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確実な証拠で裁判に勝つ!

【リアル】探偵のカメラ

探偵の商売道具といえばカメラ。よく一眼レフカメラや望遠カメラを構える探偵のイメージ写真がありますが、目立たないことが重要なので実際にはあの隠しにくく目立つサイズのものは扱いません。使う場面が無いわけではないけれど、使える瞬間は限られてきます。あくまで探偵のイメージに合ったカメラということでイメージとして採用されるだけですね(^^)

特殊カメラや小型カメラという類もたくさんありますが、ネットなどで「プロも愛用!」とか「探偵の七つ道具!」なんて言葉と共に宣伝されているものは、だいたいプロは使ってません。笑

考えてみれば、プロが愛用するほど良いものならそんな大袈裟に宣伝しなくても売れるし、そもそも良いなら口コミで広がっているはずなのだから当然といえば当然ですね!

メガネ型、時計型、ペン型、様々なものが売られていて、それらを愛用しているかのごとく紹介する探偵社ブログなんかもあるようですが、あくまでそれもイメージに合わせているだけ。実際には使っていません。嘘つきとか過大表現という意味ではなく、おっ!すごい!と思わせるイメージ戦略の一種なので悪いわけではありませんよ。

その会社は本当にそのカメラ使ってるかもしれないじゃん!?いえいえ、その会社の広報担当スタッフ本人が「あくまでお客さんを呼び込むための広告」と話していて、まるで本当に使ってる風に紹介してしまってるものだから「ブログに出してたアレを使ってください!」なんてご指定までされることもあって大変なんだそうです(^^;) 注目を浴びるためにネタにしたは良いけど、自分で自分の首を絞める結果になってしまったと苦笑いしてました。笑

今回、アイビー探偵では初めてカメラ機材の紹介をするわけですが、完全にリアリティのみの釣る気ゼロ本当に探偵が使っているカメラしか紹介しないので、先に言ってしまうと「おー!すげー!」と思うようなカメラは出てこないと思います。ご了承ください。笑

たしかに一部(小型カメラや特殊カメラ)のみ、普通の生活では見かけないタイプもありますが、それについては似ているアイテムでイメージとして紹介はさせて頂きます。実際に使用している特殊カメラ、小型カメラは申し訳ございませんがお見せできません。それこそ自分たちの首を絞めることになってしまいますので(^^;)

まず探偵に対する一般目線の根本的な思い違いをお話しします。探偵は特殊な機材や、とにかく小さいカメラなどを持っているから良い証拠を撮れるというわけではありません。撮影する人の技術、調査を行うためのノウハウや経験値、常に予測して備える能力と、予想外の事態に即座に的確な判断で乗り越えられるかどうかつまり探偵の腕が結果を左右するので、機材云々ではないのが現実です。

機材をたくさんもっているから良い証拠が撮れるというわけでもなければ、高価で高性能なカメラを持っているから鮮明な映像が撮れるというわけでもなく、あくまでそれを扱う人の技量次第。4Kや8Kの超高画質カメラを持っていたって撮る人の腕次第では酷い映像にすらなり得るし、そもそも肝心な瞬間(証拠)を撮れないかもしれません。

運動会で子どもの勇姿を撮っておこう!と良いカメラを調達したものの、肝心の撮影者であるパパが撮影センスゼロだったら映像は残念な結果になりますよね?それらと全く同じことが言えるのです。

面白いことに、面識もない、地方などの極端に離れた所にいる探偵社さんとSNSで知り合って軽く交流を交わすことが増えた昨今、探偵ならではの世間話をしていると「使ってる機材ってまるで同じなんだ!」と気付かされることがよくあります。それは色々使っていくうちに「これがベスト」と辿り着く答えが同じだからみたいですね(^^)

車や機械など全ての物に言えることかもしれませんが新しい古いはあまり関係なく、良い物はいつになっても良い物と言えるのでしょう。そんなカメラがコチラ、SONY製のCX180です。

CX180

愛用する探偵が多いCX180

ディスプレイをパカっと開くと自動的に電源オンになり、ファインダーカバーも自動で開いてスタンバイ状態になるそんなハンディカムは少なくありませんが、その起動するまでのスピード、撮影できるまでのスピードが例え1〜2秒の違いだとしても探偵には重要なのです!

