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柳生の三県境

県と県の境目、いわゆる「県境」と言えば隣り合わせの県同士の境界線で「ここからが埼玉県〜♪」とか「ここからが群馬県〜♪」と一度は遊びでまたいでみたことありますよね。幼少期に、ここからは俺の陣地〜!なんて言いながら遊んでいたのもよく似ているなと思い出しました。

私が12歳まで暮らしていた埼玉県新座市という地域は東京都と隣り合わせで、都内で暮らす祖母宅まで自転車で頻繁に遊びに行っていました。そのたびに通る県境(普通の交差点)で「ここから東京と埼玉が区別されるのか」と不思議に感じていた思い出もあります。

2つの県をまたぐとなると車を運転していたら頻繁に体験することですし、そんなに特別感は感じません。三県が接している場所というのもきっとそう多くないでしょうし、あっても山の中だったり川の中心だったりと人の足で踏みしめられる場所にはないのが普通でしょう。ざっと調べてみたところ間違っていなければ全国に48ヶ所ある模様。

そしてその1ヶ所は埼玉県、群馬県、栃木県の三県境、しかも唯一、人の足で踏みしめられるという面白い場所があります。それがこちら「柳生の三県境」と呼ばれる全国でも珍しい三県境界地。

三県境

このような平地で、人の足でまたぐことのできる三県境は全国でもここだけなんだそう。埼玉県加須市、群馬県邑楽郡板倉町、栃木県栃木市が面しているものの、以前は渡良瀬川だったとかで長い年月の間に埋め立てなどを行っていくうちに正確な場所がわからなくなってしまっていたらしいです。

ところが2016年に三県(二市一町)が測量を開始して同年2月9日に三県境を確認し、翌月の3月31日に「行政区域境界確認書」への調印式を行ったと記録にありました。※4月1日より発効。

これ「三県境界」って書いてあるやん!めっちゃ珍しいやん!って撮影した杭は、上記の出来事によって記念として真鍮性のプレートが取り付けられたものだと後から知りました。

三県境の杭

わりと最近までうやむやだったというのが驚きの境界線。

勝手に人が決めた境界線と言えど、この場所に立って、こっちが埼玉県であっちが群馬県、そっちが栃木県と見回してみると不思議な気持ちになります。

この近くの道路ではナビの音声ガイドが「埼玉県に入りました」「群馬県に入りました」「栃木県に入りました」「埼玉県に入りました」………と故障したかのように繰り返すという話も聞いたことがあります。三県が入り混じったエリアなのでそうなっても不思議ではありませんが、何も知らないで通ってナビの音声ガイドがそんなことを繰り返していたら少し驚きますね(^^;)

近くを通りかかる機会があったら一度は見てみても良いかもしれません。面白いですよ!

 

 

柳生の三県境

所在地:埼玉県加須市小野袋941-5941-17に公園の駐車場有り)

 

 

 

次回更新日:10月9日

 

 

 

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