宿題と部活ばかりの夏休みだった長男が気の毒になり、行きたい所を尋ねると「富士山」と答えました。

我が家、特に男連中はなんだか富士山が好きで、わりと頻繁に行きたがるので納得。それじゃあ行こうか！とキャンプに向かったのが７月中頃。

富士山近くのキャンプと言ったら「ふもとっぱらキャンプ場」ですよね！

目の前は余計なものが無く、大きな富士山絶景が堪能できるという、富士山好きにはたまらないキャンプ場。

道中の看板。

ところがこの日はあいにくの雨予報。夫婦共に晴れだと勘違いして予約した日が、大雨の予報日だったのです！笑

やっちまったな！でも、キャンセルするのもなぁ…ということで、当日は予定通りチェックイン。

ちなみに富士山好きのくせに、ふもとっぱらキャンプ場は始めて。大混雑のイメージがあったため「密集してたらキャンプする意味なし！」の感性から、ずっと避けてきました。

この時は”長男が行きたい”と言うなら背に腹はかえられぬ…と向かった次第。富士山を眺められそうにないくらい曇ってましたが。笑

入り口からすでに先行車あり！

チェックインできるのは8:30〜という、他では聞かない時間帯のキャンプ場ゆえに、同じタイミングの車はあまりいないのでは？

そう思っていましたが、入り口からすでに先行車がいる様子。なんか嫌な予感しかしない。めちゃくちゃ混雑してるんじゃないの？

ちなみに一般的にキャンプ場のチェックインは午後からで、チェックアウトは11:00迄。夜型で遅くまで起きてる人には、逆算すると片付けが辛い(^^;)

ところが、ふもとっぱらキャンプ場はチェックアウトも14:00迄とゆったり。10:00起床がベストな自分でも、食事と休憩、片付けが余裕な時間。

チェックインに並ぶ車。

もう「やっちまった感」しか感じない光景でした。これって隣の会話が聞こえてくるくらい密集してるキャンプ場パターンじゃないですか？

奥さんと共に落胆しながらも「いや、まぁ、めちゃくちゃ広い所だし、どっかしら…」と希望を捨てずに順番を待ちます。

予約はネットまたは電話。あらかじめ予約をしておけば問題ありませんが、めちゃくちゃ壮大なフリーサイトなので、時期によっては予約なしでも大丈夫でしょう。

お財布に優しい！

掻き入れ時のハイシーズンだと言うのに価格は良心的。家族４人で5,000円って、今後も富士山観光の時は宿泊先ここだな！

お高いキャンプ場では、タープ １張り、テント１張りと追加料金を取られます。必ず使うってわかってるのに別料金かよ…ってよく思いますね。笑

環境維持費まで追加されると、それ含めての金額が宿泊費やろが(ꐦ°᷄д°᷅)とイラっとします。笑

こういう考え方なので、アイビー探偵は報告書、特殊カメラ費用、車両費、ガソリン代、全て込みの価格表示です！探偵でこのやり方少ないので喜んでもらえてますよ(^^)

誘導路に従って進む。

受付け後は誘導路に従ってフリーサイトまで一直線。１本道だからまず迷うことはないでしょう。

舗装されていない砂利道なので、車は横揺れします。キャンプギアを積む時に”積み上げただけ”みたいな人は痛い目見る道ですね！笑

ふもとっぱらMAP

フリーサイトに出てからは大草原となっていて、どこに陣地取りしようと自由！中央トイレ周辺エリアは大人気で密集していましたが、我が家は問答無用のドスルー。笑

水道とトイレは重要なので、マップ右側に位置する「Ｊ」まで走りました。富士山独占の景色だし、他に３組しかいないし、素晴らしいエリア！

なぜ中央に密集するのかさっぱりわかりませんが、我が家としては大満足の結果となりました。笑

せっせと荷物を降ろす。

子ども達は移動中の車で爆睡してたので、パジャマで寝ぼけながら荷物を降ろしてくれてました。

自分は腰痛持ちで、しかもこの時はちょうど痛い日だったのでめちゃくちゃ助かったー！こういう時に「設営の仕方を鍛えさせておいて良かった」と心底感じます。

せっせと準備

タープの設営などは楽しいらしく、自ら進んで作業してくれるので、自分は向きや高さを指示するだけ。

ペグ（杭）打ちは特にハンマー取り合ってまでやりたがるけど、それ楽しいの？笑

【タープ】日差しや雨風を除けるための防水布製の屋根。布製なのは、状況によって張り方を変えて対応できるためや、収納の都合。天気の場合でも急な雨で道具類が濡れるのを防ぐために設営するのが基本。

