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なじょもん

新潟県中魚沼にある縄文の体験学習館「なじょもん」に立ち寄ってきました。

縄文時代に興味津々とかそういうわけではありません。

再現されている竪穴住居があると知って、それが見てみたかったというだけ。なんせ、ちょうど通り道にあったので(^^)笑

味のある看板

ちょっと味のある看板と、アジアンテイストな謎の木々。

見物エリアに見合ってない広々した駐車場に車を停めたら、徒歩で縄文ムラなる再現エリアへ向かいます。

徒歩1分程度なので、たいして歩きませんが、ヘタレきったうちの奥さんは面倒臭がって、車で移動したがってました!笑

階段の再現?

上には何があるのかと階段を上がっても何もありません。

もはや階段だけという謎の建造物が、最初に出迎えてくれます。

きっと建設途中なんでしょうけど、なにもない階段に子ども達ははしゃいでました。笑

スケルトン住居

もはやプライバシーなんて何もないスケルトン構造の住居。

風は抜け放題だし、男女の営みなんてしようものなら公開羞恥プレイ。建物はこれで合ってるの?

不倫相手を自宅に連れ込むスタイルなら、証拠撮りはめちゃくちゃ楽な家。笑

中に入ることもできる

ただ再現してある建物を外から眺めるだけだったら残念ですが、ここは中に入ることもできてしまうので、一見の価値あり!

罪人でも閉じ込めておく建物なのかな?と想像しましたが、近付いてみるとご覧の通り格子の幅は広く、通り抜けられそうです。

家じゃないのかな?干物とかを作るための建物?詳しくないのでわかりませんが、惹きつけるものがありました。

これぞイメージ通りの竪穴式住居

シルエットが風の谷ナウシカに登場するオウムに似ていて、まさにイメージ通りの竪穴式住居。

これをよく再現したなぁ…大変だっただろうなぁ…と感心させられる出来栄えです。

中は真っ暗

写真ではまぁまぁ明るく撮れていますが、実はこれは夜間撮影ができるカメラならでは。

肉眼では真っ暗で、中に入ったら目が慣れるまで待たないとほぼ見えないくらい暗がりでした。

「こんな真っ暗じゃ写らないんじゃない?…えっ!映るの!?中はこんな感じなんだ!!」と奥さんは驚いてました。

通気口のあるタイプも

きっと茅葺き屋根と同じで、囲炉裏のようなものを使うことで煙による燻し殺菌をして長持ちさせるのでしょうから、通気口は欲しいところ。

明かりも入りやすそうですが、いざ中を覗いてみると真っ暗でした。

生活感を再現してるらしい

こちらも実は真っ暗で、正直いうと何も見えてないまま撮影。笑

写真を確認して「こんな感じなんだー」と知りました。

松明持って入るのも火事を起こしそうで怖いし、電気のない当時はどうしてたんでしょう?

薪置き場?

どうやって岩を割ったのかは知りませんが、岩の間に薪を敷き詰めて、雨除けの板を上に乗せてあります。

このような保管方法をしていた…という再現なのか、あるいはただのオブジェなのかは不明。

奥さんでイタズラ

面白い形の雲と奥さんの立ち位置がかぶっていたので、イタズラ撮影。

脳みそがオーバーヒートして蒸気が吹き出しています。笑

手作りのマンモス

よくよく見ると、枯葉などを集めて作り上げられたマンモスでした。

このクオリティを自然素材で作り上げるなんてすごい!

同じ容量で隠れ家作れるだろうから、職員さんはそういう教習を商売にしたらどうでしょう?

なじょもん

the普通の建物を一生懸命に縄文風にアレンジしてあります。

いっそ壁に絵を描いちゃって、もっとアジアンテイストを強くしちゃえば良いのに(^^)

自分は柱のカラフルな模様とか好きです。

展示物もたくさん

無料入場できると聞いていたので、ここまでとは思いませんでした。

これって貴重なんじゃないの?こんなさらしておいて平気なの?

展示されている土器達

これを見て、真っ先に思ったことは「地震対策は大丈夫なんだろうか?」という部分。

グラグラ来て、ガシャーン!なんて悲鳴ものじゃないですか((((;゚Д゚)))))))

かっこいい切り株

個人的に一番惹かれた展示物は、樹齢400年のけやきの切り株。

なにこれ。なんでこんな芸術的な形になったの?成長過程が気になって仕方ない!

小4の次男が手前に立ってますから、サイズがとんでもないことが伝わるかと思います。

これは…罠か?

見間違えでしょうか?「登らないでね!」という注意書きのテンションで、「登ってね!」とあります。

貴重なはずですよね?登って良いんですか?本当に?

登ってしまったら最後、警報が鳴り響いて警備員が飛んできて賠償金どうこうなんてことになりませんか?笑

なんか”きのこ博士館の扉”を思い出しました。

過去のブログ記事「きのこ博士館」はコチラ

土層壁から読み解いてみよ

様々な要素が隠されているこの土層から、どれだけの情報を拾い上げることができるのか。

どんな生き物がいたのか?季節は?ゴミが捨てられたのはいつ?

「見るのではなく、熟覧して頂きたい」という言葉に重みを感じますが、非常に面白い!

本物の土器を持たせてもらえる!

一瞬耳を疑いましたが、職員さんに「持ってみます?」と本物の土器を触れさせてもらえます。

ガクブルものですが、貴重な体験に違いは無く、ここに来たなら持たせてもらうべきでしょう。

この期に及んで疑う探偵

本当に本物の土器なん?実は偽物だけど、持った時にパキッとなるようにしてあって「賠償金だ!」なんて言い出しません?もはや職業病です。笑

中を覗き込んだら、修復痕であろう繋ぎ目がたくさんあったので、発掘後にパズル状態から丁寧に接着して修復されたものだとわかります。

それも偽装なら、なかなか本気度の高い仕込みですね!笑

5,000年前の火焔型土器

出入り口そばには間違いなく貴重な火焔型土器が展示。

お願いだから、もっと頑丈に倒れないように対策してほしいです。ヒヤヒヤしちゃう。笑

それにしても手が込んだ造りをしていますね。

お土産で買ったステッカー

これ、可愛くないですか?個人的には火気厳禁やりもワレモノ注意がツボ。

色々な形があるみたいですが、この土偶が子どもの頃から惹かれていて、なんか可愛く思っちゃうんです。

奥さんに暴露したら、実は奥さんも同じ感性でした。クラシック音楽のフーガや、鍵のシルエット、エメラルドグリーンという色など…共通の感性が多いのですが、土偶もかよ(O_O)

大自然に囲まれた施設

できることなら陣地を張って宿泊したいくらい、自然豊かな場所でしたが、おそらくキャンプはできないので大人しく帰りました。

縄文好きの人からどう評価されるのかは判りませんが、ど素人がなんとなく見て楽しむには充分な場所でした。

通りかかった際は是非立ち寄ってみてください。1〜2時間は楽しめます。

 

 

 

次回更新日:12月6日

 

 

 

【アイビー探偵】   

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