対象者が現れた!とカメラを構えても、姿を表してサッと車に乗り込んでしまったりしたら、カメラ起動までのほんの1〜2秒の差が「撮れた」「撮れなかった」を左右してしまうもの。起動しても録画ボタンを押したのに反応しないなんて機種もあるので、起動してから録画できるようスタンバイ状態になるまでのスピードも重要。

それらのスピードが申し分なく、証拠として使える高画質、長時間対応バッテリーも確保できる、隠し持って携帯できるサイズ、細かな操作性など、まさに「ちょうどいいバランスの良さ」を持つモデル。

それがCX180というモデルですが、だいたい本気で探偵をやっている人はこのCXシリーズを通常調査用として使っています(^^)

もちろん年式が新しく、さらに高性能になった同シリーズもあるにはありますが、サイズが微妙に大きかったり(少し長いとか、少し幅がある)余計な機能が多かったりしますし、故障時に買い換える場合でもコスパが良く重宝します。

さらに新しいから良いというわけでもなく、新しいぶん余計な機能(一般的には魅力な機能)が付随してしまって、マニュアル操作だと使いにくくなってしまってるケースも多々ありますし、そういう意味も含まれて扱いやすいモデルが限定され、結果的にCX180は探偵から人気を集めている機種。

もちろん探偵目線で見ても他のCXシリーズに良いものはありますが、こちらはあくまで愛用者が多いということでピックアップしました!やはりサイズが他機種に比べて小さいというのは選ばれる大きな理由でしょう。

余計な機能が多いというところに、いらない機能は使わなければ良いじゃん、と思った方もいると思います。カメラに限ったことではなく、基本的に機械は機能が増えれば故障するリスクが増えるものですから、商売道具でもあるカメラに対しては厳しめに評価し、厳選して選ぶ探偵が多いので、そう言った意味でも無駄に多機能なものは避けがち。設定などの画面でごちゃごちゃと選ぶ欄が多いのも探偵にはデメリットですね。

余談ですがトヨタの本格派クロスカントリー車の1つ「FJクルーザー」もまさに余計な機能をできるだけ排除して故障のリスクを小さくしたというコンセプトがあったそうで所々がアナログ仕様。例えば、電動ミラーが主流の現代でもFJクルーザーでは手動になっていて、これを「コストダウンだ」なんて勘違いされてしまうこともあるようです。

このように余計な機能は少ないに越したことはないため、私もCX180を使い続けています。リアルツリー迷彩なのは自分仕様にカスタマイズしたからで、本来はこの柄は存在しません。パッと見で「リアルツリーだから寺島専用カメラだな!」と気付いていた人はこのブログのヘビーユーザー。かなりの数の記事を読んでくださっている証拠(^^)ありがとうございます!!

過去記事【探偵の迷彩】

関連記事【カラフルな人】

CX535

同シリーズのCX535

同じシリーズにCX535というモデルがあり、これの最大の魅力は空間光学手ぶれ補正というかなり強力な手ぶれ補正機能。正面からレンズを覗くと、宙に浮いてるかのようにゆらゆらとレンズを常に中央で保持してくれていて、その動きが非常に面白い手ぶれ補正機構。

カメラにこだわりのある人からは賛否両論あるようですが、たまにホームビデオを撮るくらいしか使わないというパパやママなど一般ユーザーには絶大な支持を受けている手ぶれ補正機能で、探偵からみても驚くほどブレませんし、ズームして撮影していてもピタッと動かずに被写体を捉え続けてくれます。

