を仕込まれていた幼稚園〜高校までの毎週末の記憶。
日曜日はもちろん、祝日休みももちろんバイクの練習。
当時の土曜日は学生も朝から通学し、昼に帰宅(あるいは弁当→部活など)でしたが、午前のみ学校の場合には、帰宅してから午後一出発でバイクの練習場へ。日曜日もそのまま一日中練習。

周りとはちょっと違った生活を送っていたわけですが、練習場と自宅の移動は1〜3時間と(場所による)そこそこ時間がかかり、連日の練習の場合は移動時間を練習時間に変換するためキャンプが行われていました。
普通は楽しみにしているキャンプですが、私の場合はその前後の練習を考えると億劫で、あまり楽しめなかったレジャー。
そもそもキャンプ=楽しい!という概念を知らなかったので、友達がみんな「毎週キャンプなんて羨ましい」と言っているのを聞いて”普通は楽しいんだ!”と理解。
高校1年生の秋にトライアルバイクの練習を辞めるまで”楽しいキャンプ”を知らぬままでした。

どちらかというとアウトドア派の私はいつのまにかサバイバルという”究極のキャンプ”に興味津々になっていて、高校生の頃に何度も友達と本格的なキャンプをやってみたものです。
水の濾過(ろか)や火起こしも全て現地でなんとかする!という無駄に疲れるバカなキャンプでしたが、今となってはいい思い出。
まさに軍隊がやるようなキャンプを好奇心だけで勉強しながらやっていたものの、20年ほど過ぎた今はっきり言えるのは”滅多に必要にならない知識”ばかり。無駄に疲れるだけです。笑

そして普通のキャンプへと落ち着いたのですが、普通のキャンプは普通のキャンプで楽しもうとすると色々と奥が深いもの。
奥深さを紹介すると一部のキャンプファンにしか読んでもらえなさそう(むしろキャンプファンにも読んでもらえないかも)なので、あえて誰でも楽しめる「簡単な紹介」をメインに時々更新してみようと考えている「survival(サバイバル)」シリーズ。
あまりキャンプの世界を知らない人に伝わるようにやってみようと思います。

さて第1弾は何にしようかなーと考えていたものの、テント宿泊までしなくても庭や公園、河原などどこでも楽しめる”食事”や”暖をとる”ための「火」にまつわるものにしようかと考えました。
薪を使って…なんて場所を選ぶような面倒なことを紹介するつもりはないので安心してください。笑

「火なんてなんでもいいじゃん」と思うかもしれませんが、一言に火を起こすと言っても薪、炭、ガス、オイル、etc幅広くありますし、それぞれメリットもデメリットもあります。
薪は煙が上がるため場所を選び、炭は量を結構使いますしサクサクっと調理したりお湯を沸かすには不向き。ガスやオイルは火力調整もできるし便利ですが、故障しやすいし、暗い中で故障したらオシマイ。
なので、普段使いもできる上に災害時でも役立つコレをご紹介。

アルコールストーブの炎①

なんじゃこりゃ?と思った人もいるでしょう。
“燃料用アルコール”を使う「アルコールストーブ(アルコールバーナー)(アルコールコンロ)」です。
全国民に聞いたら使ったことのない人のほうが多いのはわかっていますが、もし日本全域に大災害が起きたとしたら…各家庭にあれば間違いなく火にまつわるストレス激減な便利アイテム。

この手のひらサイズのアイテム。使い方は簡単で、中に燃料用アルコールを注ぎ火をつけるだけ。消したい時は蓋をすれば消えます。
火を消して残ったアルコールはまた後で使うことができるので、熱が冷めてからタンクに戻しておけばいいだけ。

写真のアルコールストーブは2代目。
初代はチタン製の軍用品を使っていましたが(これだけでなく全てのキャンプ用品が)しばらく眠っていた期間があり、再活動と同時にリフレッシュ含めてあえて全てを買い直しました。
お値段はピンキリですが2,000円程度から買うことが出来て、燃料用アルコールはおよそ350円くらい(500ml)から購入可能。薬局や大型スーパーに行けば簡単に手に入ります。

ツマミを使うような火力調整はできませんが、コンパクトで邪魔にならない上、故障がなく確実に火を使えるので、軍隊で今も愛用され続けているアルコールストーブ。
調理はもちろん、寒い場所で暖をとる目的でも使われます。
そしてガスコンロなど機械的なもののようにゴォ〜という音が出るわけではなく、ゆらゆらと無音でキレイな青い炎を魅せてくれるから、どんな場面でも雰囲気を壊しません。

アルコールストーブの炎②

火力調整は一切できないわけではなく、手動で、それも目見当で加減をしつつ調整することができます。
アルコールストーブの上に鍋やヤカンなどをベタ置きすれば弱火。ほんの少し浮かせれば中火。2〜3cmくらい離せば強火…といったようにアナログな調整。トライポットを使って吊り下げながら調理するなら特に問題なく火力調整できてしまうでしょうし、写真のような五徳に乗せておけば自然と強火の位置に置かれることになるよう設計されているものもあるので、あまり火力で問題視されることはありません。
また形(穴の空き方や空洞の大きさなどのデザイン)によっても火力や燃費が左右されます。

火力が弱そうなイメージのアルコールストーブですが、およそ500mlのお湯を沸騰させるまで(ものによりますが)5〜10分。知人のものなど様々なデザインのアルコールストーブで実験した時は外気温10度くらいの寒い中で平均8分でした。
使用する燃料も(本体デザインによりますが)20〜50mlで沸騰させるだけの火力を確保できていました。

また「ガスコンロのほうが経済的」という話が広まっていますが、それは間違いではありません。
間違いではありませんが、使用する頻度にもよりますし、わりと寿命の短いガスコンロを買い換えることまで考えた場合、コストでも圧倒的にアルコールストーブが勝ります。
買い換えることを考えなくても、使用回数を重ねるにつれアルコールストーブに軍パイが上がります。

まして災害時にガスコンロで乗り切ろうとしたら、故障した瞬間から地獄となるでしょう。毎日使うことを考えたら故障も充分にありえる話ですし、キャンプ場などでも「ガスコンロが壊れてる!」と火が使えない状況にあわてる人を何度も見かけたことがあるので、わりと故障が多いアイテムなのだと思います。
予備を持ってきている人もちらほら見かけますが、予備であのサイズを持っていくくらいならアルコールストーブ持てば良いのに…といつも考えていました。
故障しないので1つで充分ですが、調理の効率化のために2つ持っていったとしても小型ガスコンロの3分の1のサイズにも満たしません。

薪や炭のように灰ゴミを出すこともなく、ガスコンロやオイルコンロのようにかさばるわけでもありません。
手のひらサイズでシンプル構造なだけに頑丈。購入時のコストパフォーマンスも良い上に、一生使うことだってできるだろうアイテム。
もしキャンプ用や災害時用のライフライン”火”を使うコンロで迷っているならアルコールストーブをオススメします。

アルコールストーブ

アルコールは引火性が高く、油断すると大変危険。
中にアルコールを入れて引火させている以上、(よっぽどのことですが)アルコールストーブ自体を倒したり蹴ってしまったりした際、周辺にこぼれたアルコールに引火してしまうと燃焼しきるまで燃え続けてしまいます。
はしゃぎながら河原でBBQをしている人をよく見かけますが、そういった場面で使っていたらほぼ間違いなく倒してしまうでしょうし、火傷するような事件につながりかねません。
タンクの容量も大きくないので、よっぽどの不注意がない限りは安全性の高いアイテムですが、あくまで火を扱うものなので充分に注意して扱ってください。

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