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survival ①

父親が熱血ライダーだったことで、バイク競技を仕込まれていた幼稚園〜高校まで青春期。日曜日はもちろん、祝日もバイクの練習。
当時の土曜日は学生も通学し、昼に帰宅(あるいは弁当→午後の部)でしたが、午前のみ登校の場合は、帰宅してからバイクの練習場へ。日曜日までそのまま練習。

そんな感じで、周りとはちょっと違った生活を送っていたわけですが、当時は毎週キャンプ。移動時間を練習時間に変換するため、練習場で宿泊するためです。普通は楽しみになるキャンプですが、私の場合は練習を考えると億劫で、あまり楽しめなかったものです。

そもそもキャンプ=楽しい!という概念を知らなかったので、友達がみんな「毎週キャンプなんて羨ましい」と言っているのを聞いて”普通は楽しいもんなんだ!”と理解。
高校1年生の秋に父と喧嘩してまでバイクを降りる日まで”楽しいキャンプ”を知らぬままでした。


アウトドアを仕込まれた。

連休でも父が仕事だと、バイクの練習からは解放されました。そして夏休みなどの大型連休になれば祖母の家に泊まりに行くこともしばしば。

祖母は登山が趣味だったので、私も年数回は連れて行かれ、やはりアウトドアを仕込まれます。キャンプに通づるものがありますが、山では動物もいるし少し勝手が違うので、学ぶことは多かったのは確か。

そうして、いつのまにかサバイバルという”究極のキャンプ”に興味津々になっていて、高校生の頃に何度も友達と本格的なキャンプをやってみたものです。

まさに軍隊がやるようなことさえ好奇心だけでやってみたものの、今はっきり言えるのは”滅多に必要にならない知識”ばかりということ。無駄に疲れるだけです。笑

とはいえ、どれも知っていて困るものではありません。むしろ知っておけば生き残る術として活用できるでしょう。

そこで誰でも楽しめる「簡単な紹介」をメインに時々更新してみようと考えている「survival(サバイバル)」シリーズ。あまりアウトドアの世界を知らない人に伝わるようにやってみようと思います。

キャンプも災害対策も通づるものがある。

第1弾は何にしようかなーと考えていたものの、河原などどこでも楽しめる”食事や暖をとる”ための「火」にまつわるものにしようかと考えました。
薪を使って…なんて場所を選ぶような面倒なことを紹介するつもりはないので安心してください。笑

「火なんてなんでもいいじゃん」と思うかもしれませんが、一言に火を起こすと言っても薪、炭、ガス、オイル、etc幅広くありますし、それぞれメリットもデメリットもあります。

薪は煙が上がるため場所を選び、炭は後片付けが面倒だしサクっと調理したりお湯を沸かすには不向き。ガスやオイルは火力調整もできるし便利ですが、故障しやすい一面も。被災生活中に故障したらおしまいです。

というわけで、普段使いもできる上に災害時でも役立つタフネスなコレをご紹介。

アルコールストーブの炎①
きっと世界一タフなコンロ。

“燃料用アルコール”を使う「アルコールストーブ(アルコールバーナー)(アルコールコンロ)」です。

この手のひらサイズのアイテム。使い方は簡単で、中に燃料用アルコールを注ぎ火をつけるだけ。消したい時は蓋をすれば酸素不足で消えます。
火を消して残ったアルコールはまた後で使うことができるので、冷めてからタンクに戻しておけばいいだけ。

写真のアルコールストーブは2代目。
初代はチタン製の軍用品を使っていましたが(これだけでなく全てのキャンプ用品が)しばらく眠っていた期間があり、再活動と同時にリフレッシュ。全てを買い直しました。

お値段はピンキリですが2,000円程度から買うことが出来て、燃料用アルコールはおよそ350円くらい(500ml)から購入可能。薬局や大型スーパーに行けば簡単に手に入ります。

ツマミを使うような火力調整はできませんが、コンパクトで邪魔にならない上、故障がなく確実に火を使えるので、軍隊で今も愛用され続けているコンロ。

調理はもちろん、寒い場所で暖をとる目的でも使われます。
そしてガスコンロなど機械的なもののようにゴォ〜という音が出るわけではなく、ゆらゆらと無音でキレイな青い炎を魅せてくれるから、どんな場面でも雰囲気を壊しません。
アルコールストーブの炎②
一応調整できます。

火力調整は手動で、それも目見当で加減をしつつ調整することができます。
アルコールストーブの上に鍋やヤカンなどをベタ置きすれば弱火。ほんの少し浮かせれば中火。2〜3cmくらい離せば強火…といったようにアナログな調整。

トライポットを使って吊り下げながら調理するなら特に問題なく火力調整できてしまうでしょう。写真のような五徳に乗せておけば自然と強火の位置に置かれることに。

火力調整用の蓋が付属しているものもあり、開口量で調節するシンプルなもの。

火力が弱そうなイメージのアルコールストーブですが、およそ500mlのお湯を沸騰させるまで5〜10分。知人のものなど様々なデザインのアルコールストーブで実験した時は外気温10度くらいの寒い中で平均8分でした。
使用する燃料も20〜50mlで沸騰させるだけの火力を確保できていました。


経済的なのはガスコンロ。

「ガスコンロのほうが経済的」という話が広まっていますが、間違いではありません。
しかし、いずれ故障するガスコンロと比べると、買い替えはほぼ不要のアルコールコンロ。一生使えると言っても過言ではありません。

災害時にガスコンロが故障した瞬間から地獄となるでしょう。毎日使うことを考えたら故障も充分にありえる話ですし、アルコールコンロも準備しておいて損はないはず。揮発性が高いアルコール燃料ですから、大量ストックには不向きですが、予備としてはオススメ。

もしキャンプ用や災害時用のライフライン”火”を使うコンロで迷っているなら、ガスコンロの次にアルコールストーブの装備をオススメします。

アルコールストーブ

アルコールは引火性が高く、油断すると大変危険。
中にアルコールを入れて引火させている以上、本体を倒したりしまったり、歩いていて蹴ってしまったりもありえます。周辺にこぼれたアルコールに引火してしまうと燃焼しきるまで燃え続けてしまいますし、なかなかの恐怖絵図。

はしゃぎながら河原でBBQをしている人をよく見かけますが、そういった場面で使っていたらほぼ間違いなく倒してしまうでしょうし、火傷するような事件につながりかねません。
タンクの容量も大きくないので、よっぽどの不注意がない限りは安全性の高いアイテムですが、あくまで火を扱うものなので充分に注意して扱ってください。

 

【アイビー探偵】   

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