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子どもの初電車

◉本日の隠しアイビースタンプ3つ

★マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

かわいい子には旅をさせろとよく聞きますが、的確な言葉に思います。我が家も「大人は手出ししない」という教育方針で、大抵のことは自分でやらせるのが当たり前。

よちよち歩きの長男が転んだ時、起こしてあげないし、むしろ笑い飛ばすのが我が家流でした。しかし、それを見た友人は驚き「優しくない。ショックだ。」と言われたこともあります。

起こさないのは「助け船を待つのではなく、自分で立ち上がるのが当たり前」と学ばせるため。笑い飛ばすのは「不安にさせないため」でした。転んだ時に大人が「大丈夫!?」と心配そうにしてると、子どもも一気に不安になりますからね(^^;) 過保護タイプの友人にその意図は伝わりませんでしたが。

鉄道マニアにも人気の秩父鉄道。★

埼玉県北部は、東京都内のように電車移動が基本というエリアではありません。車移動がベースだし、ちょっとお出かけするのに電車を使うなんて滅多にないでしょう。私も仕事での尾行追跡を除いたら、最後に電車に乗ったのはもはや20年前!

だから子ども達も電車に乗る機会が著しく少ないのが当たり前。中学生や高校生になってから「どうやって乗るの?」って言うのだって珍しくないんです。

というわけで、子ども達に乗せてみたいとは思ってました。数年前に妻と一緒に乗せて、数駅先に私が拾いに行くというのはあったけど「子どもだけで乗る」は無かったので。小5と小2で、まだ自分達だけで乗ったことはありませんでした。

秩父の観光名所/岩畳★

好きで秩父にはよく行ってましたが、この日はいつもと違って観光を楽しみます。家族で食べ歩きしたり、いつもは通りかかるだけの場所にあえて行ってみたり。行き慣れたエリアなのに新鮮に感じたせいか、新しいことに挑戦してみたくなったのでしょう。

その帰り道、思い付きで「そうだ!このまま電車に乗ってみなよ!」と提案。長男は「嫌だ!」と横に首を振り、次男は「いいね!」と縦に首を振ってました(^^;)

そして車で走ること数分、ちょうど通りかかった駅に立ち寄り、子ども達に切符を購入。ざっくり説明して「じゃっ(^^)/」とサッパリ別れました。とりあえず私と妻は「行田市駅」を目指します。

行田市駅。

なぜ行田市駅にしたのかって?だってアイビー探偵の事務所があるから、子ども達が先に到着しても「とりあえず事務所で待ってて」ができるから(^^)

秩父鉄道なのでルートは1通りだし、目的地を通り過ぎてしまっても終点は羽生駅。車で迎えに行くとしても、行田市駅から20分もあれば駆けつけられます。

羽生駅にはいつもお世話になってる「羽生もっちり庵」だってあるから、とりあえずお店でもっちり焼きでも食べながら待っててもらうことだってできる!総合的にチャレンジしやすかったのは確かですね。

波久礼駅。★

子ども達が電車に乗る出発地は「波久礼駅」という駅。これ、駅だよね?と不安になるくらいローカル感全開ですが、こういうの好きです。でも、これなんて読むの?と妻が助手席で調べていたらハグレ駅と読むのだと判明。

初めて子ども達だけで乗る電車。大人が適当にここでいいやと降ろした駅がハグレ駅。大人と「また後でね。」と別れたところ。ハグレって。はぐれちゃうのか?このままはぐれてしまうのかー!?大丈夫なのかーーー!?笑

妻は気付いていない様子だったので「初電車でハグレ駅って縁起悪くね?」と言ったら「そうじゃん!」とゲラゲラ笑ってました(^^;) いやぁー。根拠はないのに、なんだか不安になってきました。でももう10分は走ってしまった後でしたから、引き返しはしません。笑

15駅/約1時間の距離。

いつも平気で「自分でやってみろ。」と突き放して、失敗しても「それも良い経験。」と笑ってます。だけど、急に「全然違う駅に到着してたらどうしようかなー。」と親側が不安に襲われました。

だって自分自身が電車に乗らないから、秩父鉄道がどんな感じで走ってくるか知らないんですもん。実は途中で枝分かれして、思いもよらない明後日の方向に行っちゃうかもしれないし。笑

途中ヒヤヒヤしながらハンドル握ってましたが、「今更考えたって仕方ない。もう行田に行ってみる他ない。」と不安をおさめます。これが親心ってやつですかねー?笑

相変わらず弟強し!

子ども達は電車待ちが20分もあったので、そのハンデのお陰で大人(車)と到着時刻がピッタリ同じでした。電車のほうが早いのが普通だというのに驚くほどピッタリ同着!

5年生の兄は途中で泣いていたらしいけど、2年生の弟は「お前なに泣いてんだよ!」「大丈夫だよ!」と励ましたとか。女子感ある長男と、漢気ある次男なので、親としては容易に想像つきます。笑

きっと何をしたか?とか細かいことは覚えていないのでしょうが、「乗ったことある」という記憶があれば充分。次に乗る時、なんとなくでも不安が軽減されるでしょうし、多少なりと自信に繋がるんじゃないかな(^^)

経験そのものが重要?

経験させることを前に押し出して、「できるだけ出かけること」を推奨する話を聞きます。親2人がかりならともかく、平日など親1人ではそれがなかなか難しいのが現実。ただただ親が大変になっちゃいますからね(^^;)ある程度大きくなってから聞いてみたら、本人は何も覚えてないし!笑

だから小さいうちは引きこもって親子で過ごすのも一興。それも決して間違いじゃないと思います。ある程度大きくなってから色々経験させたって遅くはないですし。

だけど「経験しておく」ということに関しては相変わらず”いつだって”大切だと感じさせられることは頻繁。食べもの1つでさえ、覚えているかどうかは別として、経験あるかないかは大きく変わることも。

頭に入ってないかもしれないけど博物館に行っておけば、何かの引き出しになることだってあります。そもそも大人がそうじゃないですか(^^)日々同じことを繰り返しても経験値は稼げません。

電車だってバスだって、公衆電話や口座振り込みだって、やったことないよりあるほうが、子ども達にとっては何かが変わるでしょう。親側は面倒くさいとしか感じないんですけどね〜。笑

 

過去の記事【羽生もっちり庵】はコチラ

わざと終点に行って食べちゃおう!っていう悪知恵が子ども達になくて良かった。笑

 

 

 

次回更新日:3月10日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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