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オール電化のデメリット
しばらく前まではあまり現実的な価格帯ではなかったオール電化システム住宅。性能面でもIHヒーターコンロが10分程度しか稼動できなかったり、そもそもIH対応の調理器具があまり手に入らなかったり、現実的には導入しにくい欠点だらけのものでした。しかしここ10年ちょっとでIHも普通に使えるレベルになり、IH対応鍋なども当たり前になり始め、急激な普及を見せ始めます。
ガスコンロに比べると相変わらず火力は劣っているのかもしれませんが、中華料理店のように鍋を振るわけではなければ特に気になりません。煮込み料理だって作れるし、セーフティーが働いてしまって料理が進まないことも無くなり、ガスよりも燃料費が安いのが何よりも魅力。
我が家もオール電化にするまではガス代の高さに困ってました。ガス代だけで1万円超えなんてことも普通にありましたが、地域やシステムによって価格は様々なようなので安い場合もあるみたいですね。毎晩湯船に浸かることが無かったのはガス代の高さゆえにお湯を節約していたというのも今となっては懐かしいです。夏以外は毎晩湯船に浸かれるのはオール電化にしたからこそ。
オール電化のメリットと言えば他にも、キッチンの火力が一定でとても安定したものになり、火を扱わないから火事の危険性も減少。IHコンロがフラットなシンプルデザインで掃除が楽な点も大きなメリット。私は料理が苦手なので判りませんが、タイマー付きであることも多いので色々と便利な様子。そして地球温暖化対策にも一役かっていることにもなりますね。
過去の記事「最も恐ろしい自然災害」
オール電化に変更する際、おそらくほとんどの方が太陽光パネルを屋根に取り付けて発電システムも同時に導入したことと思います。使用量より発電が多ければ売電収入もそれなりで、かなりのメリットとして考えられます。我が家の売電収入も1万円以下の月もあれば2万円を超える月もあり様々ですが、平均するとオール電化にかかっている全てのローンと同じくらいのため、売電収入でローンを払っている感じ。ローンが終われば売電収入一方になる予定ではありますが、売電価格の変動や国の政策方針など色々な絡みがあって実のところどうなるのかは不明。それでもマイナスに働くことはないでしょう。
しかしオール電化を5年ほど使用していて気付いた“不便“があります。これは考えてなかったなぁ…今更ガスに戻す工事なんて考えられないし、どうしよっかなぁーと考えている最中ですが、結構デメリット大きめ。
それは「よくブレーカーが落ちる」ようになったこと。妻が料理している時にブツン…シーン….ということが頻繁に。それまでグツグツしていたコンロや、解凍に使っていた電子レンジももちろんoffとなり中断。真っ暗な中で熱々のものがたくさん置いてあるキッチンを移動しなければならない妻も心配ですし、突然電気をシャットダウンされる電化製品の負荷も気になります。
我が家の場合は太陽光発電の条件が良いほうだったので通電量のアンペア数を60Aまで引き上げていて、並行して基本料金も上がっている状態。それは発電した電力の通り道を大きくして売電収入に無駄を無くすためには致し方なく、これ以上小さく設定すると売電に回す電力が通りきらずに無駄が生じてしまってもったいない…ということでした。今以上大きくしても良いくらいなのですが、そのぶん基本料金が上がるから“とりあえず60Aにしている“という感じ。
一般的に2LDKの一軒家だと60A契約なら使用する電力は充分補えるのでブレーカーが落ちることは滅多にありません。エアコン2部屋と照明とテレビ周りとキッチンと…なんて使い方をしたって大丈夫でしょう。ところが我が家の場合はエアコン1台と照明とキッチンだけでブレーカーが落ちてしまいます。
この時真っ先に考えられる理由はエアコン。2LDKという間取りも“1部屋を広く“という設計なので、リビングのエアコンも一番大きいモデルで使用電力は普通のエアコンより多いでしょう。通常だとリビング&客間&キッチンとわかれているスペースを1部屋にしているわけなので、それだけのスペースを冷やすのもそれなりにエネルギーが必要。
だけどそれでもせいぜいエアコン2台分くらいの消費電力だろうし、まして我が家では冷房ではなく除湿で最低限の冷やし方しかしません。さらにエアコン本体は約5年前に購入し、当時最も消費電力の小さいモデルを選んだのですから、記憶が間違ってなければ“除湿だと普通サイズエアコンの冷房と同じ消費電力“のはず。そこまでのエネルギーは使っていないはずなんです。
もう1つ考えられるとしたらキッチンの電力消費。共働きの妻の調理は現代風で、電子レンジやケトルは必ず活用します。どちらも電力消費は大きいことで知られる電化製品ですし、これが原因かもしれません…。だけどこれって今は普通じゃない?電子レンジを使わないで料理する人の方が少ないのではないでしょうか?ケトルだってどこの家庭でも使っていますよね?これがNGだとしたら不便極まりないでしょう。
