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浮気問題のスペシャリストによる無駄のない調査!
確実な証拠で裁判に勝つ!
survival ⑤
災害時に家が残ってくれたとしても、家の中にちょくちょく入って必要な物を取りに行けるかどうかは定かではありません。
もしかしたら地盤の歪みから全てのドアが開かなかったり、倒壊の危険性があるから出入りはレスキュー隊が一緒にいる時だけだったり、最悪の場合、災害後に完全に倒壊してしまう可能性も。
キャンプの場面でも、あれもこれもと道具を持っていくのも大変です。
中でも大量になりがちなのは調理器具ですが、それらを全て揃えるのも金銭的にも労力的にも容易ではありません。
揃えることができたって、いざキャンプをする場面では準備も大変なら、後片付けもおっくうなので、物をできるだけ少なくしたいのが本音。
そんな調理器具達。
なんでも調理できたらいいなと考えてしまうと、フライパンに鍋にと…かさばるアイテム盛りだくさん。
家族が多ければ、それだけコップや器なども増えてしまうので、たかがフライパン、たかが鍋、とは考えられなくなってしまうのです。
水の少ない場面で洗い物を増やすことを考えても、物が多いのは得策ではありません。
できることなら1つの万能調理器具で焼く、煮る、蒸す、揚げる、圧力調理…全部やっちゃいたい!
今回紹介するものは普通に生活する分にはあまり使う機会がないかもしれませんが、アウトドア派でキャンプもよく行くという人なら知っている人も多いでしょう。
その無茶振りに応えてくれる万能なアイテムが実は身近に存在しているのです。
それがこちら。
使ったことは無くても見たことあるという人もいるかと思いますが、アウトドアではメジャーな部類のアイテム「ダッチオーブン」です。
前述した通り、焼く、煮る、蒸す、揚げる、圧力調理、全てを行える万能な調理器具で、火あぶり調理をするようなお店では、これに似たものを使って調理、そのまま客前に出すところもあります。
和風建築で見かける囲暖炉。そこで吊るされて調理されている黒い鍋のようなものもほぼ同じもの。
ご覧の通り分厚い鉄製なのでズッシリかなりの重量があるのはデメリットかもしれません。
我が家で使っている写真のダッチオーブンも23cm径で5kgを超えています。
そのため登山や徒歩でのアウトドアには不向きですが、車でキャンプに行ったり、ツーリングで小型のものを持って行くぶんにはそこまで困りません。まして災害対策に常備しておくなら重量は特に問題ないですよね。
鉄製のものとなると、鉄臭さが混じりやすいのでは?と不安になるとおもいます。それについては買ってから使う前に行うシーズニング(慣らし)を行えば大丈夫。
意図的に黒錆を発生させて鍋の腐食を防ぐ技術で、長く付き合いたい、美味しく調理したいと願うのなら、必ずやってください。
〜シーズニング〜
①これから過酷なトレーニングになるので、できるだけ優しく、愛情たっぷりに洗剤をつけて手で洗ってあげます。ムチの前の飴なので、ブラシは使わずに優しく撫でてあげてくださいね。
②本体と蓋の水分&油分(新品特有の錆止め油)が飛ぶまで火にかけて、火にあぶられる運命であることを教えてあげましょう。
さっきまでの優しさは次のステップに入るまでにどこかに捨ててきてください。甘やかし厳禁!
③冷ましたら植物油(オリーブオイルなど)を塗り塗り。日焼け対策みたいに優しくねっ!
これからいじめ倒しますので、ここまでに必ず甘やかす心を捨てて鬼になる心構えをお願いします。愛情だけは忘れずにしっかり胸に閉まっておいてください。
④調理器具の厳しさを教え込むため、心を鬼にして飴の後のムチを。再び火にかけて煙〔※1〕が出なくなるまで焼きます。彼ら(調理器具)が嫌う”空焚き”をかましてやりましょう!
〔※1〕フライパンや鍋を空焚きした時に出る蜃気楼のようなほのかな煙ではなく、ガチンコの真っ白い煙がモクモク上がります。錆止め油の蒸発ですので、煙が上がり始めて約1〜2分、煙がなくなるまで火炙りの刑を!
⑤冷ましたら、また③オイル塗り塗り→④火炙りの刑!!を最低3、4回以上(多ければ多いほど良い)繰り返して鍛えてあげましょう。
あまり熱しすぎたり、冷ますのに冷たい水を使って急激な温度差を与えると、さすがのダッチオーブンも割れてしまうのでご注意を!
心は鬼でありながらも愛情は忘れずに!