設営完了。

およそ20〜30分ほどで設営完了したら、一旦休憩でそれぞれ好き勝手に過ごします。

せっかくの場所でスマホはやめろよ…と言いたいところだけど、それが楽しいと言うなら辞めさせるのも違いますから放置。

この時、ほどよい風が吹いているくらいで雨は降っていません。

牛さんが放牧されてる。

本来ならこの風景はデカデカと富士山が聳え立っていたはずでした。大荒れの前の空というだけあって、一面を雲が牛耳ってます。

正面はどうやら牧場らしく、牛さんが放牧されてのそのそ歩き回っていて、癒し効果絶大！夫婦で牛を眺めながらまったり。

スイカ割り。

頂いたすいかがあったので、次男は未経験のスイカ割りをやりました。

アウトドアに慣れている人ならわかるかと思いますが、余計な荷物は積まないのが鉄則なので、バットなんて持ってきてません。

スイカ割りはタープポールを使ったのですが、軽量タイプだと打撃力に難ありでしたねー。スチール製では簡単に割れましたよ。

ゴロゴロ聞こえる〜♪

自分達からは後ろに位置する方角からゴロゴロと雷のやる気モードが聞こえてきました。

昔から雷鳴と豪雨でテンションがぶち上がって壊れてしまうタイプなので、半分わくわく。笑

密集しているエリアでも皆さんがタープを低く修正して雨風に備えたりと、各々の装備を駆使してましたよ。

声が聞こえないほどの大雨到来。

我が家もタープを低くしたり対策しましたが、風の向きはちょこちょこ変わるし、道具は一部びしょ濡れでしたね(^^;)

風でタープがたゆみ、そこに雨水が溜まって…の繰り返し。その雨水を定期的に捨ててましたが、写真はその時の様子です。

夕方には視界不良。

夕方に一旦降り止んだ雨。しかしご覧の通り霧が発生して視界はどんどん悪化していきました。

天候がこんな感じになったら楽しくないと思うかもしれませんが、ある意味で「寝るしかない」ので良い休息時間。

夕飯準備。

それぞれの役割分担で夕飯準備に取り掛かります。

奥さんは外飯恒例、溢れんばかりの豪快な肉野菜炒めを。自分は奥さんの好物”炭火焼き鳥”を焼きつつ、飯盒炊爨。

調理中もまた雨が降ったりと、ずっと不安定な天気でしたねー。雨風による気温低下もありますが、標高830mだけあって長袖が必要になる寒さになりました。

※真っ暗なため画質悪化はご了承ください。

ワニさん探偵もsexy！

明るさが足りず暗い中では不便！と”ストレスのかかるイメージ”があります。

しかしほのかな暖色の灯りは普段の街中での生活とは違い、色々な物が少し違って見えるもの。

車にもペイントしてもらったワニさん探偵が普段とは違って、coolでsexyな装いに！

雨は夜中まで降り止まず。

雨の勢いが降り止む気配が無いので、夫婦で就寝。子ども達はテント内でキャッキャとはしゃいで過ごします。

タープからこれだけ滴り落ちる写真が撮れるって、なかなかの大雨なんですよ。笑

普段は眠れない時間だと言うのに、自然の中では不思議と眠れてしまうのも個人的にはキャンプの醍醐味。

車中泊組とテント組。

我が家のキャンプでは、キャンピングベッド化した車内で寝る組と、テント組に別れます。

寝相の悪い子ども達と寝たって眠れませんから、テントは子ども達。大人は車中泊と別れるのがお決まりなのです。

夜中に降り止む。

夜中の３時頃にふと目覚めると雨は止んでいました。ようやくのんびりできそうだったので、外でまったり過ごして朝を待つことに。

と言うのも、翌日の天気予報でもお昼頃から大雨になり、その後ずっと降り止まない可能性があったから、早朝撤収を目論んでいたんです。

4:54 片付け開始。

明るくなり始めたら、寝静まる周囲の迷惑にならない程度に片付けを始めます。幸いにも一番近い隣まで100mは離れていたので、よほどの物音を立てなければ問題ありません。

コーヒーを飲んでまったり過ごしていたり、焚き火で暖まっていたり、人それぞれの朝を過ごしてます。

朝食。

ほぼ片付け終えたところで朝食タイム。朝から不健康食なんて普段は避けるのですが、気温が低めだったので、沖縄そばをぐつぐつ(^^)

蕎麦というより鰹節ダシの効いた”うどん”ですよね！うどん寄りだから好きなのか！と気付いた日。笑

7:03 うっすら富士山が！

見えますか？前日から一度も姿を見せてくれなかった富士山が、朝方になってほんの少しだけ…薄っすらのチラリズム！

これを見れたから…と残りをサクサク片付けて撤収。もちろん多くの人はまだまだ残ってましたが、お昼前には土砂降りの大雨になったので、撤収が困難だったことでしょう(^^;)

リベンジしますm(__)m

絶景写真が無くて面白みのない記事になりそうだったのでブログにしないつもりでしたが、ありのままも面白いかとあえて掲載しました！

なかなか大雨で大変な中、わざわざキャンプするなんて機会も無いので、これはこれで良い経験。

とはいえ富士山を目の前にキャンプできるなんて贅沢は他では味わえませんから、またリベンジしてきますm(__)m

 

 

 

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キャンプギア（道具）の紹介も含まれていますが、基本的には生き残るための術を集めた記事です。

 

 

 

次回更新日：9月13日

 

 

 

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