設定を変更すればそれなりに解決はするものの、定点撮影に切り替えると誤作動を起こしやすい点や頻繁に使うと故障リスクが高い点、スピーディーに扱えない(扱いずらい)ことなどから現場では好まれず空間光学手ぶれ補正付きモデルを選ぶ探偵は少ないのが現状。

縦型シリーズ

エース・ザキさんのこだわり愛用カメラ。

こちらは少し変わり種だけど、探偵にとっては理にかなってるデザインのハンディカム。ザキさんの普段使い第一位がコレで、SONY製のHDR-TGシリーズ。世界最小として話題になったこともあるカメラですが、一般的なハンディカムとしては話題性こそあったけどウケが良かったとは言えず、CX180のようなスタイルがメジャーとなって今はこのタイプは製造していないみたいですね(^^;)

ですがご覧の通り小型、軽量で何より本体の半分以上が手の中に隠れてしまうものだから、目立たないように隠し持って撮影する探偵にとってはとても素晴らしい武器!

縦型の持ち方

ディスプレイのところは左手で覆い隠すとカメラはほとんど姿がさらされず、外から見た場合、スマホを見ているとか手元で何かしている程度にしか見えません。

車両からの撮影の際にはディスプレイ部分をサンバイザーで隠してしまえば撮影されている側からはもはや何も気付かないでしょう。探偵のことをよく知っている私でさえ、もしもザキさんのことを知らずコレで撮られていたら気付けない自信があります。扱う人によっては気付けるのかもしれませんが、それでもこのカメラだとなかなか見つけられないでしょう。

エブリオ

↑JVC/everio

これは安価でありながら機能は悪くないことで一般的にもかなり売れているJVCKENWOOD)のエブリオシリーズ。運動会や発表会でもよく見かけますよね!安くてちゃんと撮れるからコスパは最強。だけど探偵にとってはメインにできない理由が盛り沢山なので、サラリーマン探偵以外はサブアイテムとして使うことがほとんど。

サラリーマン探偵はどうしてもコスパ重視に偏りがちのためエブリオ愛用者が多いのが共通点。過去ブログ記事「調査力」参照

フォーカスの合わせにくさや起動するスピードの遅さ、モデルによってファインダーカバーは手動で開閉しなければなりませんし、マニュアル操作ができない機種も多く、こまごまとした部分で探偵にとっては頼りないのです。

雨の日に至っては車内から撮影すると、オートフォーカスでは雨粒にピントを合わせてしまうことで雨の日の探偵には不向き極まりないカメラ。せめてマニュアル操作ができれば解決するであろう問題点なのですが、価格から考えれば充分すぎる性能なので文句は言えません。

たくさんのカメラを所有する探偵にとっては、小型、軽量、安価なのは捨てがたい存在ですからエブリオを持っていない探偵はいないでしょう。アイビー探偵では長時間録画用「定点カメラ」として活用しています。出入り口が複数あるところを張り込む際、人数が足りない時に最も出入りする可能性が低い場所にエブリオを仕掛けておいて、調査員はホットスポットの監視に回すなんて場面など、サブ的役割を任せるにはもってこい!盗難されたとしても価格的に諦めがつくという側面もありますね。

カメラを置いておくその単語に「それって大丈夫なんですか?」と不安をあらわにするお客様もいらっしゃいます。いくらカモフラージュしたからといってカメラを無人で置いておくなんて、さすがにバレるんじゃないか?と思うのは無理ありません。

ですが我々もプロです。簡単にバレるような設置の仕方はしませんし、いかに自然に、いかに目に止まらないようにするかにおいては得意分野。例えばどういうことなのかを1つ紹介致します。

どこかの誰かの車のダッシュボード。公園の一画(誰かのレジャーシートやベンチなど)や飲食店で誰かの脇に置いてある荷物そんなところにこんな感じでマフラーが置いてあったら注目しますか?

