私は長いこと坊主ヘアです。それもスキンヘッドに近い”毛あるの？”というレベルの坊主。長男流に言うとハゲつるピッカン！
お寺の住職さんのようなイメージといえば伝わるでしょう。

バリカンを使う時、普通は刃先に取り付けるジョイントを利用して３ミリ、６ミリ、９ミリ…etc. と好みの長さを設定して使うのですが、スキンヘッドのような長さの坊主ヘアはジョイントを取り付けずに刃を直接あててカットします。
※ジョイント無しでもニキビなど肌に突起がない限りは安全にカットできる設計。

約４〜５年前に一定期間、妻の要望で髪を伸ばしてツーブロック×オールバックにしてみたことがありましたが、周囲の反応は良かったものの「やっぱり坊主が良い！」と3ヶ月もせずにバリカンで刈り上げてしまいました。
坊主からスタートだったため伸ばすだけでも１年近くかかった覚えがあります。
坊主歴だけでも、もう10年以上になるでしょうか。

元々、子どもの頃から短髪に憧れていたものの短髪にする勇気がなく、それ以外の髪型で何か良いのはないか？と短期間でカットしてみたり色を変えてみたりとしていたので、友人や妻、昔から私を知っている人にとっては「坊主にする前は頻繁に髪型変えてたよね」と言われるくらい、ヘアスタイルに落ち着きがなかったイメージのようです。
ファッションとして色々遊んでみていたという背景ももちろんありました。

短髪にする勇気がなかったのは、顔面をもろに露出して”髪型で誤魔化せなくなる”から。
実際にはイケメンや美人は多くないけど、ヘアスタイルや服装次第で良い感じに見えたりするもの。
イメージの半分を誤魔化してくれているヘアスタイル。短髪にするとイケメンはイケメンのままですが、そうではない人は誤魔化しのきかない正直な状態になってしまう…と子どもながらに気付いていたために、大人になってもずっと勇気が出なかったのです。
そういえば「雰囲気イケメン」という言葉はまさにそれを指している言葉ですね！

短髪は似合う似合わないが大きく出ますが、一切の誤魔化しが効かないのは困ります。失敗だと気付いたところで伸ばすのも長期化すること間違いなし。
短髪 ＝ 男らしい！
というイメージが強く、その頂点は「スキンヘッド or 坊主」だったのですが、きっと私のその感性は偏っています。笑
偏っているのは判りつつ、それでもその男らしいヘアスタイル No.１に憧れ続けていました。

そして10年以上前、妻に「坊主にしたらどう思う？」と聞いてみたところ、適当に「いいんじゃない？」と返答があったので、よし！じゃあやってしまおう！と、調子に乗って坊主を通り越しスキンヘッドに。
するとどうでしょう！
清々しくサッパリとして、かなりの開放感。憧れが叶って大満足。

ですが、私の顔でスキンヘッドはマズかったようで、新しく会う相手からは全然近寄ってもらえません。笑
なんなら「暴◯団関係の人かと思ってました」と数人から言葉の暴力を受け〔※〕、しばらくしてスキンヘッドを考え直します。笑
〔※〕正直に言ってくれてありがとうございました。反省点として活かしてます。笑

そして坊主にしてみて「これがベストだ」といよいよ落ち着いたわけですが、いざ坊主にしてみてから気付いたことがあります。
今でこそ知人の間では私のイメージは坊主ヘアと知れ渡っていて何も言われませんが、最初の頃は「サッパリしてて良いね！」や「頭洗うの楽そうだね！」という意見が多くありました。

その意見は間違いないし、頭を洗うのは楽です。
しかし、坊主ヘアの欠点はメンテナンス。
頭を洗う大変さが無くなるぶん、頻繁にバリカンで整えてあげないとあっという間にボサボサの不潔感溢れる坊主へと変貌を遂げてしまいます。
個人差ありますが（私の場合）２〜３日に１回刈り直さないと坊主ならではの清潔感は損なわれてしまい、長さの不揃いな不潔に感じる”だらしない坊主”へと変身。
個人的には10日間が限界。２週間もするとボサボサ。３週間も放置したら身だしなみは最悪で外出なんて不可能です。

そう。
坊主は楽だというイメージですが、実際にはメンテナンスが大変で、マメじゃない人はまず維持できません。
知人は２日に１回刈り直しているそうで、その周期は人によって様々。
ちなみにスキンヘッドの場合、毎日剃り直さないと維持できませんでした。放置してしまっても、せいぜい１日といったところでしょうか。
意外と知られていない坊主ヘアならではの苦労です。

またツーブロックが流行っているので実感している人も多いと思いますが、サイドの刈り上げている部分。あの部分もやはり坊主と同じで、短期間で刈り直さないとみっともないヘアスタイルへと変貌してしまいます。
とはいえ、トップが長いぶん、サイドの刈り上げが少し伸びたくらいではそんなに目立ちませんので、我慢すれば２週間は放置できます。

我が家の子ども達（モヒカン風）は１週間に１回の刈り直しで維持していますが、試しに２週間に１回にしてみたらトップ（長い部分）との境目がわからなくなってしまって刈り上げに苦労しました。

そんなボーズヘッドからいよいよ脱却してみようかと検討中。
それはゲッターズ飯田さんの「金の羅針盤はガラリとイメチェンするべき！」という言葉がキッカケ。
色々考えてみても”ガラリと”となると、服の系統を変えるより坊主ヘア。髭のありなしより坊主ヘア。何を変えるよりも坊主ヘアを変えたほうが確実にイメチェンになります。笑

嫌なら刈り直してしまえば良いだけなので、短髪というこだわりは捨てずに短いヘアスタイルで、今までとは違う系統を目指してみようかと画策中。
こんなのオススメ！というベリーショートヘアがあれば是非一声ください！
※アイデア採用の際は、10年以上腕を磨いたプロの手（私）による「坊主カット無料券」を差し上げます。笑

イメチェンしたい理由がもう１つ。
スキンヘッドの時に”怖そうな人”というイメージが強かったようでつるつるヘッドは諦めたものの、顔が顔なので坊主でも結局は怖がられます。笑
私にとっては自分自身なので、怖いとかそういう感情は一切ないため正直全くわかりませんが、すっかり慣れてしまったけど怖がられるのはやっぱり時々切ない…。笑

勧誘営業マンや街での呼び込み営業、何かの行事の時など、話しかけてほしくない時に”笑顔を封印する”と誰も近寄ってこない…など、得することもあると言えばありますが、それでも”優しそうな人”と見られたい願望は捨てきれずにいます。笑
改善しようとする努力あってか、このところ怖がられる率はかなり減ってきましたが、それでもまだまだなので、それを変えたいがためのイメチェンでもあるのです！

どうにか優しく見えないかな？と友人に相談すると「無理だね」とみんなに即答されるくらいなので、焼け石に水なのかもしれませんが。笑
あぁ…イメチェンって難しい…。
いっそのことイケメン顔面マスクが欲しい。
バラクラバが街で流行れば無問題だなぁー。

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