⑥少し鍛えられたダッチオーブン。今度は精神を鍛えるべく、香りの強い野菜くず(ネギや生姜、にんにくやセロリなどの切れっ端)を「貴様はこれでも食っとけ!」と軍隊式に放り投げるように投入し、植物油と共に炒めましょう。
美味しいものを投入してあげたい気持ちはグッとこらえてくださいね。
※これで鉄臭さがかなり抜けます。
⑦軍隊の訓練と同じようにここまでいじめ倒したら、冷ましてから植物油を塗り、一人前に仕上がった彼は初めてダッチオーブンとして機能することになります。
これでいつでも調理ができる状態までレベルアップするのですが、この手順は冗談ではなく本当に必要。
新品の飯盒に磨ぎ汁を入れてグツグツやるのと同じで、これをやるのと省くのでは後々に大きな差が生まれるため、面倒でも必ずやったほうが良いです。
ちなみに蓋と本体は別々に作業したほうが楽。
また(使用後の)普段の手入れですが、洗った後に熱して(または拭き取って)水気を飛ばし、植物油を塗り塗りしてから、本体と蓋が密閉しないように新聞紙などを挟んで保管。
ダッチオーブンの中に湿気がこもると錆びやすいため、通気性を確保してあげるのが必須です。
湿気を吸う新聞紙はちょうどいいかと思いますが、蓋を外して保管するのが一番確実。
※私は中に炭を入れて、蓋と本体の間には熱々の蓋を掴むための道具を挟んで浮かせてます。
どれくらい保管していたかによって違いますが、次に使う時に油が酸化している可能性があるので、洗ってから使うのが安全。
期間が短ければ洗う必要はないのですが、個人的にはいつも洗ってから使ってます。
新品のダッチオーブンはマット仕上げなイメージなのに、使い込まれるほど黒光りすることから、年季の入ったものは”ブラックポット”と呼ばれ、観賞用にされることもあるほどです。
使い込まれたダッチオーブンの展覧会もあるほど、これに魅了される人がいる不思議な調理器具。
最初に行うシーズニングでマットな質感から黒光りな質感へとかなり変化するので、ブラックポットの価値がなんとなくわかるかもしれません。
さて、いざ使い始めて片付ける時に、どう洗えば良いの?と思う人もいるでしょう。
前述した通り、黒錆がコーティングしてくれているので、鉄製といえど金網ブラシなどでゴシゴシこすってはいけません。普通にお皿を洗うのと同じように優しく洗ってあげます。
洗剤不要という意見も多くありますが、私はきちんと洗いたい派なので洗剤で洗ってから、油を塗って保管します。
フライパンが焦げついてしまった場合はゴシゴシ洗い流すのが大変ですが、ダッチオーブンはもっと楽な方法で解決。
ダッチオーブンを火にかけて焦げを焼き切ってしまえば良いだけ。
それもコーティングの一部になり、その後のダッチオーブンを守ってくれる黒錆の一部となるので、神経質に扱わなくて良いという点ではフライパンや鍋より楽だと思います。
錆が発生しないように油を塗るのだけ忘れなければ問題ありません。
焼く、煮る、蒸す、揚げる、圧力調理…と聞いて”蒸す”と”圧力調理”という部分に「それもできるの?」と半信半疑な方もいるかもしれません。私がそうだったので。笑
蒸す作業については、ダッチオーブンの中に蒸し器を設置するためのもの(内鍋底に敷くパーツ)が別売りされており、それを使えば簡単に蒸し料理が作れるようになります。
圧力調理については蓋をすれば水蒸気が鍋と蓋のわずかな隙間を塞ぎ、蓋自体もかなり重たいので自然と圧力鍋と同じ環境が出来上がります。
石を蓋の上に置くこともできるので、それでさらに安心。
ダッチオーブンは肉厚な鉄製なので、一度熱すると冷めにくいというのも利点。薄いフライパンや鍋だとすぐ冷めてしまって、何度も温め直しをしなければならないことが多いアウトドアですが、そのデメリットはほぼありません。
真冬の場合は10分ほど放置したら、さすがに温めなおさないと熱々にはなりませんが、それでも冷めにくい方なので再加熱もわりと短時間で済みます。
また蓋はフライパン(鉄板)代わりにもできるので、ダッチオーブンの調理で蓋を使わない場合は、傍で蓋を熱して炒め物も作ることができます。ステーキや焼肉用のプレートとして使うのも乙ですよ。
無駄のない作りのおかげですね。
万能に使えて、どんな料理も完成させられるダッチオーブン。
備えに持っておくのも良いですが、バーベキューの時に使ったり、普段使いにしても便利なので試しに1つ購入してみてはいかがでしょうか?
メーカーやサイズにもよりますが、安いもので良いという場合なら20cm以上のもので3,000円くらいから購入することができます。
品数が必要な場合はダッチオーブンだけでは調理が間に合わないので、いくつか調理器具が必要になりますが、大人数だからカレーにしよう!という場合なんかには大活躍です。
蓋でウィンナー、本体でカレーというコンビネーションもありました。
カレー後、しんどかったなぁ…笑
【生物兵器 カレー】しんどかった訳です。笑
http://b.acekee.jp/blog-entry-630.html
【survival series】
①アルコールバーナー
http://b.acekee.jp/blog-entry-597.html
②飯盒
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③火打ち石
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④ワイヤーソー
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