マフラーに隠す1

誰かのマフラーが無造作に置いてある。

駐車してある知らない人の車(ダッシュボードなど)に置いてあったり、公園に場所取り風レジャーシートに置いてあったり、飲食店で誰かの椅子に置いてあったりなんにしてもわざわざ触れようとは思いませんし、そもそも注意すら向かないでしょう。

もちろんマフラーとは限りません。ジャケットやバッグ、キャップなど様々なパターンがありますから、それらをわざわざ警戒しますか?という意味になります。

マフラーに隠す2

さらに近寄ってみる。

仮に怪しんだとして、マフラーに近寄ってジロジロ見てみます。だけどこれは他人の私物。まして落とし物のような落ちているものではないので、勝手に触れることはできません。そもそもこれが気になるなんてことはないでしょう。気になるとしたら、たまたま大好きなブランドものマフラーだったとかそういうパターンぐらいでしょうが、それも考慮済みなので気を引くような色やブランドは使いません。

もちろん落とし物だと思わせないように隣に人(調査員)がいたりしますが、スマホをいじってたり電話をしていたり、コーヒー片手に休んでいるような感じだったり。テレビドラマのように対象者の方をじっと見つめて張り込んでいるなんてことはありません。そう、そこらへんにいる普通の人の脇に置いてあるだけなんです。

マフラーに隠す3

ゼロ距離で覗き込んでみると気付けるかも。

ここまで接近して、しかも覗き込んで解るレベル。イメージしやすいよう実際より解りやすく(写真でも見えるように)設置したので、本当なら覗き込んでも気付かない人だっているでしょう。

これが知らない誰かの車の中、ガラス越しのダッシュボードにあったとしてカメラの存在に気付きますか?覗き込むことすらできません。公園の一画にレジャーシートが敷いてあって、いくつかの荷物と一緒にこれがあったら怪しむ人っていますか?近寄ってチェックすることすらないですね。飲食店内で少し離れた席に背を向けて座っている人の隣にあるコレが気になるなんてありえますか?気になるとしたら荷物ではなく座ってるのほうですよね。これが定点カメラの使い方(ほんの一例)です。

もちろんマフラー以外、使えるものはなんでも使います。車のプライバシー窓ガラス越しにカメラを設置することもありますし、草むらの中に設置することもあります。カモフラージュに使える物、場所は無限に存在し、その場その状況に合わせて臨機応変に対応する腕さえあれば、やたら滅多に特殊カメラに頼る必要はなくなるのです。

特殊カメラはこういった臨機応変なアイデアでも対応しきれない時に使います。例えばエレベーターに乗り込んだ対象者達に隣り合わせになるくらいまで接近して一緒に乗り込んでいき、何階のどの部屋に行くのかを割り出したい時などでは、いくらカモフラージュしてもカメラサイズの物を手に持って行くのはかなりのリスクを伴います。そういう時はやはり小型カメラに頼る他ありません。

モバイルバッテリータイプならスマホを充電しながら持ち歩いていれば不自然さは無く、ゼロ距離撮影も可能。写真は長いこと愛用してきた木製のモバイルバッテリーですが、モバイルバッテリータイプのカメラは探偵にとっては重宝するカモフラージュ小型カメラ。もちろん木のぬくもりが感じられる木製ではなく、目立たないありふれたデザインの小型カメラ。笑

木製モバイルバッテリー

長年愛用のモバイルバッテリー。

またホテルには行かずにカーセックスで不貞を繰り返すという対象者も少なくありませんが、そういう人達は明るい場所を避けますから基本的には真っ暗な場所に車を停めます。そうなると普通のカメラで撮影してもただの真っ黒な画面でしかなくなってしまい、何が写っているのかも解りません。つまり不貞の証拠としては使えない映像になってしまうのですが、これは暗視カメラという類の特殊カメラを使います。

