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実は国産じゃない国産品
アイビーグループは生蜂蜜の販売も行っています。国産の非加熱蜂蜜なので、スーパーに陳列されているものとは別物。
生蜂蜜の販売に際して、結構な確率で質問される「安い蜂蜜でも国産ってあるけど本当?」という疑問。
あれは「濃縮還元の国産100%ジュース」の仕組みと同じ。法律的には”国産”だけど、消費者の思うそれとは違います。
今回は「国産」と表記される食品なのに、実際には日本のものではない…という話に触れてみます。
アイビーグループの養蜂場の作業風景
蜂蜜は極端に糖度が高く、そもそも非加熱でも安心安全なもの。加熱していない「生」の蜂蜜にしか”はちみつの効果効能”はありません。
加熱は殺菌処理のためではなく、輸送中に結晶化した蜂蜜を素早く溶かすため。
加熱処理することによって蜂蜜の効果効能は失われ、ただの糖液になるのですが、それでも蜂蜜として日本では販売できてしまいます。
海外から輸入してきた蜂蜜を”国内で溶かして元に戻している”という部分が、今回の話では重要なところ。
ストレートと濃縮還元。
100パーセントジュースにも「ストレート」と「濃縮還元」の2つがあります。
ストレートとは100%ジュースのイメージ通り、果実を絞った果汁そのもの。写真の自販機のように、果物からそのまま絞り出した果汁のジュース。
対して濃縮還元とは、果汁が抜けてスカスカの”搾りカス”になった果肉をもう一度”水で戻し”、それを再び搾り出す技法。
すりおろしりんごを握りつぶすと、スカスカのりんごカスが手の中に残りますよね。あれに水を含ませて、もう一度搾り出すというのが濃縮還元という方法。
つまり「2回目以降」の果汁搾り出しのことを指しています。
実は国産ではない。
海外からフルーツの”搾りかす”を輸入すれば、果物そのものの単価も安く済みます。ましてカスを輸入するのだから、軽いし、大量に運べるので原価だって落とせるでしょう。
そしてその搾りカスを”日本で戻して、日本で絞る”のだとしたら、それは国産の果汁ということになります。なんせ日本の水で、日本国内で搾り出してる、日本生まれの果汁ですからね。
2回目どうこうとか、原料はどこなのかは、絞った液そのものとは”別の話”という解釈です。
スーパーの蜂蜜は”元はちみつ”の糖液。
それって反則じゃね?って思うような内容ですが、これが現実。国産という点においては、抜け道がいくつもあって、海外産のものでもMADE in JAPANを名乗れてしまうのです。
海外の蜂蜜も国内で溶かして瓶詰めしたから国産と名乗ることもあるということですね。もちろん海外産という表記なら加熱処理済みなので、厳密には蜂蜜ではありません。
正直「純粋蜂蜜」というラベルを見るたびに「純粋とは?」と不思議に感じてしまって、不快感を覚えるようになってしまいました。
ma da ra café station
そんなわけで「国産」と書いてあるからといって、MADE in JAPANだと鵜呑みにするのはよろしくありません。
蜂蜜という食品に携わることが無ければ知ることも無かったであろう話ですが、知っておいても損はないでしょう。
最近は過剰広告や偽表記などが激しくなり、取り締まりが入る世の中になりましたが、それでも蜂蜜に関しては相変わらずゆるゆるです。
正しい知識を学んで、正しく選びましょう。
SHERLOCK HONEYS
アイビーグループ「シャーロック・ハニーズ」は日本国内で生育したミツバチから分けてもらった純粋な生蜂蜜です。
駅前ビル1階”マダラカフェ”でも購入できますので、完売する前に是非”本物のハチミツ”を体験してください!
偽はちみつと本物の違いをもう少し深掘りした過去の記事はこちら。
次回更新日:11月1日
【アイビー探偵】
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