しかし計算してみると原因は予想通りこれでした。エアコンと電子レンジとケトル。それに付随してオール電化だと当たり前の「IHコンロ」と場合によっては稼動している「電気給湯器(エコキュート)」が消費する電力。IHとエコキュートは必然的に使いざるを得ませんから外せないのですが、これらが一般的なガスを使うものだったら起きなかったトラブルだと判明したのです。
これらは普通の使い方だと思いますから、これでブレーカーが落ちてしまうなんて、やっぱりまだオール電化は時代に追いついていなかったというのが本当のところなんでしょう。すでにオール電化は当たり前に普及してきているので、各電化製品(特にIHや給湯器)の省電力化は必然的に進んでいくでしょうから、これらの改善は時間の問題だとは思います。もう5年が経過したので今からオール電化にする人はもっとマシだと思いますし、もしかしたらすでに改善されているかもしれません。
これからオール電化にしようと検討している方も、これに関して営業マンに「今は大丈夫ですかね?」と聞いても、立場的にも良い面しか話さないのが現実でしょうから本当のところはわかりません。ご自身で計算して確認する他ないでしょう。
ブログ内に時々登場する仲のいいコキアヘッドな友人も太陽光パネルや給湯器、キッチン周りなどオール電化に関係する営業マンなので色々と聞いてみましたが、前は使えなかったけど…という質問を受けたら「“前のより良くなってる“って濁す。」と話してました。真面目で正直な彼は濁すのが精一杯だけど、お客さんのことより自分の成績優先の人だと「大丈夫です。」「全く問題ありません。」と言い切るのだとか。立場的に本当のことが言えない事情だけど、そこに迷いが無いから答える時も濁らないようですね。笑
これら営業マン達のことは責められませんから、やはり自分の家のことは自分で調べてみるべきです。これからオール電化にするのなら現在の消費電力+これから増える消費電力を計算し、契約するアンペア数とその基本料金を照らし合わせ、それで納得がいくのかどうか…でしょう。
↑太陽光発電の充電も原理は同じ。
オール電化に関してもう1つ。太陽光パネルと合わせて「蓄電池」を勧められることも多いかと思います。発電した電力を万が一の時に備えて溜めておけるから、蓄電池があれば停電時や災害時も普段と変わらない電気の使い方ができる、という口説き文句のアレです。
5年前、あれこれ調べた上で我が家には蓄電池を設置しませんでした。それから毎年、毎月たくさんの営業マンが「蓄電池の販売」に足を運んで来てくれますが、未だに設置していませんし、これからもしばらくの間は設置する気がありません。設定を依頼するならココ!という依頼先も決めてあります。
なぜ設置しないのか?と必ず営業マンに聞かれるのだけれど、なるべく進化して性能が高くなってから買いたいとか、価格の推移を見ていて安いタイミングを待ってるとか色々ありますが、最初に取り付ければローンも1まとめでそんなに苦では無いはずなのに、あえて取り付けなかったのは“実際にはろくに使えないものが多い“から。
ちゃんと蓄電してくれますし、蓄電した電気をちゃんと利用できます。粗悪品でない限り蓄電池の経年劣化や寿命も他の家で取り付けているものと特に変わりないでしょう。ですが多くの営業マンが(あえて)口に出さない事実があり、それが私にとっては「いらない」と思った理由でした。ちなみにこれを教えてくれたのはオール電化のお仕事をするコキアヘッドな彼。そうでなければなかなか知り得なかったかもしれません。
その内容は「発電してる電気も蓄電池の電気も本当に使えるけど、パワーコンディショナー[通称:パワコン]に付いているコンセント1〜2口からしか使えない」という事実。えっ…IHは?エコキュートは?照明や他のコンセントは?と色々とパニックになりそうだけど、はっきり言うとそれら全てが使えません。使えるのはパワコンに付いてるアレだけ。
↑パワコンのコンセントだけじゃあね…。
「停電時も使えます。」「災害時も使えます。」は間違ってないし営業マンは嘘は言ってませんが、実際は“使えるのはほんの一部であって家の中全部が普段通りに使えるわけではない“のだと教えてもらいました。仕組みも全て教えてもらって、あーなるほど、となったから設置はしなかったんですね(^^;)
だけどそれは5年前当時の話であって、今ではそれらの問題点をクリアしたものが出回っていますから、家全体とまではいかなくても「1階全域は使えます。」など色々なシステムがあるとか。もちろんあなたの担当営業マンがどのシステムを導入しようとしているのかは要確認しておかないといけませんが、それなりにちゃんと選べば「万が一の時も自宅は電気が使える。」というイメージ通りのオール電化には仕上がることになります(^^)