映画などで軍隊や特殊部隊が暗視ゴーグル(NVG)を付けて緑色の明るい視界を確保していますが、まさにあれと同じもの。赤外線を照射しなければならないので、暗視の度合いによっては赤い光が強めにカメラ付近からチラチラと見えてしまいますし、窓ガラスなどによって乱反射を起こしてうまく照射できないパターンなどもあり、使える場面を見極めて扱わなければなりません。

安い暗視カメラもたくさん出回ってますが、例えば50mの赤外線照射ができると言っていても実際にレンズ越しにきちんと写るのは3〜5m圏内だったりするので、調査では使い物にならないカメラがほとんど。200300m照射で撮影範囲が2030mともなれば調査でも使えるかもしれない性能と言えるでしょう。

まれに「近寄って撮影すれば絶対に撮れるじゃないですか!?」なんて頼まれることもありますが、肝心な場面でわざわざ接近するなんてリスクを選ぶ探偵はいませんし、わざわざ真っ暗なところに移動した対象者達は普段以上に警戒しています。近寄ってくる人をじっと見るのが普通でしょう。一番大事な証拠を撮るのに、なんで慎重に進めて一番肝心な場面で危険な撮り方せなあかんねん!!近寄るわけないやろがっ!!というのが本音。笑

キャノン41

暗視とまではいかないけど、暗所撮影に強いCanon製カメラ。

もちろん特殊カメラほどの性能を求めなくても済む場合があります。例えば肉眼でも見えないくらい真っ暗なまるで漆黒のような場所では暗視カメラは必須。肉眼でうっすらと見えるくらいの街灯が近くにある暗所ならキャノン製のカメラは優秀で、特殊カメラに頼らずに済みます。

シャッタースピードを落とす代わりに光を取り込むほうに集中し、少しの明かりを増幅しながら撮影できる機能を備えているため、実際より明るく撮影できてしまうキャノン製カメラ。シャッタースピードを犠牲にするので動画ではカクッカクッという感じでコマ送りのようになり滑らかさを失いますが、肉眼では確認できない部分まで撮れるのは強み。明かりが多い場所ほど動画は滑らかに撮影できるので、少し暗いかな?程度であれば動画も普通に見れる映像となるでしょう。

プロが好んで使うと言われているだけあってキャノンのカメラを愛用する探偵も少なくありません。紹介したモデルはCanoniVIS HF M41という名機で、暗所での撮影はもちろんですが、忍者になって姿を消したい探偵には嬉しい機能「ビューファインダー」があるために心強い存在。この機能、ものすごい便利なんです!

カメラのディスプレイを開くと起動、閉じると電源オフ(撮影もオフ)というのはほとんどのカメラで共通。暗闇でディスプレイを開くということは、暗闇でスマホ画面を見るのと同じこと。つまり撮影している探偵の手元にやんわりとディスプレイの光が漏れてしまうことになります。

暗闇である以上、それは結構目立つ場面なので、できることならディスプレイを閉じて撮影したいものの、閉じると自動的に電源をオフ(撮影もストップ)してしまうので閉じることはできません。

つまりディスプレイは必ず開いたまま撮影することになり、せっかく忍者になって闇に姿を消しているのにも関わらず、自らほのかな明かりを灯して存在をアピールしてしまいかねない状況になるのです。それ故に布を被せたりあれこれ対策をしなければなりません。

ところがビューファインダーという機能はディスプレイの光さえもカットできる優れた機能。ワンプッシュで切り替えを行えて、ディスプレイではなくカメラ後部の四角い覗き穴の中にリアルタイムでレンズ越しの世界を投影できるのです。昔ながらのカメラのように直接覗き込むようにして撮影風景の確認ができるため、少しの光も漏れないまさに探偵には嬉しい機能!

