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ここ最近、非接触も密集回避も実現しやすいことで再び流行り始めたキャンプ。ここ数年で始めたという人がわりと多いそうです。きっと“写真映え“を求めてやってる人もいるでしょう。

入り口となる理由はなんでも良いし、それをきっかけに本格的にハマる人だっているはずです。何より「不便を楽しみつつ、必要最低限の生活を学ぶ」ことができる良い機会。災害など何かしらの理由でアナログ生活を送らなきゃいけなくなれば、間違いなく必要になってくる経験です。

春から秋にかけてが理想的な季節。

私にとってのアウトドア。バイク競技の練習のため、毎週“やらざるを得ない“という少し珍しい環境だったこと。年に数回、祖母の登山に付いていって、アウトドアを仕込まれたこと。そしてビビりゆえの防災意識に加えて、ブッシュクラフトへの好奇心で山ごもりなどのサバイバル教習にハマったこと。

（※）ブッシュクラフト＝自然の中で生きていく方法や術を学ぶこと全般を指す。

サバイバル教習は高校生以降の経験ですが、それ以外は幼少期からの“ほぼ強制“な経験。そのため、あまりキャンプ自体に良い思い出はありません(^^;) 次の練習やだなぁ〜とか、何も手伝わない妹達の代わりにあれこれやらなきゃ…とか、少し嫌だった記憶しか残ってないんです。笑

そんな経験を重ねるうちに、どうやらアウトドアな感じで私という人格が出来上がってしまったようですね(^^;) アウトドア、サバイバル関係はもちろん、車の趣味さえそういう系統になってしまったのですから。「子育てとは洗脳である」なんて言葉は当たらずとも遠からずかもしれません。

お仕事キャンプ。

そんな昔の私の経験談は置いておいて…。結婚して子どもができればそんなことは言ってられません(^^;) 子どもにキャンプ行きたいと言われれば、じゃあ次の休み行くか！みたいにフットワーク軽くしておかないといけませんから。笑

ある程度、子ども達も大きくなって外での泊まりが可能になった数年前から、毎年キャンプへ出動するようになりました。色々と教えておくのにも良い機会ですから、必要な過ごし方にも感じています。

過去、休日にスタッフや友人とアウトドアに出向く場面もありました。調査車両を使ったキャンプ（仕事）なんて、電子機器ばかりだしあまり雰囲気は感じれませんでしたが(^^;)キャンプデートをする対象者達を監視する調査では、まるでくつろげないアウトドアになりましたよ(~_~;)笑

庭の一画でテントの防水処理中。

ところがキャンプに行くたび、なんだかいつも腑に落ちなかった“テント泊“。それは車中泊に切り替えてみても同じで、なにか納得できません。なんでだろう…。

なぜ引っかかるのか色々考えてみた結果「なんで朝食後にバタバタ片付けしなきゃいけないのか？」という部分に気付きました。明かりが充実してないのに夜の暗がりで片付けるのは大変ですが、自分にとっては朝に片付けるほうがもっと大変だったから。

朝に弱く、夜は元気。そう、超典型的な夜型なので、朝にバタバタと動き回るのはしんどいんです。人と話したり運転したりというのんびりした過ごし方なら何も問題にはなりませんが、片付けのため暑い中で歩き回ったりするのは、ちょっとした体調不良さえ起こしかねません。

そして気付きました。テント泊をして、早朝に食事をして、午前中に片付けて帰る…あの流れって「夜に眠れて、早朝から動ける人」向けのプランであることに！社会は朝から活動するように朝型タイプを主体に出来上がってますから当然です。

朝まで待つ必要なし！

夜遅くまで起きてても苦じゃない上、朝はあまり動きたくない夜型タイプなら、夜のうちに片付けて撤収してしまったほうが楽なのだと実体験にて知りました。

シャワーは浴びたいし、寝るのはできればちゃんとした寝具が良いと思うなら尚更。夜型である上に、潔癖気味の私達夫婦にはデイキャンプがちょうどいいことに気付いた瞬間(^^)笑

シャワー付きのキャンプ場もあるにはあります。しかし探偵であるが故に様々な情報と、様々なカメラ機材も知っている我が家の事情では、そういった施設は不安多き場所。妻は盗撮のリスクを嫌がり、誰でも出入りできる公衆トイレなどに入りたがりません。しょっちゅう「あれ？これは…」という場合があるので、正しい判断だと思います。だから帰ります。笑