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鍵穴のメンテナンス

◉本日の隠しアイビースタンプ5つ

マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

家や物置き、車やバイクなど、鍵が入りにくかったり引っかかりを感じたりすることありますよね。

ずいぶん昔、友人がバイクの鍵穴にKURE-556オイルを吹き込んでいるのを見て、それで良いのだろうか?大丈夫なのか?と疑問に感じました。彼は「556は万能オイルだし、ダメなわけねーだろ。」と断言。

しかしその鍵穴のスムーズさは1ヶ月ともたずに、また引っかかるような使いにくさが再発していたのです。やっぱりダメなんじゃないのか?あいつ、また知ったかぶりしたな?と不信感しか感じなかった懐かしい記憶。

☆潤滑オイルではダメなのか?

鍵の仕組み的には、オイルの潤滑力でスムーズになるはず。中はスプリングとベアリングのようなものでバネ仕掛けにしてあるわけですから、スムーズさは無視できません。

気になっていたので、鍵屋さんに行ったついでに友人の行動を確認してみました。すると「絶対に一般オイルは使ってはいけない」と強く注意喚起を受けました。

オイルならなんでも大丈夫!と注油したら、鍵穴ごと交換せざるを得なくなった人もいるくらい危険な行為。そのうち引っかかる程度”では済まなくなり、鍵が刺さらない、抜けないという事態まで発展しかねないのだそう。

鍵にホコリが付着するのが原因。

鍵穴に注油すると確かに滑らかに動くようになります。しかし、そこに挿すのは鍵であり、その鍵は普段はポケットに入れたり、キーケースにしまったりしますよね。人によっては腰からぶら下げて剥き出しのままでしょう。

小さなホコリが付いた鍵が鍵穴に挿されるたび、中のオイルとからまってホコリはダマになっていきます。やがて動きを妨げたり、解錠できなくなってしまう可能性は充分あり得るということ。

鍵穴に入るたび鍵にもオイルは付着し、次に使用されるまでにたくさんのホコリを巻き取ってきちゃいますから、症状は加速するわけですね。

☆鍵穴専用があります。

鍵穴には鍵穴専用のメンテナンスオイルが売っていますので、こちらを用意しましょう。価格にして1,000円程度ですので、一般的なメンテナンスオイルを購入するのと変わりありません。

なんでこれなら平気なんだろう?と手に吹きつけたり他の機械物に使ってみたりしたところ、謎が解けました。

鍵穴専用では他のホコリなどを巻き取らないよう”速乾性のオイル”を使用し、中には粉状のものもありました。

テフロン系オイルに近い感覚で、吹きつけた直後からサーッと乾いていき、サラサラの滑りになります。なるほど、これならホコリはくっつかないなー。感触としてはベビーパウダーみたいなサラサラ感です。

☆実はえんぴつが代用できる。

鍵屋さんに聞いた時、当時は若かったこともあってか「鉛筆も代用できるよ」と教えてもらいました。若いうちは細かな出費を避ける傾向がありますから、鍵屋さんが配慮してくれたのでしょう(^^;)

えんぴつの黒鉛は金属のすり合わせをスムーズにしてくれる効果があるため、これを利用します。特に黒鉛が多く含まれるは「B」や「2B」のえんぴつ。鍵にスリスリして、固形になってるものやダマやカスがあれば取り除き、鍵穴に数回抜き差しするだけ。

もちろん専用メンテナンススプレーには劣りますが、一時的な応急処置には充分です。繰り返すと詰まるリスクもあるので、常用は避けましょう。

純正スペアキー完成

鍵が回らない時は

鍵が回らない時、いくつかの原因が考えられますが、それが故障なのかメンテナンス不足なのかを見定める方法も教わりました。

素人でも簡単に見分けられるのは「スペアキーを使ってみる」という方法。スペアキーで問題なく解錠できた場合、”鍵穴ではなく普段使いの鍵に問題が生じた”ことが判ります。

鍵自体に傷や歪みが生じてしまった可能性があり、この場合はスペアキーに切り替えれば問題解決。予備が無ければ必ず前もってスペアを作成しておきましょう。

反対にスペアキーでも解錠できない時は鍵穴側の問題である可能性も浮上してきますから、目安になります。覚えておいて損はありませんよ。

清掃も大切。

抜き差しがしにくくなったりした場合、清掃してみるのも良いと教わりました。その方法は大まかに4つ。

「エアダスターで鍵穴のホコリを飛ばす」「掃除機で鍵穴のホコリを吸い出す」という誰でもできる方法。「専用の洗浄剤を穴に吹き付ける」方法もあるそうですが、これは専用品を購入しないといけません。

あとは「乾いた歯ブラシ等で鍵のホコリを払い落とす」方法。洗うのはダメなのか聞いたら、湿気が敵だから避けたほうが無難らしいですね。

20年近く前に専門家から聞いた内容ですが、今も構造は同じなのでメンテナンス方法は同じですから、困った時に試してみてください。

☆盗難対策に鍵式を選ぶ人も。

車の盗難対策として「プッシュスタート」できるスマートキーを避ける人もいるのはご存知ですか?これは電波を傍受できてしまえば家の外からでも車を盗難できるから。俗に言うリレーアタックという盗難方法がそれにあたりますね。

対して穴に鍵を差し込んでエンジンスタートするタイプのキーレスキーなどは、電波を傍受できても解錠までしかできません。エンジンスタートは電波ではなく手動だから、また別の手段を講じないといけなくなります。

これで安全とは言えませんが、時代に逆行することで、泥棒にとっては対応しにくくなる場合もあるのは確か。”盗難しにくいものは避ける”のが泥棒の心理だからこそ、解錠もエンジンスタートも電波1つでできてしまうスマートキーはリスク高めという考え方もできるのですね。※賛否両論あります。

鍵を使ってエンジン始動させる「キーレスキー」をあえて選ぶ人もいるのは、そういった背景もあるんです(^^)

☆鍵は繊細なので丁寧に。

若い女の子のために缶をこじ開けようと奮闘しているオジ様を見かけたことがありましたが、使っていたのは自分の鍵。

家に入れなくなっちゃうんじゃないの?と思いつつ、2人を横目にスルーした記憶があります。歪ませたり少しでも形状が変われば使えないのが鍵ですから、あれはもうダメでしょうねー(^^;)

ちなみに「鍵を使った護身術」なる胡散臭いものも流行ったことがあります。あれは自分もダメージを負うし、鍵は使えなくなる可能性あるし、良いことありません。笑

メリケンの代用に鍵を使うくらいなら腕時計のほうがマシですし、ペンを普通に握って戦えば充分凶器になります(^^;) 鍵はそっとしまっておきましょう。

 

過去の記事【護身術の基礎】はコチラ

鍵を使った護身術よりも危機管理能力を養ったほうが護身になります。物理的に戦うのは最終手段ですから、その前段階もきちんと準備しましょう(^^)

 

 

 

次回更新日:12月8

 

 

 

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