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車中泊ベッド製作への道

朝から出発して渋滞に巻き込まれてというお出かけスタイルが苦手な我が家。到着した時にはクタクタだし、渋滞なんて無駄な時間も腹立たしい。

夜のうちに出発して、朝までに目的地に到着。現地でタイミングをみて仮眠するというのが、うちのオーソドックスです。夫婦揃ってクロノタイプが夜に寄っているからも関係あるでしょう(^^;)

過去の記事「クロノタイプ」はコチラ

キャンプで宿泊する場合は、テント組と車中組に分かれて寝ています。仕事柄も現地で仮眠することは少なくありません。最近では、コロナ禍で宿への宿泊もしずらいから尚更「車中泊」の出番が増えました。

しかも普段から眠りは浅い上、寝にくい場所だと眠れないなんて不便な体質。そんなこんなで私にとっては「車中泊の質」は超大事!適当にシートを倒してなんてことはできない面倒くさい奴なんです(^^;)

ソファベッド型の車内

フルフラットの後席。

車を買い替える時も車中泊を想定して、シートアレンジを確認しながら選びます。これまでの車も、現在の車も、あくまでも寝れる程度のフラット化ができるものしか乗ってません。

背もたれ無しで走行してしまえば違法行為となってしまいますから、普段はベッドというより、上の写真のような「ソファベッド風」にしていたのです。3列目の背もたれがあれば子ども達を乗せる時もそのまま走れる。仮眠したい時はそのまま寝れる。いちいちセッティングする必要がないのが魅力でした。

しかしフルフラットも所詮は座席を寝かせてベッド風にしただけ。微妙に斜めだったり、凹凸が邪魔だったりして寝ずらいですよね(^^;)

座席を利用していることもあり、わりと天井までも近く、大人の男性では普通には座れません。やっぱり理想は真っ平のキャンピング仕様ベッドキット。凹凸や傾斜が無いだけで寝やすさは大きく変わります。

ベッドキットは高額。

ベッドキットを購入する気なら1030万円は覚悟しなければなりません。車種専用設計だから仕方ないでしょう。だからこそDIYにて自分で作る人が絶えないのですが、意外と簡単でクオリティも悪くないものが作れるのは知っていました。

DIYならおよそ2万円程度で作れてしまいますし、自分好みにアレンジできるので、メリットは多め。試してみる価値は充分あります。

前述した通り、座席が無ければ走行してはいけません。座席から簡単にベッド化できる設計をしなければ、作る意味もありません。ベッド化しない普段時の収納スペースなんかも難題。デッドスペースを生まない工夫や、ベッドの頑丈さも無視できません。設計を考えちゃうと色々と面倒くさいんですよねぇー(^^;)

使い方色々!イレクターパイプ売り場。

ベッドキットをDIY製作する場合、その方法は主に2通りあります。1つはオーソドックスに木材で作る方法。

メリットは加工が容易でオシャレに仕上がりやすいこと。デメリットは組み上げたら微調整しにくいため設計ミスは大きな痛手になりやすいこと。重いから燃費に影響するし、車検毎に出し入れするのが大変なのもデメリットでしょう。

もう1つはイレクターパイプというスチールパイプを使う方法。カットも簡単で微調整しやすく、プラモデルみたいに簡単に組み立てられます。価格も安いから、骨組みに使う人が大多数で、最も使われるアイテムでしょう。

デメリットはあまり見当たりません。かかる費用は木材のほうが少し高いでしょうから、やはりイレクターパイプを活用する人が多いのは当然の流れ。

しかしそんな簡単な方法があっても面倒くさいというのが先立ってました。どんなにシミュレーションしてみても、ベッド化してない時の収納がいまいち納得できない。設計ミスして失敗したら妻になんて説明するの?仕様変更したくてもできないじゃん。あまり見た目が…etc. 理由はたくさん。

セカンドシートはそのまま。

何度もしつこいようですが走行中は座席(背もたれ)が必要です。だから「セカンドシートはそのまま」で、あるものを使って製作してみました。

2列目シートをフラットにして、そこから後ろ(3列目以降)をベッド化できるようにしてしまおう!というアイデアです。だから次男の秘密基地でもあるサードシートはバイバイキ〜ン。シートを取り外して、普段は収納スペース、時々ベッドという使い方に決めました。

ちなみに3列座席で登録されている車であれば、車検時には必ず3列に戻しておかないといけません。もしくは2列仕様として登録し直してしまう方法もありますが、その場合は3列では車検に合格できなくなります。

そういう事情もあるので、3列シートは簡単に戻せるようにしておかないといけません。木材やイレクターパイプでベッド化、キャンピング仕様にする場合などは注意してくださいね。戻すことも加味して設計しましょう。

コンテナを置くだけ!

