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survival⑥

日本は刃物を造ることに長けていて、世界中からも”日本の刃物は世界一”と認められているほどの技術をもっているそうです。
日本刀などの切れ味はどこの国も真似ることができなかった技術で、未だにそれを超えるものを造るのは至難の業なんだとか。

しかしそんな高度な技術をもってる日本では普段使いの刃物といえばハサミやカッター、包丁くらいで、お届け物や買ってきた商品の開封などでも道具を使い分ける几帳面さから「これはハサミで切る」「これはカッターナイフを使う」など自然と別れています。

そういう習慣だからこそなのか、一般的なナイフに対するイメージは”危険な人が持つ物”という印象が強いようで、持っている理由を明確にしないと「あの人大丈夫?」という目で見られてしまいがち。

しかし刃物による事件は、簡単に手に入る果物ナイフや包丁などによるものがほとんどで、theナイフ!のようなものが使われるケースはほぼ無いのが現実。
考えてみれば当たり前のことですが、犯罪性のある危ない人ならわざわざ高価なナイフを買うより、どこでも売っている果物ナイフや包丁を使ってトラブルを起こすほうが手っ取り早く確実。
冷静に計画的な犯罪を起こす場合でも、どこにでもある刃物のほうが警察からの追跡も撹乱しやすく逃げやすいので、逃げるつもりなら効率的です。
衝動的な犯行であっても、そこらへんにある刃物に手を伸ばすのは当然。

思い込みにも近い「ナイフは危険」という発想は日本特有のもの。
むしろ”どんな場面でも使える勝手のいい道具”として他国では重宝され、家庭にいくつも置いてあるオーソドックスなアイテム。
海外の映画でも、玄関先で宅配物を受け取ったらその場でサクサクとナイフで開封して…なんて場面をよく観ますね。
それだけありふれたアイテムなのです。

普段使いだけでなく、キャンプや登山などのアウトドアでももちろん使い勝手がよく、便利な道具の1つ。
食べ物の袋を開封したり、包丁代わりに使ったり、フォークが無ければフォーク代わりに使うこともあります。
焚き火の際に火起こしを効率よく行うために木材を薄く削って着火しやすく加工する時にも便利ですし、登山中にツタやツルなどが絡まってしまった時にササっとカットするのにもスマートです。

丈夫なものなら、切る以外にもテコのような使い方をしたり、ハンマー代わりで肢の部分を使って叩いたり様々な応用がききます。
ツーリングの最中に靴紐がバイクに絡まって、どうにもならなくなってしまった時に、サクッと靴紐を切って事なしを得た…なんて話も身近でありました。

これはコップです。と聞くとコップとしての使い方に縛られてしまって、他の使い方を考えずらくなってしまうものですが、ナイフも同じで切るだけでなく、実はあらゆる使い方ができる万能アイテム。

これは折り畳み式の”フォールディングナイフ”と呼ばれるもので、バッグやポケットに入れて持ち運べる小型ナイフ。
独特な模様は焼結による特殊な技術で焼きつけられたコーティングで「道具にも美しさを」と職人のこだわりが詰まっているもの。
ブローニングという銃器メーカーの職人が手がけたもので、リアルなサバイバル生活を教えてもらえる7日間の”訓練イベント”に参加した際、優秀賞として頂いたもの。

あまりにキレイなのでアウトドアにはもったいなくて使うことができないまま保管してましたが、紹介するにはキレイなナイフのほうが良いし「ようやく出番が来た!」という感じでした。笑
実際に使用しているナイフは別にありますが、日常使いやアウトドアで年期の入った風貌は写真映えしなさそうなので。笑

ダンボールの開封や袋の開封など様々な場面で自宅用ナイフも活躍中。正直言って切れすぎるカッターナイフは中の物に傷を付けてしまいがちだし、ハサミは切れる物や使える場面が限定されるので、力の加減もしやすく頑丈なナイフは私にとってはどれよりも使いやすい道具。
鉄製の蓋(例えば缶詰めの蓋など)などテコの原理でこじ開けたい場合でも使えるので、本当にどんな場面でも便利。

せっかくなのでアウトドアらしい、スイスの「ビクトリノックス」から販売されているマルチツール(ツールナイフ)もご紹介。
キャンプや登山では特によく選ばれるナイフなので有名です。
十得ナイフや多機能ナイフ、万能ナイフなどという呼び方もされていて、粗悪コピー品なら数百円、それこそ100均でも買えますが、ビクトリノックスのマルチツールを使ったことがある人ならまずコピー品は選ばないだろう…というくらい、丈夫で扱いやすいもの。
価格も安いものなら2,000円程度から探すことが可能でコスパはかなり良い方。