キャノンの覗き穴

ディスプレイを閉じて四角い枠から覗き込むことも可能。

この機能によって探偵の存在を悟らせることなく暗闇でイチャイチャしているところを撮影できるので、たまーーーにいる「ホテル行かずに浮気すれば探偵がいても大丈夫なんだよ〜」とか「カーセックスは不貞の証拠が撮れないから言い訳できるんだよ〜」というような付け焼き刃な知識で堂々と、そして舐め切った態度で浮気をする輩をズバッと成敗できます(^O^)b

暗闇でどの程度の撮影ができるのかそれが気になりますよね!ではそのあたりも紹介していきましょう。夜の撮影にはめっぽう弱いソニーのカメラ(ただし夜以外での探偵のトータル評価は高い)と、やや大きめだから探偵の普段使いには避けられるキャノンのこちらのカメラ(だけど夜に強い)で夜間、撮り比べてみました。

ちなみに年式は全く同じ、新品購入価格もほぼ同等なので、同じ土俵で勝負しているようなもの。自宅庭の端っこで地植えと鉢管理だとどんな差がでるのか実験中のオステオスペルマムを対象者に盗撮してやりました() 昼夜それぞれのカメラで撮影、デジタルズーム域までズームして離れた位置からの撮影です。夜間は街灯はない(鉢の場所から見回してもない)ため、はっきり言って真っ暗!あぁ田舎なんだ、と実感できるレベルでした(^^;)

撮り比べ昼 撮り比べ夜

夜でもかわいい(//∇//) 惚れてまうやろ!

夜間ということもありますが、小さな対象者(花)をデジタルズーム域までズームしての撮影なので鮮明とまではいきませんでしたが、今回はあくまで明るさの違いを見てもらうためなので良しとしました。

昼間こそ大きな差は感じませんが、夜はその差歴然。ちなみに昼も夜も手ぶれ補正のクオリティはキャノンのほうが上で、ズームした時のふらつきが目に見えて少なかったのは私も意外でした。ビデオカメラといったらソニーがトップというイメージだったから尚更。これわざとじゃなくて、暗闇だとソニーは本当に真っ黒な画面になっちゃうんですよ!

昼間はどちらもオート、夜間のみローライト(ソニーではLow Lux)に変更してマニュアルフォーカスにて撮影したものの、全く違うカメラであることがわかると思います。私もカメラを並べて比較実験したのは初めてなので、ここまでとは驚き。

光を隠すことに注意が向いてしまうし、対象の位置を目検討で最初に捉えたりし難いなど特に苦手な夜間撮影ですが、私のポンコツっぷりがわかる写真が撮れました!それがコレ!

撮り比べ夕方

↑SONYの暗さは肉眼に限りなく近い。どちらも17:30頃撮影。

せっかくなら夕方もどんな感じなのか見てみよう!と、わざわざ1日事務仕事にして引きこもっていたのに、夕方に撮影したのはオステルオスペルマムの「隣に咲いてたスイセン」で、データをタブレットに移行した時に「これ、花違うやん!!対象者間違えてるやん!!」と気付いた次第。たしかに隣り合わせで咲いてたし、最初にどっちを対象者に見立てるか迷ったけどもいや、実にポンコツです(^^;)

ソニーとキャノンで隣り合わせに並べて、ディスプレイにどのように写っているのかも見てもらいましょう。右がソニー、左がキャノンで15メートルくらい先にある自動販売機をターゲットに捉えましたが、すでに真っ暗と普通に写ってるの差が出てますよね。ちなみに自販機は節電タイプのもので消灯していましたから、もはやただの箱。

ディスプレイを鮮明に映さなかったのは自動販売機の場所がはっきりと写ってしまうからですが、明るさと見え方を実感してもらうための写真なのであえて斜めからのこういう形にしました。

暗所の画面比べ

その差は歴然!