蓄電池1つで考えても、この蓄電池は1カ所にしか電力を供給できません、なんていう代物もあるそうなので気をつけてください。そんなこんなで慎重に考えてたら取り付けないまま5年経過してしまいましたが、取り付けなくて良かったと思ってます。ちなみに蓄電池が無くても発電していれば(無駄が増えるけど)電力はパワコンから供給することが可能。※パワコンの性能次第ではあるので要確認。
それと電気料金プランですが、せっかく電力自由化でそれぞれのスタイルに合わせて料金プランや会社を選べるようになってきたというのに、オール電化は“東京電力“のみ。東電に不満を感じているわけではありませんが、電気料金プランをほぼ選べない環境は残念に思います。これじゃ東電の一人勝ちな環境はほとんど変わってないとも言えますし、当然料金は他社より安くなることはないでしょう。そういう意味では売電収入があっても電力消費量によってはあまり特ではないという家庭もあるかもしれませんね。
時代、メーカーによって様々あると思いますし、これらの話が全てではありません。ですが5年間、様々な営業マンが来ては“本当は知ってるけどカマをかける“なんて探偵アルアルなやり方をしていると、その営業マン達の裏顔は汚い人ばかりでしたし「もう設置してもらう会社は決まってます。」と断ると恐ろしいくらいに手のひらを返す人もいます。
口説くスキが無いくらいはっきりと断ったことで「こいつは説得できそうにない」と悟り急に態度が変わった人の中には、丁寧に「ありがとうございました。また何かありましたら…」と立ち去り際も営業時と同じく丁寧な人より、「あーじゃあいいっす。」とか「なんだよ。無駄足か。」と嘘みたいな捨てゼリフで豹変する営業マンも多く、中には舌打ちしたり、何も言わずにクルッと背を向けて立ち去っていく人など、げんなりすることの方が多かったのが本音。
探偵としては「こいつ猫かぶってるのかな?」と話していたら予想通りだったりと勉強になることばかりだけど、普通に生活していたら不愉快にしか思わない営業マンばかり。9割の営業マンがハズレと考えて良いくらいでしたし、そんなところに頼むことにならなくて良かったとホッとする瞬間でもあります。成績に繋がらない結果になっても1割の方は最後まで丁寧で真面目な方でしたよ(^^)
会社に営業マンが来たり、営業アポイントの電話が来たりするけど、最近やたら質が悪いというのはアイビー探偵だけではなく多くの人が感じている模様。あの毒舌社長さんは「断ると面白いくらいムカつく態度のやつ最近多いですよ!」と折り返し電話でいじめ倒したネタを何度かしていましたし、あの穏やか社長さんも「断ると豹変して怖いよねー。」と相変わらずの穏やかコメントをしていました。笑
いつどこで繋がってくるかわからない、誰と繋がってるかわからない、どこでプラスになるかわからない、etc、だから断られても丁寧に繋げておくのは営業の基本のはずなのですが、そこまで考えていない営業マンが増えている様子です(^^;) そういえば営業マン当時、営業成績が悪い人は「断られたらそこはおしまい」みたいな考え方してたなぁ…だから成績悪いんじゃん…とは言わなかったけど(=^▽^)σ 営業かけられる側の気持ちも考えないと営業マンとしては論外ですね!
いつぞやの“よく来る悪質営業マンを追跡“する調査、実に楽しかったです。最終日には緊急的対応で警察官が来るまで足止めをしなくてはならない…ということで、私やザキさんを含め戦闘力だけで選んだメンバーで営業マン達を囲んで「うるせぇ、今から引き渡すから黙って座ってろ(ꐦ°᷄д°᷅)」とドS全開にできるお仕事、とっても性に合ってました(^O^)/笑
私達が探偵だとは気付いてない彼らは、えぇー!?何に引き渡されるの!?えぇー!?やばいところ!?みたいな怯え方をしていて、悪質な詐欺まがい営業マンの顔とは思えず、ドS心を鷲掴み!笑
会社の営業を利用して実は無関係な物まで一緒に売りつけていたということが判明しましたが、会社側は全く知らなかったようです。領収書など諸々を後で書き直して自分達が売りつけたものと分けていたため、会社も気付かなかったようですね。詳細は明かせませんが施工業者さんなのでパーツの細かいところまではお客さんは把握できません。この材料が何に使われたのか?なんてお客さんから聞かれることはないからバレないと思った…と証言した彼らは余罪が追求されていましたよ。
怪しい営業マンが来る…いつもの営業マンが少し妙に感じる…うちに来る担当営業マンを調べてほしい…などのご依頼あれば喜んでお引き受けしますので、その際はアイビー探偵までご相談ください。無料のドSお仕置きオプションは秘密ですよ(^_-)
次回更新日:9月24日
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