軍用、登山用、船舶用などのアウトドア向けから職人用に専用器具が含まれる物まで様々な展開がされていて、使う人によって必要な機能を限定してモデルを選ぶことができます。
オフィサーナイフという呼ばれ方をするだけあって、最近ではUSBメモリーが搭載されているモデルもあり、街中やオフィスでも使える便利でオシャレなマルチツールとして再び注目を浴びる機会もありました。

明るくポップなイメージの柄や、アジアンテイストな柄、いかにもな迷彩柄や可愛いらしいスケルトンタイプなど実に多彩なデザインがあり、有名なアパレルブランドやオフィスブランド、カーブランドなどコラボもあるほど幅が広いので自分好みのデザインもきっと見つかります。

ちなみにナイフで銃刀法違反に問われることがあるのは”正当な理由なく携帯していた場合”です。
キャンプ場で持っていたから。キャンプの行き帰りに持っていたから。といって銃刀法違反は適用されません。
ただし”この前のキャンプで使ったものをバッグに入れたまま忘れていた”という場合には、言い逃れとも捉えることができるためグレーゾーン。

普段使いや護身用で…というのはもちろん通用しない日本なので、そのあたりは理解しつつ、あくまで家の中や庭、キャンプや登山など限定的に使うことしかできませんが、それでも道具としての使い勝手は抜群。
あまり知られていないようですが、そもそもカッターナイフやハサミもナイフのように銃刀法違反の対象物。使える環境は実は同じなのです。

ハサミでさえ明確な理由なく携帯していれば銃刀法違反に問われることがあり、普段は仕事で使うけど休日なのに携帯していたことで警察署に連れて行かれた友人もいました。
「今日は休みだけど、昨日は仕事だし明日も仕事だから、車に積みっぱなしにしてただけ」という話は受けれてもらえなかったそう。
東京赤羽エリアでの話ですが、頭が固すぎる警察官に「そこまでして点数稼ぎたいのか!?」と食ってかかってしまったとか。それも原因なのでは?とも思いましたが、どちらにしても酷い言いがかりです。しかし法律上では正しいので、そのまま捕まってしまったとしても文句は言えないのが現実。

ナイフは特殊で危ない…という固定観念は実は日本の法律のせいで根付いてしまったイメージで、実際にはハサミやカッターと同じ「道具」であると気付くとアウトドアでの作業効率は格段に上がり、こんなに便利なのかと驚くでしょう。

ちなみにこの”ナイフは便利”と気付かされたのは小学生の頃。
年に数回、富士山を含むあらゆる場所の登山に祖母が連れて行ってくれていて、遭難時の対策などあらゆるアウトドアを教えてもらっていた時に、祖母の使うナイフでその万能さを見せつけられたのです。
何をするにもナイフ1つで、面白いくらい何でもできていました。シンプルだからこそ、どんな場面でも万能に対応できる。
まさにsimple is the best!

もちろん世間一般のナイフに対するイメージも知っているので、人目につかないように使う場所は選んでいますが、便利なことを知ってしまっていると、やっぱりカッターナイフやハサミがそこにあっても出番は少ないです。

先入観を持ったままでも構わないので試しに一度、室内で使ってみて「こうやって色々使えるんだ」と体験してみるのは経験としても良いことだと思います。
あまりに触れる機会が少ない日本ならではですが、試しに使ってみて便利だと気付いただけでも、アウトドアでどれだけ活躍できるのかが想像できるはず。
実際にアウトドアでも使用する場合、ある程度は人目に気をつけて、違法性のない、マナーのある使い方をしましょう。
※基本的にキャンプ場でナイフは普通なので誰も気にもしません。

ちなみに私の容姿でナイフを使っていると「暗殺ターゲットは僕ですか?」とか「映えるわぁー!」とか「ごめんなさい!これで勘弁してください!」と財布を差し出されたり、高確率でからかわれます。笑
だからこそ尚更使う場所には慎重なります。笑

【survival series】

①アルコールバーナー
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②飯盒
http://b.acekee.jp/blog-entry-602.html

③火打ち石
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④ワイヤーソー
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⑤ダッチオーブン
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