これがこの2台の夜間における写りの差。夜間の調査でキャノンのカメラがどれだけ心強いのか伝わったかと思います。そしてこの画像で上の真っ暗画面が加工でもなんでもなく本当であることがわかってもらえたでしょう。

このようにカメラによって特性が違い、年式が古いから精度が低いというわけでもなく、たくさんのカメラのメリットデメリットを把握して、その時々によって使い分けるのが探偵。

小型カメラ、特殊カメラは特別感こそありますし「せっかくお金を払ったんだから特殊カメラを使ってほしい」なんて依頼者様の本音も聞いたことがありますが、小型化したり特殊な扱いをするだけあって決して撮影精度が高いとは言えません。

むしろ大勢の人(一般市場)をターゲットにして開発されたこういったハンディカムのほうが優れている点が多いので、これをうまく利用して撮影したほうがクオリティの高い証拠が押さえられます。つまり特殊カメラには頼らず、臨機応変に対処してうまいこと撮影できる探偵のほうが腕があると言えるし、証拠も質の高いものが撮れるということ。それ故にできるだけ特殊カメラを使わない方法を模索しているわけです。

お客様からしたら「特殊カメラを揃えてるからすごい」とか「それだけ様々な撮り方ができるから良さそう」と思うものですが、実際にはどんなカメラを持っていようが撮る人の腕次第。言い方を変えれば特殊カメラばかりに頼っている探偵は調査に関しては腕がないと言えるのです。特殊カメラだから良い証拠が撮れるわけではないし、設置する場所のセンスが悪ければ顔の半分が映らなかった!とか、遠目すぎて誰だかわからない!とか、結局はろくでもない証拠になりかねません。

特殊カメラはあれもこれもそれも持ってますよ!とアピールしている探偵を見かけますが、それらも臨機応変に対応できたら1つで充分な場合が多々あります。

例えば小型カメラ。草むらや茂みに設置できる防水カメラ、飲食店などの潜入で使える小物にカモフラージュしてるカメラ、バッグの中に仕込むカメラ、アパートやマンションの部屋の出入りを撮影するために壁や天井に取り付けるカメラあげればキリがありません。

ところがこれは調査員のアイデアや工夫があれば1つのカメラで全てできてしまいます。防水カメラが無いなら防水仕様に加工すれば良いだけの話ですし、壁に取り付ける専用のカメラが無ければ壁に貼り付けたりするアイデアを捻り出せれば(または加工すれば)済んでしまいます。それが難しければ設置場所を変えたり、撮影方法を変えたりすれば良いだけの話。

資金がないとかそういう見方をするのではなく「臨機応変に対応できる探偵なのか?」を見極めるには、特殊カメラばかり推してくるのか、特殊カメラは必要最低限とするのか、でおおよそ聞いてみれば読み取れます。

機材が多いに越したことはありませんし、他社と差別化するためのパフォーマンスという意味では「特殊カメラの多さ」は当然のアピールですが、だから凄腕!とはならないのでお客様側からの判断材料としてこの豆知識を役立ててください。

現場のバッテリー定点

定点にして撮影中の様子。実際の現場の様子です。

以前紹介したポータブル電源。この場所に現れるというのが判っている(または推測できる)時の長時間監視では、車両のエンジンを切って無人を装うことも多々ありますから、ポータブル電源による給電は欠かせません。カメラに装備できる大容量バッテリーも良いけど、携帯できるバッテリーは追跡の時に使いたいのでできるだけ温存しておきます。出入り確認での長時間監視(張り込み)でもポータブル電源が使えるのなら、撮り逃しの無いように録画しっぱなしで全集中!!

