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UVライトの探偵的活用術

UVライトはネットショップが普及した今となっては珍しくもなく、いつでも誰でも入手できるもの。

肉眼では見えないものを見せてくれるので、使い方次第では様々な場面で役立ちます。

一般的に知られている使い道としては、尿の飛び散り跡などを明確にして掃除に活用したり、魚介類の寄生虫(アニサキスなど)を確認したり。

ネイルのジェル硬化や、歯科治療などでの活用も知られていますし、夜釣りをする人は蓄光ルアーを光らせるために照射したりするそう。

一昔前の偽札捜査でも使われていましたから、警察の科学部門でも利用されるような、ちょっとカッコいいイメージもあるでしょう。


ブラックライトとは。

UVライトと呼ばれるように、人間の目に見えない光”紫外線”を放射するライトです。

長く当たっていると肌は日焼けを起こしてしまいますが、殺菌作用もあるために医療でも活用され、悪いことばかりではありません。

光の波長には幅があり、380〜750nmは人の目に見えることから”可視光”と呼ばれ、380nm以下は見えない光”紫外線”とされます。

ブラックライトと呼ばれるだけあって暗いイメージですが、可視光じゃないから明るく見えないだけで、実際には強い光が出ているということですね。

つまり「まぶしくないから」と直視するのは危険ですのでお気をつけください。あくまで”見えない”だけですから、最悪失明します。

※nm=ナノメートル


見えない汚れも見える。

写真のように、普段は見えないような汚れもUVライトを使うと浮かび上がってきますので、ペットトイレの掃除でも重宝します。

人間用トイレも便座の周辺を照らしてみると、きれい好きでなくても発狂するかもしれません。壁にこんなに飛び散ってるのか…と絶句したことがある人もいるでしょう。

紫外線は大まかに3種類の波長の幅に分けられており、400〜315nmのUV-A、315〜280nmのB、280〜100nmのCとあります。

用途によって、波長を選ぶ必要があったりしますが、安価なUVライトは大抵395nm前後と可視光ギリギリ。それでも掃除には使えますよ。

しかし探偵の仕事は掃除ではありませんから、別の場面で活用。全てを明かすことはできませんが、今回は一部を紹介することにしました。


ストーカー疑惑。

とある女性から「知らぬ間に自宅に不法侵入されているかもしれない」と相談がありました。

ある日、お気に入りの下着がタンスの中には見当たらなかったけど、どこかに紛れ込んでいるのかと考え、気にしなかったといいます。

しかし3日後にはなぜかタンスの中、それも一目で視界に入るほど堂々とした位置に収納されていたそう。

この前はここに無かったはずなのに…と不思議に思い、さらに同じようなことが複数回起きたため相談に来た…ということでした。

一人暮らしのアパートへ帰宅した際、玄関はちゃんと施錠されていたから、しばらくは何も気付かなかったそうですが、不審な点は他にもたくさんありました。


よく知られている方法でもある。

その不法侵入とライトがなんの関係あるのか…さっぱり解らないという人もいるでしょう。

しかし、リサイクルショップでバイト経験のある友人は活用方法を知っていましたし、フィギュアコレクターなら知っている確認方法があります。

UVライトをフィギュアに照射してみると、まれに何かに反応して光っていることがあるのだとか。

それは「体液」が付着した可能性。絶対とは言えませんが、売却した人は男性でフィギュアでマスターベーションするのが癖だったかもしれない…ということです。

付着痕のチェック

そうです。女性の下着をブラックライトで照射してみれば、何かしら反応があるかもしれない…ということ。

もちろん何も出ないこともありますし、違う目的だった場合もありえますが、その時は下着に何かがかけられた跡が浮き出てきました。

それも複数発見され、ベッドの枕付近でも多く見つかり、結果として「何者かが侵入。下着を持ち出した可能性」が高まったと言える状況。

※下着のチェックについては、UVライト貸し出しにてご本人に確認して頂きます。ご希望がない限りスタッフによるチェックは控えさせて頂きますので、ご了承ください。


パートナーの下着や服に照射。

この原理を利用して、疑わしいというパートナーの下着などに照射してみたら、やはり同じような”痕跡”が浮き出ることもありました。

最近、奥さんの下着が変わった上、生活パターンにも変化があり、態度も気になる。さらに「帰宅してすぐにシャワーを浴びる曜日がある」と仰っていたので、試してもらったら…なんて事例も。

とはいえ、これらはあくまでも”参考程度”のチェックであることを忘れてはいけません。反応が出たから黒とは言えないので、結論を急がないようにしましょう。

※光るといっても、体液の場合ぼんやり浮き上がる程度です。先ほどの汚れの写真よりは発光しません。


精液限定ではない。

体液に反応といっても”必ずしも精液”とは限りません。唾液や尿、血液などでも光るためです。つまり”反応が出たから精液だ”と決めつけるには時期尚早。

中にはこの知識が災いして「お前、浮気したんだろ!」と無実のパートナーに詰め寄ったケースさえありました。

ただ、いずれもステップアップのための確認としては有用で、便利な方法でもあります。これだけで判断できるわけではないけれど、調査を必要とするのか否か…の判断材料の1つにはなるでしょう。

探偵的な活用方法は他にもたくさんありますが、あまり広めるわけにもいかないので、今回は最も一般的な方法を紹介させて頂きましたm(__)m

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次回更新日:11月28日

 

 

 

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