セカンドシートの高さ採寸時、実際に人が寝っ転がるとシートは数cm沈み込みます。これを加味して高さを設定する必要があるのでご注意ください。見落としかけたので、危うく計算ミスをするところでした。笑

そしてセカンドシートと高さの合う「コンテナ」をサードシートがあった場所に設置。この上に木板を乗せるので、板の厚みも加味しなければなりませんが、目的のサイズのコンテナって意外とある物ですね(^^)見つからないのでは?とさえ思ってましたが、あっさり見つかりました。

知ってる人は知ってると思いますが、コンテナって丈夫なんですよ(^^) 数百kgの土袋、肥料袋を積み上げる際に、いくつかコンテナを土台にしていた農家さんも何軒か見かけたことあります!そんなことができちゃう強度なんですよー(^^)

木板を用意。約2,700円。

あとは自分の車に合わせて木板を採寸、カットしてコンテナに乗せるだけ。1枚どかんと乗せても悪くないんだろうけど、収納面や運び出しのことを考えて2つに分割。

こうして「2列目をフラットにするだけでベッド化できる」超簡易仕様が完成!!やっぱり製作も修理も簡単じゃなきゃ(^^)

木板は厚み1.2cmですが強度は抜群。布を貼り付けてタッカーで止めると高級感が出るのですが、あえてツルツルの表面にして、掃除のしやすさを優先しました。子ども達が汚すのは目に見えてるので、掃除のしやすさも、交換のしやすさも重要ですよね。

ちなみにイエローのコーティングが施された木材を選んだのは、精神的な影響を考えての選択。万が一の避難など、連日または長期間このベッドを使うとなった時、気持ちが暗くならないようにといった理由からでした。もちろん掃除のしやすさや、車体カラーとの相性など、他にも理由はありますが(^^)

普段使いの状態。

普段は写真のように板を敷きっぱなしにすることにしました。もちろんこの下はコンテナ含め、たくさん収納されてます。買い物した時は今までと同じようにどんどん積み込めますから、なんら変わりなく便利。いや、サードシートを撤去した分むしろスペースは広がりました。

ウォータータンクは常備しているので、ここも何も変更ありません。出先の手洗いで使うだけでなく、災害時にも命綱になるかもしれないものです。普段から積んでおくと便利だし、安心感が違うのでオススメですよ(^^)b 木材とすのこでタンクの目隠しも作りました。

土台になってる”アウトドアチェア収納”も目隠しを取付けてスッキリ!

車中泊モード。

これがセカンドシートをフラットにした車中泊モード。大雑把に作ったわりには、わりとしっかりした感じに見えますよね?ここにマットレス等を敷いて、ちゃんと寝れるようにします(^^)

面倒くさい作業を省略して作ったわりに完成度は悪くないと感じています。早く思いついてればさっさと手掛けたのに!

真っ平なので寝心地はかなり良くなりました。車検のためにベッドキット全て降ろさなきゃいけない…となっても、3列目の座席を跳ね上げた状態で、シートを取り付けるだけで済みます。降ろすとしても、せいぜい板だけ。

天井までのスペースも、サードシートのフルフラット時より確保できるようになり、窮屈さは減りました。シートの厚みを無視できていますからね(^^)しかもシートの厚み分、収納が増えたわけですから車内もスッキリ!

マットレスを敷いて準備万端!

2列目シートを起こすだけで通常5人乗りモード。寝かせるだけで車中泊モード。横着して簡易使用で製作したわりに、それ以上の満足感を味わえました。我ながら良いアイデアだったのでは?とニヤリ。笑

今回の経費は

コンテナ2つ 2,000

木板/2,700

合計4,700でした。

厚みを持たせて安眠効果抜群!

ベッド用の折り畳み高反発マットレスを併用してるので、かなりの厚み。それでもフルフラットより低くベッド化できてるから、天井までのスペースも余裕あります。

車中泊の場合は、暑いだの寒いだのは避けられませんが、ふかふかになってるから背中が痛いとかのストレスは皆無に(^^) 遮光すれば(気温次第では)爆睡できました。

途中からシートのカラーが変わったのは、長年待っていたシートカバーが届いたため、我慢できず途中で交換。全ての写真撮り終えてから交換するべきでしたね(^^;;笑

コスパも良く、作業も簡単で楽ちん。「おぉーーー!すげーーー!」みたいな出来栄えじゃなくても良いのなら、こんなベッドキットはいかがでしょうか?

棚を制作した時の記事「車の荷室収納up」はコチラ

車の荷室収納up

車のドアを便利化計画

 

 

 

次回更新日:9月16日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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