録画してるから良いや〜なんて監視の目をゆるめるサラリーマン探偵も多いらしいけど、対象者が現れたことに気付かず、そこから先を追跡できずに失敗してしまうというのも怠け者探偵アルアル。録画しっぱなしでも監視を緩めないのが鉄則!探偵に休む時間なんて無いんですよ(^)

ところで「探偵はカメラさえあれば誰でも始められる。」と話す方をよく見かけますし、だからと探偵に転職しようかと話している方もよく見かけます。もちろん私が探偵だからそういう人に出会うのですが、手を繋ぐかどうかは別にしても、仲間が増えるのは大歓迎なので前向きに相談に乗ったりすることも。そこで大きな勘違いをしている方が非常に多いことに気付きました。

確かにカメラがあれば探偵はできます。しかし「だから機材経費がかからない」というのは大間違い。継続経費が安く、体1つで仕事できるから、料金相場から考えたらボロ儲け♪と考えている方が多いことを知って、そんなわけねーだろ!とツッコミばかりしてます(^^;)

カメラの他、大量のバッテリーが必要になりますし、今回紹介した通り1人の調査員が持つカメラの種類は複数。さらに特殊カメラも必要ですし、GPS追跡装置も1案件で3〜4個は必要なので、常に複数台を用意しておくことになります。※探偵用GPSの相場は1台50,000円程 月々1台数千円の通信費。

さらに車両の消耗はとてつもなく、一般家庭が1年で1万キロ走行という常識からは外れ、探偵は1年4〜5万キロ走行を覚悟してください。近場のみに絞っている車両でさえ2〜3万キロです。オイル交換は5,000キロに1回だとしても、オイルフィルターやタイヤの消耗、バッテリーやエアフィルターの消耗も桁違いに早く「10万キロで車を買い替え」という一般的な感覚だと2年に1回は新車を買わなければなりません。

そういうことなので10万キロは探偵にとっては通過点。もう直せないよ、走れないよ、となるまで使い倒しますが、これは基本的に自家用車を使うのが普通。1人1人が機材の装備が違うから社用車という概念は基本的に通用しないのです。つまり車の整備費や買い替え費用も考えておかなければならず、アイビー探偵のようにガソリン代も込みなんてやり方は同業者からしたら「正気か!?」というような内容。

カメラバッテリー

調査員1人が所有するバッテリーの量。これでも少なめ。そして全部消耗品(;o;)

カメラもバッテリーもGPSも、その他のポータブル電源や車両インバーターなどこまかいとろこでも消耗品で、普通の間隔での買い替えはできずサイクルはかなり早くなります。最も大きいのは車の買い替え。それ故にほとんどの探偵がトヨタ車を選び、当たり前に10万キロ超えで使い倒して「見た目は新しいけど○○万キロ」のような車両ばかり。

2〜3年前に新車販売されたばかりの車両に乗るスタッフは今年に初車検を迎えるのですが、すでに9万キロを超えています。車検までには10万キロ超えるねーなんて話してますが、これは探偵にとっては極々当たり前のこと。

「経費がかからないから良いよね〜♪」ってそんなわけねーだろ!とツッコミまくりの理由がなんとなく伝わったかと思います(^^)  もちろん経営に際して、広告宣伝費やその他諸々もた〜くさんのしかかってきますから、逆算するとアイビー探偵の価格設定だとギリギリなんだと簡単にわかってしまうでしょう。お恥ずかしい!笑

わざわざ人に説明するなんてことは無い内容ですが、簡単に始められるんでしょ?みたいに軽々しく言われると「続けるのはめちゃくちゃ難しいけどね!」とムキになってしまう大人気ない私。笑

年間10,000件の探偵社の開業があっても年内に1,000社以下、翌年には100社以下しか残らないという探偵ならではの事情は、軽い気持ちで始める人が多いからなんだなと実感しました(^^;) やるからには本気で続ける覚悟と、そして技術を磨く探究心をお忘れなくm(__)m

毎年10分の9以上が年内閉業というのは公安委員会公表の数字です。勝手に話を作ってるわけじゃありませんよ(^^)b ただし公安委員会に届出を出さず把握されていない非正規探偵社の数は不明。

 

 

 

次回更新日:4月23日

 

 

 

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